ちゃんと、しっかり、適正に、適切に、正しく、うまく、…

私の嫌いな言葉の上位に入る言葉群である。具体的に何をすれば「ちゃんと」なのかを説明する努力を怠っているだけか、または、実際何をすればいいのか分からないので、現場の判断に任せて現場に責任を押しつけ、成果だけは頂くという姿勢を明確にするときなどにしばしば使われる。

よって成敗、言葉は正しく使うのだ。

だぁ、しまった。自分で「正しく」と言ってしまった。ええと、要するにだな、具体的にどうやりたいか、どうやって欲しいかをお互い納得いくまで話し合うべきなのに時間がない、というときに便利な言葉なのだ。中間管理職的立場にいると言われる嫌さと言いたくなる気持ちが両方わかるんだよな。ふう、なかなか手ごわい言葉だった。

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