中国のニュースを翻訳してますが何か
中国という隣人
「反日教育」などないそうで
記者のレベルが低い。そう感じている人は何人もいますが、この記事はちょっとひどすぎる。これで上手く反論した気になっているのでしょうが、この程度の記事で「なるほど、その通り」と思う読者がいるから存在できるのでしょう。
「反日教育」は日本起源
http://world.people.com.cn/GB/1030/3243061.html
数日前、日本政府の外交を主管する高官が国会での答弁中、中国に歴史問題における「反日教育」の「改善」を要求した。何を言っているのか、訳が分からない。詳細に考えてみたい。いわゆる「反日教育」の「反日」には「日本の中国侵略に反対」「日本帝国主義を打倒」する意味も含まれた当時のものとは違う。現在の「反日」は日本のマスコミの言い方を使うと、「反日感情」となる。「反日教育」は反日感情教育とも理解できる。
ここで疑問に思うのは「反日感情」はどのように生まれたのか?筆者の結論はその発生源は日本である。
まず「反日教育」は日本で作られた言葉である。年配の方は小平が中日友好時に賠償請求を放棄し日本国民の負担を軽減して、軍国主義たちとの区別を図ったことを覚えているだろう。近年、中国は一貫して「歴史を鑑に、未来へ向かう」を主張し、友好的政策を堅持している。中国は「反日教育」をやったこともなく、実際の活動も無い。中国が「反日教育」を行っているとは、まさしく捏造である。
ちゃんとメモしておきましょう。「抗日記念館」を国中に乱立させて、日本への負の感情を今も生成しているのは捏造、友好的政策とは日本をミサイルの射程権に入れ、領海侵犯をしても謝らないこと。「歴史を鑑に」は日本以外には適用されない。
=====
次に、「反日教育」の「教員」も日本のものだ。2001年以前は『政冷経熱』ではなく、中日首脳の交流もあった。小泉が首相となってから、4年連続でA級戦犯の位牌がある靖国神社に参拝し、何度も中国人民の感情を傷つけた。これで反感が生まれないはずが無い。
「反日教育」の印象は小泉の参拝ではなく、第二次大戦当時の老兵の「扮装」である。これも中国の老人の痛みを思い出させ、若者を動揺させる。
理解する気もないでしょうが、位牌は神社にはないって誰かこのバカに教えてあげてください。これが1人じゃなくって結構いるから驚きです。記事に何回も事実ではないことが書かれ、誰も訂正しない。位牌の方がイメージしやすいから、読者のアタマに合わせているのだとしたら、仕方ないかも。
小泉が首相になる前から日本国総理は何度も参拝していましたが、その時は感情は傷つかなかったと。じいさんのコスプレで軍国主義を想起するのは朝日と中国人だけです。
=====
そして、「反日教育」の「教材」も日本から来ている。日本で使われている歴史教科書は4年に1度検定が行われるが、右翼の「自虐論」の圧力で、出版社は日本の戦争中の罪に関する記述を淡白にしたり、また削除したりしている。右翼はまた自身で歴史を歪曲した教科書を編纂した。今年は教科書検定の年で、韓国はこの問題に関連して抗議を行っている。
メディアと出版物は共に社会の教材であるが、日本の一部報道では「中国経済崩壊」「中国は分裂すべき」「日中戦争は中国を救うため」「経済カードを切って中国と対抗」的文章が絶えず騒がしている。これら「教材」は中国の読者の反感を買うだろうか?
