水彩絵日記

額に入れて飾るような絵は描けませんが、身近な景色を水彩画に描いて、絵日記としてblogに上げます。

2022. 7. 2 : 観音埼灯台

2022-07-02 21:54:34 | 日記
 先月(6月)12日に息子と横須賀美術館・観音埼灯台へ行った。
 横須賀美術館は前から一度行こうと思っていたが、行く機会を得ずこの日になった。『フランス・モダン・ポスター展』は写真撮影可能で、ジュール・シェレ、ロートレック、ミュシャと見ごたえがあって、ゆっくり時間を過ごした。『谷内六郎館』は、体験していない景色でも懐かしさを感じる作品群を懐かしんでいる間もなく足早に観ることになった。
 美術館内のレストランは入店待ちの人々と席に着いて料理待ちの人もチラチラ見られるので、向かいの観音崎ホテルのレストランに入った。遅めの昼食をとり始めると、土砂降りの雨と雷。ゆっくりお茶をしていると、西の方から明るくなってきたので観音埼灯台へ。
 灯台の入り口資料館には過去の灯台の照明がいくつか展示されていた。昔はライトを回転させるために日に何度か重い分銅を人力で巻き上げていたとか。灯台の階段は人一人がやっと通ることができる幅しかなく、灯台上は数人で人が一杯になる。見学を終えて出てくると、受付の方が双眼鏡を貸してくれた。浦賀水道を行き交う船舶が間近に見えて、飽きない。初めて見た箱舟のような車両運搬船が幾隻か見られた。
息子:分銅を巻き上げる時以外、双眼鏡で浦賀水道を観ているなら、灯台守も悪くないな。
私 :灯台の在るところは人が来れない所で、維持する為の仕事がいっぱいあるよ。
   『喜びも悲しも幾年月』の映画を観てごらん。
   ※この映画で主人公が所帯を持った時の灯台は観音埼灯台であった。
 遅くなったので、観音崎公園の中を美術館の先のバス停【南谷戸】まで急ぎ、帰った。


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