気持ちが悪いものを見てしまった。
<追記10/21>読売が編集するとこうなった。
『10/21 橋下派読売TVの【橋下徹vs在特会】の放送 - YouTube』
何らかの報道陣が入っている所で、権力を笠に着るような態度は政治家は普通はやらないものだが、これは彼にとって何の得にもならないだろう。
桜井氏は、橋下氏の傲慢、不遜ぶり、そして純粋に態度の悪さを最大限利用する戦略を前もってしっかり練って来るべきだったかもしれない。確かに人を小馬鹿にした表情を真正面から見てじっと耐えるのは誰でも困難だとは思うが。
橋下氏に「ヘイトスピーチとは何か」などと変に会話しようとするのはやめて、
橋下氏のヘイトスピーチ呼ばわりは事実と異なること、いかなる民族集団による日本国内における参政権等の要求も人種差別撤廃条約に違反していること、日本人に対する差別に日本人がNoと言っても許されるべきことなどに絞って、穏やかに話すと決めておけば、勝手に橋下氏が駄目になってくれたかもしれない。
恐るべき人種差別撤廃条約の真の姿に関しては、拙ブログの『「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」に関するトリミング報道 - 一人人海戦術』をご参照。
<追記10/21>
そうだった、どんなプロパガンダに仕上がったかを観測しなければ、「プロパガンダ技術」のカテゴリーの話題としては面白くなかった。
まず、心の広い橋下氏が凶悪な人間の話を聞いてやったという線で編集する方針で、
橋下氏が会見を求めたことを事実と反対に報道。これは誤報という名のねつ造でしょう。桜井氏の「なんで私を呼んだんだ」という発言は当然カット。
橋下氏が桜井氏を待たせて遅れて登場した部分もカット。
橋下氏の無礼な態度に切れて、桜井氏が「あんた」呼ばわりしたことに、橋下氏が声を荒げて「お前」等、暴言を吐いた部分はカット。いくらなんでも「うるせー、お前」は市長のセリフとは考えられないレベルだ。
橋下氏は桜井氏の質問には全く答えようとしないところはカット。
ほとんど唯一橋下氏が静かに話していた「民族とか国籍をひとくくりにしてな、評価をするようなそういう発言をやめろと言ってんだ」を採用。彼らの初期のデモはそれに近いものがあったようだが、この発言は現状とは異なるレッテル張りのようだ。
桜井氏が橋下氏の挑発に乗って声を荒げるところだけは結構採用。
そうすると、チンピラに絡まれても毅然としている橋下市長の出来上がり。
橋下「民族をひとくくりにしてしゃべるなっちってんだよ」
桜井「てことは、韓国人みんな差別主義者かい。」
の返しは面白かった。確かに、しょっちゅう「日本人は」って言われているような気がする。
『Yahoo!ニュース - 「今後は僕を攻撃すればいい」橋下市長、ヘイトスピーチ問題で面談の在特会に (産経新聞)』によれば、
なお、橋下氏は遅れて日和って来たようだが、ちょっと遅かったのではないか。
なぜ韓国人はすぐケンカ腰になるのか―韓国人もよく知らない韓国人の姿 | |
崔 俊植 (著, 原著), 田中 恵 (翻訳) | |
ベストセラーズ |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます