goo blog サービス終了のお知らせ 

濡れてシビれて

日々のキーボードと電子楽器と音楽を自己満足で語るブログ

【Vol.115】左手小指の思ひ出

2013-04-30 19:50:50 | 音楽

※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓

 「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>
 


---

日々ぐずぐずですAndyです。


さて僕は最初に入社した会社で、(エレキ)ギター製作の様々な工程に携わったのだけど、
ギターのボディとなる木材を旋盤機で削っている際、左手の小指を機械に挟まれ、
小指の先を1cm近く失うけがをしてしまいました。


当時は鍵盤を始めたばかりで、けがにより3か月は両手で弾くことができませんでした。
その間はコード理論の勉強とかを中心にやってたと思います。


その後5mmほど生えてきて(笑)、いや生えてきたというより傷口が隆起してきて、
日常生活やピアノ演奏には支障をきたさない程度に元に戻っています。


そんな痛い思い出はさておき、左手小指というはピアノを弾く上で非常に重要で、
残っていてくれて本当にラッキーだったなぁと思います。
元々指が長かったこともあり、今でも左手でのオクターブ(8度)は余裕で届いてくれます。


これまで、バンドでキーボードは目立ちにくいという話をそれとなくさせて頂きました。
僕も若き頃、どうすれば音で目立てるかを考えた時、やっぱピアノで低音部をガーン!
と鳴らすのが、簡単かつ音圧も稼げるという考えに至りました。


低音部をオクターブで鳴らすという僕の癖は、当時加入していたB'zコピバンで、
ギターの音圧に対抗すべく、無意識のうちに身についたのかもしれません。


演奏時に左手でオクターブする場合、必然的に左手小指は最低音符(ボトムノート)
を打鍵することになります。またそういうポジションだと、それから5度、
オクターブ上のルートなどへと展開しやすいわけで、アルペジオも鳴らしやすくなります。


そんなわけで、左手オクターブ・左手アルペジオを使って低音部を展開する際、
左手小指は非常に重要なわけで、小指よよくぞ残っていてくれたという感じです。


イタい話ですんませんでしたー


【Vol.110】いつでも弾けると便利な曲

2013-04-25 20:05:47 | 音楽

※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓

 「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>
 


---

今日はいい天気で気持ちよかったですねAndyです。


今回は小ネタです。

リクエストを受けた曲を何でも即興で弾いちゃうピアニストさんっていますよね。
あれってすごい憧れてて、やっぱ小さい頃からやってて多分絶対音感もあって、
うらやましいなーと思うのです。


凡人である僕にそんなことはできませんが、いつでも弾ける曲をあらかじめ仕込んでおいて、
ここぞという時にさりげなく披露する、というのは練習すればできるかもしれません。


シチュエーションを想像してみましょう。例えば、

・スタジオでメンバーが誕生日の日に、「Happy Birthday To You」を演奏。
・ライブツアーで、MC中にそのご当地の有名ソング。
・クリスマスライブにて、MC中にクリスマスソング。
・夜スタジオで眠い時、「星に願いを」(→ディズニーの曲)。
・スタジオでお腹が空いた時、「キュービー3分クッキングのテーマ」。
・スタジオで険悪な雰囲気になった時、「ダースベイダーのテーマ」。


などなど。。考え出すと面白いなこれ。

思わず脱力しちゃう曲なんていいですね。

おしまい


【Vol.109】ゲーム音楽は捨てたもんじゃない

2013-04-24 20:30:33 | 音楽

※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓

 「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>
 


---

昨日は体調が悪くてお休みしてしまいましたAndyですそんな日もありますね。。


今日は個人的に好きなゲーム音楽のお話です。

僕がそもそも音楽に興味を持ったのは、もちろんシンセやバンドを始めるずっと前のことで、
TVで流れてた歌謡曲・アニソンなどなどがきっかけ。
いわゆる中~高校時代が“音楽に目覚めた”年頃という感じだと思います。よくある話ですね。。


