父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
最初から読まれる方は、バックナンバー2011年11月からお読み下さい。

54 約20年前の斜体部脊索腫の論文から

2013年08月02日 18時35分22秒 | 脊索腫掲載のサイトから
斜体部脊索腫の治療経過中に認められた脊椎脊索腫の1例
(「CiNii 論文PDF-オープンアクセス」から全文読めます)



1994年の論文ですから、
最初の手術から、既に20年経過しています。

造影MRIで、転移腫瘍を発見していること、
完全摘出は困難だが、摘出後、放射線治療をしていること、
ゆっくり増殖する腫瘍と考えられていたが、極めて早い速度で増殖したこと、
化学療法は無効、
移植骨の腫瘍細胞への浸潤、
移植骨の放射線壊死の危険性、


これを読んで、
現在の状況と全く変わっていないことに、
憤りを感じます。

リニアックが、重粒子線・陽子線に変わったことくらいでしょうか。。。



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