濡れてシビれて

日々のキーボードと電子楽器と音楽を自己満足で語るブログ

【Vol.143】指はとがっているか

2013-05-30 19:59:36 | 音楽

※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓

 「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>
 


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晴れない日が続いてますねAndyです悶々。。


これまで偉そうに色々な鍵盤ネタを記事にしてきた僕ですが、
昨今は必ずしも毎日機材をいじったり、ピアノの練習をしている感じではありません。


特にピアノは毎日弾かなきゃなぁと思うのですが、会社の付き合いとか、
仕事上での勉強とかで、なかなか思うようにできなかったりします。
否、それは言い訳か。


そうはいってもライブが決まったりすると練習にも熱が入るわけで、
いわずもがなで集中して弾き込みます。ライブで悔いを残すのは嫌ですしね。。


さてピアノの世界でよく言われるのが、
「1日練習を休んだら、取り戻すのに3日かかる」
という格言。


この言葉はおそらく合っていて、指のコンディションを保つには
1日どころか朝晩必ずやった方がいいんじゃないかと思う時もあります。


鍵盤をあまり弾いていない時期は、指先がじゃがいもみたいな感覚なのですが、
ライブ前ともなると、指先はナイフみたいな感覚になってきます。
そういう研ぎ澄まされた感覚、嫌いじゃないです。というか好きです。


指のコンディションや鋭利な感性を保つためには、やっぱし毎日続けた方がよいのですね。はー



余談だけど、キーボードアレンジとかって深夜にやることが多くて、
「傑作思い付いちゃった!」
なんて悦に入ることが多いのだけど、1~2日寝かせてから再現してみると
「何この野暮ったいアレンジ。。」
などと絶句してやり直すなんてことがよくあります。


指の練習は毎日やるにこしたことはないのですが、作曲等の場合は、
客観的になるため、あえて時間を置くのも悪くないかもしれません。


DTM音源でもライブ! ■■Roland SC-88pro

2013-05-28 20:07:52 | 楽器・機材

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僕の住んでいる地域でもとうとう梅雨入りらしいですAndyです憂鬱だ。


さて、数あるローランドのMIDI音源・SCシリーズから今回取り上げるのは
1996年に発売されたSC-88proです。

 

同時期のYAMAHAのXG音源・MU90と何かと比較された本機、
キーボードマガジンでも両機を徹底的に比較!みたいな連載企画がありましたね。


スペックを書き連ねると長くなりますので、ここではさらっと。
  最大発音数 :64音
  パート数 :32
  音色数 :1117音
  ドラムセット数 :42
  ユーザー音色 :256種類・ドラムセット2
  パッチ :プリセット128・ユーザー16
  音色モード :SC-55/SC-88/SC88Pro



SC-88は654音色でしたが、SC-88Proでは倍近く増えてます。
また、SC-88と同じ音色の「マップ」が用意されているため、
旧機種と同じような状態でデータを扱えます。またSC-55でもほぼ同じく再生できたと思います。


ただし個人的にはGS音源としては使ったことはなく、90年代後半にバンドでばりばり使ってました。
そのため、いわゆるGS(GM)音源としてはまともなレビューができません。どーもすみません。


バンド(ライブ)で使ったと言いましたが、当時は貧乏のため手元に機材が一台もない有様で、
DTMもたしなんでいたバンドメンバーに長期間お借りした次第です。
そんな訳で、借り物とはいえ非常に愛着のある機種です。


サンプリング周波数は32kHzと、スペック上ではさほどハイファイではないのですが、
特に気にならなかったです。この音源でB'zコピバンで大活躍しました。


高さは1.5Uと何とも中途半端でしたが、ハーフラックサイズでコンパクトだったため、
非常に持ち運びやすかったです。音色数が多く、多種にわたっていたのもよかったです。


そんなSC-88pro、当然後継機種がいくつか出ているのですが、
未だに愛用しているDTM愛好者も多いそうですね。


僕は、このSC-88proの印象の良さから、DTM用としてSK-88pro(鍵盤付モデル)を買うことになりました。
パネルのボタンデザインがほぼ同じにデザインされていましたね。
そちらの思い出話などはまた別の機会で。。


【Vol.139】キーボード用のケーブル(プラグ/ジャック)について

2013-05-26 18:34:06 | 音楽

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昼寝しすぎましたAndyです。


ギターやベースと違い、キーボード用の音声ケーブルにはその形状によりいくつか種類があります。

形状が異なると当然物理的につながらないわけで、ここでは鍵盤奏者の守備範囲的な観点から、
音声用のケーブル/プラグ/ジャックの種類を紹介したいと思います。


なお、
ケーブルというのは機器と機器をつなぐ「線」の総称、
プラグというのはケーブルの先の「差し形状」、
ジャックというのは機器に装備されている「差し込み穴形状」
と思って頂いて差し支えないです。


プラグの種類
・フォン(モノラル)
・フォン(ステレオ)
・ミニフォン(モノラル)
・ミニフォン(ステレオ)
・RCAピン
・XCR(通称:キャノン)


この中でも、キーボード・電子楽器に特によく使われるのは「フォン」と「RCAピン」です。

「フォン」は一般的なシンセ等に多く装備されています。


シンセ側には大抵「L」・「R」と書かれているジャックがあるので、そこにフォンケーブルを
それぞれ差し込みます。


なお、LとRが一本のプラグに統合されているものが「ステレオフォン」です。
大きさはモノラルと同じですが、よく見ると真ん中に輪っかあるのが確認できるので、
判別できると思います。