姉が持っていたLPレコードや、当時出始めのCDとかから、カセットテープにダビングして聴いてました。
実際に弾いたり作曲したりという方面は、当時全く興味ありませんでしたが。。


その中でも、のちの僕の音楽性嗜好を決定付けるジャンルの一つに「ゲーム音楽」がありました。
中~高~大学生にかけてゲームにハマり、パソコン、家庭用ゲーム機、アーケードゲームなど、
幅広くやった覚えがあります。


そんな思い出深い「ゲーム音楽」の人生ベスト3を勝手に挙げてみたいと思います。
自己満足オンパレードですがどうぞー


★第3位
『聖剣伝説2』 (オリジナル:スーパーファミコン 1993年)
 スクエア(現スクエアエニックス)が発売したアクションRPG。
 “聖剣”シリーズといえば「2」が一番面白く(個人的見解)、
 音楽も非常に素晴らしいです。作曲者は菊田裕樹氏。特にフラミーに乗って空を飛ぶ時の
 BGMは秀逸で、BGMを聴きたいがために操作もせず、延々繰り返させて聴いてました。


★第2位
『グラディウスII』 (オリジナル:アーケード 1988年)
 コナミがアーケード向け発表した、人気シリーズの2作目である横スクロールシューティングゲーム。
 浪人生時代、毎日のようにゲーセンに通いプレイしてました。
 筐体によってはヘッドフォン端子が装備されているものもあり、よくヘッドフォン持参で
 ゲーセンに行き、熱い注目を集めていました(←と思い込んでいた)。


★第1位
『イースII』 (オリジナル:PC-8801mkIISR他 1988年)
 1位は、パソコン向けのアクションRPG・「イースII」です。
 特にこのゲームのオープニング曲はゲーム音楽の金字塔とも言われ、
 プロのバンドでレコーディングもされたりして、非常に有名です。

 個人的には、坑道のBGMやボスBGMも捨てがたい。。
 その流れで、同メーカーのソーサリアンとかイースIIIもいい曲満載です。
 当時のFM音源の音(とゆうかファルコム時代の古代祐三氏の音)、大好きです!





こうやって見ると、スーファミ、アーケード、パソゲーと、ハードも色々だなぁ。
スーファミは当時比較的高性能だったけど、それよりずっと前のゲームって
ハードウェア的な制約が多くて、グラIIもイースIIも数少ない音色で、
色々と独自の工夫とかしてたらしい。それでこれだけの楽曲を作れるのって本当にすごいな。
効果音とカブっちゃって、BGMが一瞬途切れるなんてのも懐かしい思い出です。


あとゲーム音楽って、曲が継ぎ目なしのエンドレスなところがよくて、
好きな曲は延々と聴いていられます。


そんなわけで、今日僕が電子音楽が好きなのは、そういった昔のゲーム音楽が
根底にあるからなのかもしれません。


【Vol.105】踏んで踏んで ~ペダル(ダンパー)のお話~

2013-04-19 20:24:19 | 音楽

※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓

 「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>
 


---

今日は寒かったですねコートしまっちゃったよAndyです。


さて今日はペダル(ダンパー)のお話です。
ジャンルにもよりますが、ピアノ演奏に欠かせないのが足元のペダル。
当然電子ピアノにもペダルがついていて、非常によく使うことになると思います。


アコースティックピアノの足元には通常3本のペダルが実装されておりまして、
左から「ソフトペダル」、「ソステヌートペダル」、「ダンパーペダル」
といいます。まれに中央のソステヌートペダルが省略された2本のものもあります。




そもそもソフトペダル、ソステヌートペダルは個人的に使いこなした
ことがないので、僕の口からは説明できませぬ。
一応原理は知っているのですが。。興味のある方は専門書をご一読くださいませ。


