私のマーチにとってはかなりの贅沢品、新品純正ダンパーを買いました。
以前フロントダンパー上部のストラットインシュレーターを交換した際は、
ダンパーが元に戻るまでの時間も（ギリギリ）大丈夫そうだったのですが、
つい先日再度チェックしてみると、私の力でもスルっと押し込める状態にまでなっていました。
あまりのヘタリ具合にショック・・・ などとオヤジギャグのような事を思いつつ。
こちら前後新品にする決心がつきました。
今までのホワンホワン状態を考えてみると、
ただ車の挙動に合わせ、伸び縮みしていただけなんだろうなぁと推測。
このマーチ自体が４万円でしたので、今回のダンパーは車体代くらいの贅沢品。
もしも５００万円の車だったら、５００万円もの足廻りを組んじゃう事になるんだ～
と、偉くリッチな気分につい小躍りしそうになってみたものの・・・？
車体の4万円はただの中古価格なので、根本的な間違いに気づく。
今までブッシュ類を新品にしてみたり、ちょっとした部品の交換をしてきました。
応急処置的にだましだましやってきましたが、やはり騙しでしか無かった。
どうせガッチリ交換するなら一度にやれば良かったのに、と今では思ったりもしますが、
車の下に潜るのは好きだし、しばしば下廻りのチェックも出来たので良しとします。
今回はステアリングシャフトのタイロッドエンドも同時に交換しました。
タイロッドエンドの後方に、装着後の新品ダンパーが映ってます。
今回ボルト＆ナットも新品になりまして、金色（真鍮色？）に輝いてるのが嬉しいです。
分割式ブーツも映ってますね。 こちらは漏れ等は無く経過も良さそうです。
左下の写真はタイロッドエンドの新旧比較です。
好奇心から古いブッシュ部分を割ってはみたものの、新しい物は勿体なくて見られないので、
このグリスの残量が、多いのか少ないのかさっぱり解らないバカ。
ナイフを汚してみただけの図↓
色々と試行錯誤中ではありますが、これでギコギコ音が治まり、
乗り心地もかなり変わりそうな予感にニヤニヤしています。
近々もうひとつ、強化（？）パーツを取り着ける予定です。
足廻りのギコギコ音を少しでも軽減させたくて、ロアアームの交換をしてみました。
今回手に入れた中古ロアアーム。
新品にするか、かなり迷いましたが・・・
この中古のロアアームのブッシュの状態がパっと見良さそうなのと、
予算的な都合から、中古で我慢。
実際見た目だけでは、本当の状態なんて分かりませんが、
付いていた車の走行距離から見て、多分今のよりは良い状態だと信じてみる。
少しでも改善すればＯＫ、ハズレだったら再挑戦するべし！という気持ちです。
今回はタイロッドエンドセパレーターまたはボールジョイントセパレーターといった
特殊工具が必要です。
こちら今回使った物↓
こちらの工具、上部が若干薄めに作られているとの事です。
今回必要となる箇所はとてもスペースが狭かったので、
少しでも肉厚な物だと、工具自体が入らなさそう。
ブレーキ周辺やドライブシャフト等まで全て取り外す事となりそうでしたので、
薄めの物でやってみます。
圧力を加えて外す事になりますが、
場所が場所だけに、なるほど！と感心してしまうほどめちゃくちゃ固い。
押し出すような仕組みになっています。
テーパー部分はかなりがっちりとはまっていて、
外れる時にはバキッ！といった衝撃音があります。
一瞬、工具の方が壊れたのかと思うほどの音でした。
実際外れた部分のテーパーの角度を見てみた所、
がっちりはまるのが不思議になるようなユルイ角度なのですが、
良く出来てるなぁとシミジミ実感致しました。
取り外したロアアームのブッシュ部分を見てみたところ、かなりヘタってます。
ゴムもカサカサで枯れた色。
やはり今回新しく取り付けた方のが、状態は格段に良いようです。
ギコギコ音の軽減になる事を願いつつ、リフレッシュ計画始動しました。
注：記事内イラストのロアアーム付近の品番は、現在の物とは違っている可能性があります。
イラストは古いです。