ステレオフォンは電子楽器側では「PHONE」もしくは「HEADPHONE」と書かれていることが多く、
文字通りヘッドフォンと接続することが多いです。


フォンには、携帯用音楽プレーヤーなどに採用されている、小型の「ミニフォン(ステレオ)」
といったものがあります。機能的にはレギュラーサイズとほぼ同じです。



「RCAピン」は比較的小型の電子機器等によく採用されています。
民生用のオーディオ機器や、家庭用電子ピアノの外部OUTPUTでもよく見かけますね。
一般に「ピンケーブル」と呼ばれ、赤(R)と白(L)に塗り分けられていることが多いですね。




XCR(通称:キャノン)は、長大に延ばしてもノイズが乗りにくいという特性から、
主にPAの現場で採用されています。鍵盤楽器側でこの規格を採用しているのはごくまれなので、
キーボーディストは普段あまり意識することはないと思いますが念のため。。


今回は、非常に基本的なところをさらりと説明させて頂きまして。
詳しく知りたい方は音響・PA方面の専門書を読んで頂くことをおすすめします。


【Vol.135】「上手い」と「かっこいい」

2013-05-21 20:12:11 | 音楽

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夜暑くて早くも寝不足のAndyです。


自身のライブ後、お友達とかから
「上手いですねー」「かっこよかったですよー」
なんて言われたりすると、恥ずかしながらうれしかったりします。
実際、大して上手いわけでもかっこよいわけでもないのだけどね。


それでも、特に知らない人から声を掛けてもらうのは非常にうれしいわけで、
もっと頑張ろうなんて思ったりもします。ありがたや。


僕自身、見に行ったライブで感動した時、そのメンバーにこういった声を掛けることがあります。
また、見ていたライブの感想を、そのバンドメンバーから求められることもあります。

「Andyさん、俺の演奏どうでした? 正直に言ってください!!」

などなど。まー大体打ち上げの席でですね。



僕が思うに、演奏を技術的な「上手い」・「上手くない」だけでとらえると、
バンド音楽って堅苦しく、つまらなくなるような気がします。


「ミスは若干あるのだけどグっとくる」
「地味だけど、ものすごい凝った音作り・演奏をしている」
「ステージに立つだけで場の雰囲気が変わる」


みたいな、人とは違う存在感のある「かっこいい」プレーヤーにひかれます。
また、自分もそうなりたいと思っています。


機械(シーケンサー)のように正確な演奏をする人もいるけど、
案外記憶に残らなかったりするんですよね。もちろん上手いのはいいことですよー

というわけで、僕が個人的に言われてうれしいのは
「下手だけど味があるよね」

です(笑)。今度僕の参加するバンドのライブを見た方は、こんな感じで声掛けよろしくですーw



さてさて、プロのライブの場合だと終演後声を掛けることはなかなか叶いませんが、
もし声を掛けるチャンスがあったとしたら何て言うのがいいのかなー。ただし一言だけという縛りで。


「鍵盤上手かったす!」
でもいいんだけど、プロは上手くて当たり前であって、何だか上から目線みたいな気がして
個人的には違和感です。。だから、


「鍵盤かっこよかったす!」
の方が、言われた方もうれしいのかもですね。


【Vol.134】防音室について

2013-05-20 20:36:11 | 音楽

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好きな言葉は食べ放題ですAndyです。


今回は楽器演奏用の防音室についてです。
僕も一時期本気で購入を考えたこともありました。


電子楽器だったら夜間だろうといつでもヘッドフォンで練習ができるわけで、
音量についてあまり意識することはないと思います。
まー打鍵時のカタカタ音だけでも、傍にいる人にとっては気になるかもしれませんが。。


問題は生ピアノですね。深夜でも気兼ねなくアコースティックピアノが
弾けるというのは住宅事情的に実際難しいわけで、本格的な部屋の防音リフォームとなると
結構な大工事になりそうです。予算もそこそこかかるでしょう。


そこで登場するのが後付けの組立式防音室。
YAHAMAのアビテックス辺りが有名ですね。部屋内部屋といった感じです。
http://jp.yamaha.com/products/soundproofing/



一口に組立式防音室といっても、管楽器奏者とかが立って行なう0.8畳なんて
コンパクトなものもありますが、アップライトピアノを入れることを想定すると、
最低2畳くらいあるといい感じです。


本体価格としては、2~3畳用で120~200万円(新品)辺りと、結構幅があります。
これに組立費、運送費などの諸費用が加算されることもあります。
中古のものも結構出回っていて、それらを選択すると3割ほど価格が落ちますね。

ちなみに、3畳だったらベビーグランドも何とか入りますね。


あと、防音室を設置すると「音が全く聞こえなくなる」と思われがちですが、
実際は、一般住宅用の防音室だと結構外に漏れます。
まあこれはしょうがないですけどね。


所感ですが、2畳でアップライトピアノだと、当初は結構な圧迫感があります。
こうなったら慣れるが勝ちなので慣れてください(笑


購入を検討する際には、ピアノ専門店と相談を重ね、じっくり選んでみてください。