でもって電子ピアノ的には「ダンパーペダル」の使用頻度が非常に高いので
ここでちょっと取り上げてみます。電子楽器的には「サスティンペダル」とも呼ばれますね。


電子ピアノ(ステージピアノ)としては、「ダンパーペダル(サスティンペダル)」単体を
本体に別途接続することになります。


そもそもダンパーペダルとは、弦を響かせ、音を持続するためのものです。
グランドピアノの機構を見れば一目瞭然ですね。
ペダルを踏み込むとダンパーという部分がピアノの弦から一斉に離れた状態になるので、
鍵盤から指を離しても弾いた音が伸びたまま(弦が振動したまま)になります。


ここまで説明して、
「そんなの分かってらい」

と思った方、ですよねですよねーすみませんねー。


なお、シンセサイザーにもこのペダルを装着することができます。
使用にあたりポイントがありますので、また次回紹介したいと思いますー


キーボーディストよ目立て! ■■YAMAHA KX5

2013-04-18 20:37:23 | 楽器・機材

※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓

 「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>
 


---

そういえば昨日はシイナの日でしたAndyですすっかり忘れてた。。


今回ご紹介する機材は、YAMAHAのショルダーキーボード・KX5です。
1984年発売で、37鍵ミニ鍵盤、重量は3.7kgです。




小室哲哉氏がTM Network(もしくはglobe)のライブ時に使っていたことで余りにも有名ですね。
浅倉大介氏もaccessのステージで使っていました。
ギタリストのように前に出られる・動き回れるとあって、
キーボーディストのパフォーマンスの幅を広げてくれる夢のコントローラーです。


僕自身購入したり本格的に使ったことはありませんが、
楽器屋時代に何度か中古で扱っていて、特に高校生に人気だったのを覚えています。


そもそも同社の「KXシリーズ」といえば、音源を内蔵していないコントローラー鍵盤に冠されていた
モデルであり、KX88(88鍵ピアノタッチ鍵盤のマスターキーボード)とKX76を2段にして使っている
プロミュージシャンとかを、80~90年代によく見かけましたね。
MIDI信号を発するための鍵盤とスイッチのみが装備されている状態であり、
外部に接続するMIDI対応音源モジュールから発音させる仕組みになっています。


そんなわけでショルダーキーボードであるKX5も音源が入っていません。
お店で売っていた時は、
「これ音源入ってないので注意してくださいねー」
と必ず説明していました。それでも、、

「このままじゃ音出ないの? なんで??」
と目を丸くするお客さん(主に高校生)が続出。。無理もないですが。


ライブパフォーマンスでの使用が大半であり、当然MIDIケーブルも長く取り回すことになり、
当時売られていた10mのMIDIケーブルの用途は、
ほぼこのKX5で使うためといっても過言でなかったでしょう(笑


さて僕がかつて勤めていた楽器屋(アンディーズミュージック松本店)では、
小室氏直筆サイン入りのKX5を仕入れたことがあり、どのような売り方をしようか
店長と考えたりしました。


付加価値がついているのは確かだけど、それを価格に上乗せして販売するのもやらしい。。
かといって通常の中古相場で売るのももったいない。。
いっそのこと店内でオークション大会でもやろうか。。


色々考えた挙句、最後は店長の独断で、顧客を対象に口コミで希望者を募り、
くじ引きにて1名にタダで譲るという暴挙に出ました(笑)


まあその様子は、当時開設したばかりのお店のHPでも公開したのですが、
果たしてどれほどの宣伝効果があったのか。。


結局当てちゃったお客(これまた高校生)の一人勝ちみたいな感じでしたね。
そりゃもう喜んでましたが。。
お店の寿命を縮める遠因の一つとなったのではないかと今でも思っていますw


そんなわけで、小室氏がTMのライブで使ったオリジナルカスタムKX5
(通称:Tetsuya's Mind Control)とか、もっと色々書きたかったけど、
結局思い出話に終始してしまいましたね。。


今でも中古で流通してるのかしらん。。