※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓
「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>」
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僕の住んでいる地域でもとうとう梅雨入りらしいですAndyです憂鬱だ。
さて、数あるローランドのMIDI音源・SCシリーズから今回取り上げるのは
1996年に発売されたSC-88proです。
同時期のYAMAHAのXG音源・MU90と何かと比較された本機、
キーボードマガジンでも両機を徹底的に比較!みたいな連載企画がありましたね。
スペックを書き連ねると長くなりますので、ここではさらっと。
最大発音数 :64音
パート数 :32
音色数 :1117音
ドラムセット数 :42
ユーザー音色 :256種類・ドラムセット2
パッチ :プリセット128・ユーザー16
音色モード :SC-55/SC-88/SC88Pro
SC-88は654音色でしたが、SC-88Proでは倍近く増えてます。
また、SC-88と同じ音色の「マップ」が用意されているため、
旧機種と同じような状態でデータを扱えます。またSC-55でもほぼ同じく再生できたと思います。
ただし個人的にはGS音源としては使ったことはなく、90年代後半にバンドでばりばり使ってました。
そのため、いわゆるGS(GM)音源としてはまともなレビューができません。どーもすみません。
バンド(ライブ)で使ったと言いましたが、当時は貧乏のため手元に機材が一台もない有様で、
DTMもたしなんでいたバンドメンバーに長期間お借りした次第です。
そんな訳で、借り物とはいえ非常に愛着のある機種です。
サンプリング周波数は32kHzと、スペック上ではさほどハイファイではないのですが、
特に気にならなかったです。この音源でB'zコピバンで大活躍しました。
高さは1.5Uと何とも中途半端でしたが、ハーフラックサイズでコンパクトだったため、
非常に持ち運びやすかったです。音色数が多く、多種にわたっていたのもよかったです。
そんなSC-88pro、当然後継機種がいくつか出ているのですが、
未だに愛用しているDTM愛好者も多いそうですね。
僕は、このSC-88proの印象の良さから、DTM用としてSK-88pro(鍵盤付モデル)を買うことになりました。
パネルのボタンデザインがほぼ同じにデザインされていましたね。
そちらの思い出話などはまた別の機会で。。