モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

ハチジョウイチゴ

2021年05月13日 | 植物
学名: Rubus ribisoideus
 
 
 
 バラ科の低木で1.5mほどに成長し、花期は2~4月で下向きに開花し黄色い実をつけます。八丈島ではキイチゴをアビと呼びますが、ハチジョウイチゴは下向きについた黄色い実を電球に見立てて“デンキアビ”と呼ばれています。

 八丈島で確認できるキイチゴ属は、カジイチゴ,ハチジョウクサイチゴフユチチゴ,ナワシロイチゴなどがあり、ハチジョウイチゴも前者と同属となります。これは私の個人的な思い込みでキイチゴの「属」は、もう少し細分化されているのではないかと思っていたのですが、キイチゴ属で一括りとなっていたのがちょっと意外でした。

 八丈島では個人的に確認できていないのですが、似たようなキイチゴにモミジイチゴ,リュウキュウイチゴ,ヤクシマキイチゴなどがあり、何れも下向きに開花し黄色い実をつけます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の林道散策 | トップ | 2021年 梅雨 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

植物」カテゴリの最新記事