※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓
「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>」
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日々ぐずぐずですAndyです。
さて僕は最初に入社した会社で、(エレキ)ギター製作の様々な工程に携わったのだけど、
ギターのボディとなる木材を旋盤機で削っている際、左手の小指を機械に挟まれ、
小指の先を1cm近く失うけがをしてしまいました。
当時は鍵盤を始めたばかりで、けがにより3か月は両手で弾くことができませんでした。
その間はコード理論の勉強とかを中心にやってたと思います。
その後5mmほど生えてきて(笑)、いや生えてきたというより傷口が隆起してきて、
日常生活やピアノ演奏には支障をきたさない程度に元に戻っています。
そんな痛い思い出はさておき、左手小指というはピアノを弾く上で非常に重要で、
残っていてくれて本当にラッキーだったなぁと思います。
元々指が長かったこともあり、今でも左手でのオクターブ(8度)は余裕で届いてくれます。
これまで、バンドでキーボードは目立ちにくいという話をそれとなくさせて頂きました。
僕も若き頃、どうすれば音で目立てるかを考えた時、やっぱピアノで低音部をガーン!
と鳴らすのが、簡単かつ音圧も稼げるという考えに至りました。
低音部をオクターブで鳴らすという僕の癖は、当時加入していたB'zコピバンで、
ギターの音圧に対抗すべく、無意識のうちに身についたのかもしれません。
演奏時に左手でオクターブする場合、必然的に左手小指は最低音符(ボトムノート)
を打鍵することになります。またそういうポジションだと、それから5度、
オクターブ上のルートなどへと展開しやすいわけで、アルペジオも鳴らしやすくなります。
そんなわけで、左手オクターブ・左手アルペジオを使って低音部を展開する際、
左手小指は非常に重要なわけで、小指よよくぞ残っていてくれたという感じです。
イタい話ですんませんでしたー