日本の歴史教科書にどんな問題があるか、たまには全部指摘してみなさい。扶桑社の教科書の何ページの何行目が歴史を歪曲している、と。今回もなぜか検定前に出回ってますから、いつでも翻訳して読めるはずです。新華社通信は扶桑社版教科書の全訳をトップに掲載し、どこがおかしいのか指摘させればいいんですよ。
確か、中国の首相が「日本は20年後に滅びる」とオーストラリアの首相にいったはずですが、どっちの発言が重いですかね。「中国経済崩壊」など様々なケースを想定するのは当然のことで、日本への影響もゼロじゃありません。「中国は分裂すべき」は台湾高官と会談で出た石原発言かな。中国人は石原が好きなんですねえ。「日中戦争は云々」は初耳です。アジアの白人からの解放なら聞いた事がありますが。
=====
この「反日教育」に言及した高官は、北京の抗日記念館の展示形式についても要求を出しているが、あまりに非常識である。イスラエルのエルサレムには虐殺記念館がありその規模も展示形式も北京を超えるが、それは「反独教育」だろうか。原爆ドームは「反米教育」か。
「反日教育」の解消は難しくない。日本の「教員」と「教材」を自制できれば、「反日感情」は自然と減少していき、中日関係も改善や発展が見られるだろう。「反日感情」は日本国民に向けられているわけではなく、軍国主義を堅持する右翼に対してであり、また一部政治家の無責任な発言に対してである。
真実と捏造を同列に並べること自体が失礼な行為。捏造記念館に置かれている「鉄の証拠」は、どこか外国の調査を経ているものがありますか。
最後はいつもの軍国主義(=右翼)と妄言を繰り返す一部政治家は黙れ的結論です。こうやって右翼の台頭をさも真実かのように煽っているのは、余裕がなくなってるからですか。右翼がどのように危険か、軍国主義とは何なのか、ちゃんと説明している中国人が書いた記事はどこかにありませんか。
「反日教育」はしっかり日本人に向けられています。捏造記念館に行けば文句を言われ、日本人を殺した犯人はネットで英雄認定。これで区別とは片腹痛い。"http://japanpig.com/"なんてドメインはどう説明するのか。全員を敵視させる政策を取っていたのは周知の事実。反日感情は反日教育がすでに創り出していたもので、日本の最近の言動は関係ありません。責任転嫁は止めなさい。
全人代閉会後の記者会見で、温家宝が「台湾問題は純粋に中国の内政問題で、外国の干渉は受け入れないし望まない。しかし干渉を恐れない」と発言、中国人記者が大きな拍手で応えていました。これこそ「愛国教育」による13億総愚民化計画の成果です。こんなバカが記者なのですから、こんな記事しか読めない中国人が「反日」を「愛国」と思うのも無理は無いわけです。
「反日教育」は日本起源
http://world.people.com.cn/GB/1030/3243061.html
数日前、日本政府の外交を主管する高官が国会での答弁中、中国に歴史問題における「反日教育」の「改善」を要求した。何を言っているのか、訳が分からない。詳細に考えてみたい。いわゆる「反日教育」の「反日」には「日本の中国侵略に反対」「日本帝国主義を打倒」する意味も含まれた当時のものとは違う。現在の「反日」は日本のマスコミの言い方を使うと、「反日感情」となる。「反日教育」は反日感情教育とも理解できる。
ここで疑問に思うのは「反日感情」はどのように生まれたのか?筆者の結論はその発生源は日本である。
まず「反日教育」は日本で作られた言葉である。年配の方は小平が中日友好時に賠償請求を放棄し日本国民の負担を軽減して、軍国主義たちとの区別を図ったことを覚えているだろう。近年、中国は一貫して「歴史を鑑に、未来へ向かう」を主張し、友好的政策を堅持している。中国は「反日教育」をやったこともなく、実際の活動も無い。中国が「反日教育」を行っているとは、まさしく捏造である。
ちゃんとメモしておきましょう。「抗日記念館」を国中に乱立させて、日本への負の感情を今も生成しているのは捏造、友好的政策とは日本をミサイルの射程権に入れ、領海侵犯をしても謝らないこと。「歴史を鑑に」は日本以外には適用されない。
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次に、「反日教育」の「教員」も日本のものだ。2001年以前は『政冷経熱』ではなく、中日首脳の交流もあった。小泉が首相となってから、4年連続でA級戦犯の位牌がある靖国神社に参拝し、何度も中国人民の感情を傷つけた。これで反感が生まれないはずが無い。
「反日教育」の印象は小泉の参拝ではなく、第二次大戦当時の老兵の「扮装」である。これも中国の老人の痛みを思い出させ、若者を動揺させる。
理解する気もないでしょうが、位牌は神社にはないって誰かこのバカに教えてあげてください。これが1人じゃなくって結構いるから驚きです。記事に何回も事実ではないことが書かれ、誰も訂正しない。位牌の方がイメージしやすいから、読者のアタマに合わせているのだとしたら、仕方ないかも。
小泉が首相になる前から日本国総理は何度も参拝していましたが、その時は感情は傷つかなかったと。じいさんのコスプレで軍国主義を想起するのは朝日と中国人だけです。
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そして、「反日教育」の「教材」も日本から来ている。日本で使われている歴史教科書は4年に1度検定が行われるが、右翼の「自虐論」の圧力で、出版社は日本の戦争中の罪に関する記述を淡白にしたり、また削除したりしている。右翼はまた自身で歴史を歪曲した教科書を編纂した。今年は教科書検定の年で、韓国はこの問題に関連して抗議を行っている。
メディアと出版物は共に社会の教材であるが、日本の一部報道では「中国経済崩壊」「中国は分裂すべき」「日中戦争は中国を救うため」「経済カードを切って中国と対抗」的文章が絶えず騒がしている。これら「教材」は中国の読者の反感を買うだろうか?
