『はだしのゲン』の学校図書室での閉架を松江市に働きかけていたらしい高知市の中島康治氏のところに、あまりにも左翼率?の高いコメントが並ぶので、しかたがないからコメントした。
~自分のコメントを引用開始~
85. 「はだしのゲン」の問題点
まず、一般論としては、より多くの人間を虐殺した側が戦争に勝利することから、戦争に敗れた側の日本は、より多くの不当な濡れ衣が着せられていることは自明であることをお忘れなく。
教材として用いる問題点として、今まで挙げられてきたことを整理しておきます。
児童が自由に閲覧できる学校図書館に開架の形で置く問題点は、
残虐、性描写(強姦殺人)から閲覧に年齢制限が必要であることで、原爆の描写そのものの描写のこととは無関係です。
その他の問題点は、
誤りもしくは論争のある内容を注釈なく断定的に書いていること。
3000万人虐殺という数字は李白の「白髪三千丈」という詩的表現からくる根拠のない数字です。無政府状態で誰が誰を殺したか計数不能であったのだから仕方がありません。
最近、教科書でも「三光作戦」とは中国軍が呼んだ作戦名であると少しずつ訂正されるようになってきました。
コリアン、チャイニーズの強制連行を伴う強制労働のくだりも戦時徴用の実態とはかけ離れております。
これらは、「日本兵に殺されたらしいよ」などという伝聞の形態を取っているので、客観的に判断が出来る大人が読めば、ゲン(作者)がいっぱい吹き込まれているなと判断出来るのですが、児童には難しい。
また、それらに伴う名誉棄損(主に昭和天皇に対して)があることや、国旗国歌への侮辱と否定。
これも、客観的に判断ができる大人が(以下略)
(つづく)
LiX 2013-08-27 09:04:32
86. 「はだしのゲン」の問題点(つづき)
(つづき)
実は「はだしのゲン」最大の問題点は、原爆の惨禍を見せつけることで児童にショックを与えておいて、何故こんな原爆の惨禍を受けねばならなかったのかという当然の疑問に対して、日本軍が悪いことをしたからだと答えをポンと与えるところにあります。見事な洗脳教材です。
ここでの議論で明らかなように、大人になっても客観的に判断が出来るようにはそうそうならないもので、ましてや、児童にそれぞれ判断を丸投げせよという意見は、学校教育の否定でもあります。
さらに、表現の自由を侵すという指摘もありますが、学校図書館に「はだしのゲン」以外の漫画雑誌の単行本がどれだけあるかと言われれば、おのずと理不尽さが分かると思われます。
それから、作者、中沢氏が共産党と袂を別った段階で、ゲンがおかしなことを吹き込まれる過程を描いて頂ければよかったのですが、それがかなわぬ以上、細かい訂正、注釈、解説をつけた版を出すべきです。そうすれば、原爆の惨禍を赤裸々に描いた不朽の名作となりえるでしょう。
LiX 2013-08-27 09:06:38
~引用終了~
しかしだ。うっかり去年の古いエントリーにコメントしちゃったのよね。どうしようか。また、同じことを書くのもどうかとも思う。それはそうと、少年ジャンプのころの第一部だけ開架で、共産党のときの第二部だけ撤去とかできないものか。
それにしても左翼率?が異様に高い。現在、なでしこりんさん、りんごさん、などが参戦開始したものの、どうも今までのネットよりも人数的に偏っている。それとも、もしかして悪名高い団塊の世代が参戦か。それともダブハンが多数沸いているのか。
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