日本の歴史教科書にどんな問題があるか、たまには全部指摘してみなさい。扶桑社の教科書の何ページの何行目が歴史を歪曲している、と。今回もなぜか検定前に出回ってますから、いつでも翻訳して読めるはずです。新華社通信は扶桑社版教科書の全訳をトップに掲載し、どこがおかしいのか指摘させればいいんですよ。
確か、中国の首相が「日本は20年後に滅びる」とオーストラリアの首相にいったはずですが、どっちの発言が重いですかね。「中国経済崩壊」など様々なケースを想定するのは当然のことで、日本への影響もゼロじゃありません。「中国は分裂すべき」は台湾高官と会談で出た石原発言かな。中国人は石原が好きなんですねえ。「日中戦争は云々」は初耳です。アジアの白人からの解放なら聞いた事がありますが。
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この「反日教育」に言及した高官は、北京の抗日記念館の展示形式についても要求を出しているが、あまりに非常識である。イスラエルのエルサレムには虐殺記念館がありその規模も展示形式も北京を超えるが、それは「反独教育」だろうか。原爆ドームは「反米教育」か。
「反日教育」の解消は難しくない。日本の「教員」と「教材」を自制できれば、「反日感情」は自然と減少していき、中日関係も改善や発展が見られるだろう。「反日感情」は日本国民に向けられているわけではなく、軍国主義を堅持する右翼に対してであり、また一部政治家の無責任な発言に対してである。
真実と捏造を同列に並べること自体が失礼な行為。捏造記念館に置かれている「鉄の証拠」は、どこか外国の調査を経ているものがありますか。
最後はいつもの軍国主義(=右翼)と妄言を繰り返す一部政治家は黙れ的結論です。こうやって右翼の台頭をさも真実かのように煽っているのは、余裕がなくなってるからですか。右翼がどのように危険か、軍国主義とは何なのか、ちゃんと説明している中国人が書いた記事はどこかにありませんか。
「反日教育」はしっかり日本人に向けられています。捏造記念館に行けば文句を言われ、日本人を殺した犯人はネットで英雄認定。これで区別とは片腹痛い。"http://japanpig.com/"なんてドメインはどう説明するのか。全員を敵視させる政策を取っていたのは周知の事実。反日感情は反日教育がすでに創り出していたもので、日本の最近の言動は関係ありません。責任転嫁は止めなさい。
全人代閉会後の記者会見で、温家宝が「台湾問題は純粋に中国の内政問題で、外国の干渉は受け入れないし望まない。しかし干渉を恐れない」と発言、中国人記者が大きな拍手で応えていました。これこそ「愛国教育」による13億総愚民化計画の成果です。こんなバカが記者なのですから、こんな記事しか読めない中国人が「反日」を「愛国」と思うのも無理は無いわけです。
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« 第8話~偽装~ | 第9話~信用~ » |
これって李鵬でしたっけ?よく聞く話なんですけど、ソースは何なんですか?
http://www.han.org/oldboard/hanboard5/msg/1608.html
かなり前に新聞で読んだ記憶があります。
もっと正確なソースをだせ、といわれても困りますけど。
痛いところを突かれたので調べてみたんですが、この話を李鵬がしたと誰が明かしたかが不明です。頂いた情報では李鵬は当時オーストラリアを訪問しておらず、そんな発言はオーストラリアではできないとの指摘がありますので李鵬の外遊歴を探してみたんですが、これも見つからず…石原がソースというのも確認できませんでした。都市伝説でしょうか?
ですが、江沢民の発言であることも確認できませんでした。ネットでは何となく「常識化」しつつあるこの李鵬発言ですが、Jonahさんの資料通りで石原都知事の作り話なんでしょうか。
この発言を引用した身としては、他人事のようで申し訳ないです。
もしかするとこの時の発言かもしれません。
まあ、推測ですけど。
江沢民と李鵬を間違えるほど石原がもうろくしてるとは思えないんですが、仮に石原のマッチポンプだとしたら大使館や本国から「事実無根である」との突込みがあると思います。私が知らないだけかもしれませんが。
「李鵬」「首相」が「オーストラリア」で
発言したというものなんですが。その時期も「80年代末期」だった気がします。
李鵬が首相だったのは88-98年ですからぴったり合うんですよね。いかにも言ってそうな気もするし。88年の発言が最近になって明らかになったという可能性もあるのかも。
しかし、本当に言っていたら、もっとマスメディアで取り上げられてもいいと思うんですが、あまり見かけませんね。やっぱり謎だ。
なお、おあいこというわけではないですが、石原氏は「日本は中国を分裂させて、分裂後のイニシアチブをとらねばならない」と言ってます(『諸君!』2000年3月号)。
ひょんなことからお騒がせしました。
石原都知事は10年以内に6つに分裂すると3月ごろに言ったばかりですね。確か台湾の偉い人相手だったかと。
というわけで、石原氏にメールを送って確認してみます。
その辺も石原氏にメールで尋ねてみようと思います。
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