今回はK11のプチ・メンテです。
先日の記事の足回りブッシュ交換等はなかなか気軽には出来ませんが、
今回は主に室内の大掃除も兼ね、気軽に異音予防できるものを書いてみます。
ピラー等の内装のキシミ音対策では無いのが申し訳ないですが、
今回のは力も特殊な工具も要りませんので、とても簡単に出来ます。
ディーラーに行った際 「呼吸をすると、ギーギーと異音がするのですが・・・」 と、
まるでお医者様に言いそうな事を相談してみました。
シートベルトの問題なの? はたまた座席自体が古くなってきしんでいるの?
発生場所が特定出来ずにいたのですが、K11にはそういう症例が今までにも有るとの事で、
早速対策を教えて貰いました。
シートベルトの留め具(メス)内のグリスアップで直るとの事なんです。
え、ほんとに・・・??
グリス注入場所は赤丸の部分の2箇所です。
粘度の無いサラサラとした潤滑油で良いとの事でしたので、
私はCRC556を使ってみました。
シートベルトのオス部分は着脱の際に洋服に触れる事もありますので、
潤滑油を注油した後は何度か着脱し、キレイに拭き取っておいてください。
結果どうだったかと言いますと、ギーギー音が見事に無くなりました!
これだけの事で解決してくれて嬉し~い。
妙な質問だなぁとは思いましたが、聞いてみて良かったです。
せっかく室内にCRCを持ち込んだので、ウインカーのレバー稼動部分にもシュ~
ワイパーの方は段階的に動かしながらやったほうが良いとの事です。
ついでにドアのヒンジ?蝶番の部分にもシュ~
給油口の蝶番
アンテナ自体とアンテナの接合部等々。
こちらは2ケ所ネジ留めしてありますので、プラスドライバーさえあれば開きます。
雨に濡れる事の多い箇所ですので、
一度サビ取り掃除がてら開けてみるのも良いかも知れません。
他にも稼動部分は沢山ありますが、比較的しょっちゅう動かす場所に注してみました。
またドアの鍵穴や、ドアのキャッチ部を少し掃除して潤滑油を注しておくと開閉も軽くなります。
ステアリングの異音の場合は音の原因が色々と考えられるので、
こちらは素直にディーラーに頼んでくださいとの事です。
異音が気になり、古いな、ボロイな・・と感じ始めると車への愛情も薄れてしまいがち。
滑らかに動く、異音がしないというのは思っていたよりもストレスが減りました。
注入の際、周囲についた潤滑油のふき取りは念入りにしておくと良いと思います。
後でベタベタしてきちゃいますからネ。
勿論、抵抗や異音が全く無い場合は潤滑油など注す必要はありません。
あくまでもちょっとした予防メンテです。
私のマーチも色々な所が滑らか~な感触になりました。
さて、次は室内のホコリが目立っているようですので、
年の瀬の大掃除をしに洗車場に行ってまいります!
あ、そういえば、今日はクリスマスイブなのですね~~
昨年のイブは、私はマーチのミニカーを一人家の中で走らせて遊んでおりましたが、
今年は実際に車に乗るので(洗車場まで)、これは進歩なのでは!?
いや・・・なんか・・・ (´Д`) ちょっと違う気も・・。
皆様メリークリスマスです♪
久々に、真打マーチの登場です。
車の調子が良いので、すっかりさぼっておりましたが、
最近フロント足回り部分からギコギコ音が発生。
マンホール通過でもゴツンゴツンと衝撃を感じるようになりましたので、
原因を探りにディーラーに相談しに行ってきました。
一番怪しいと思われるのはダンパー上部のブッシュではないか?とアドバイスを貰い、
今回は下記写真の赤枠部分 「ストラット インシュレーター」 という名称の部品を
交換してみる事にしました。
写真の方は新旧比較になっていますが、左の黒い方が新品です。
灰色のは取り外した旧製品となります。
この部品は外側が金属ですが、中にゴムが入っています。
中のゴムが傷んでくると異音も鳴りやすくなってくる、との事です。
実際に外した物を手で振ってみたら、カラカラカラ・・・と音がしていました。
勿論新品はそんな音はしないので、明らかに中のゴムが硬化しているようです。
部品自体のお値段は、ひとつ1700円程度。
それって一体、車のどこら辺についているの?と思われる方は下の写真をご覧ください。
赤丸部分です。
ピョコっと顔を出しているのがお分かりになりますでしょうか?
ここは各々、12ミリのナット2本で留まっています。
この下にサスとショックがくっついているという事になります。
作業はサスとショックを取り出し 上部を分解し、新品への交換です。
今回のDIY作業は少々慣れが必要な部分がありますので、
サスとショックの扱いが分からないという方へは安易にお勧めは出来ません。
でも日頃整備工場で何かと見て貰っているのに、なかなか異音が消えないという方は、
「ストラット インシュレーターの交換で異音は消えませんか?」と、試しに聞いてみるのも
良いかと思います。
我が家の場合は、実際こちらを交換したら乗り味が変わりました。
段差超えも滑らかな感触になりましたし、異音が出なくなりました。
この安い部品の交換で直らなかったら、少々お高い他の部品交換も考えておりましたが、
とりあえず気になっていた異音が無くなったのでホっとしています。
*注*
車によって異音の原因はここだけではありません。
ひとつの可能性として捉えて頂きたいと思います。
案外ちょっとした部品交換で乗り味が戻ってくるものですね。
今回作業ついでに、エンジンオイルの交換とブレーキフルードのエア抜き&補充、
タイヤのローテーションと、サイドブレーキの調整も済ませました。
うちは結構頻繁にオイルや液体の交換をしているつもりですが、それでもかなり汚れています。
ここ数年(距離)やってないな~というマーチ君がいたら、是非交換してあげてくださいナ。
私も少しずつ疲れた部品を新品へ換え、K11マーチを大切に乗っていこうと思っています。
今回、異音の出所をアドバイスしてくれた皆様ありがとうございました。 (´▽`)
作業を頑張ってくれたダンナにも感謝。
またまた旦那車R32の作業を手伝ってきました~
今回はフロントのBNR32純正キャリパー&ローターを、ER34純正キャリパー&ローター
へ交換する作業です。
旦那号の装着していたキャリパーを、以前オーバーホールした際の満腹感も忘れ、
ウキウキ気分で新品を購入しました。 (↑その1) (↑その2)
~本日やる事~
・BNR32キャリパー&ローターから、ER34キャリパー&ローターへの交換
(ER34キャリパーをBNR32に取り付けるには、事前に専用のナットの圧入が必要です。)
・マスターシリンダーのオーバーホール
・16インチタイヤ交換、組み換え8本 (←これが鬼)
・エンジンオイル交換など・・・
自宅にガレージがあれば、時間制限の問題も無しなのですが、
うちは自宅から少々離れたレンタルガレージを借りてやります。
与えられた時間は、お昼から陽が落ちるまでの約半日。
上記の作業にともない、ブレーキフルードの交換やら何やらと、
やらなければならない事がちょっと多すぎやしないかい?という気もしつつ・・。
作業は分担でやるのが一番効率的ということで、旦那はメインのキャリパー交換。
私はタイヤの組み換えをやる事にしました。
まずはジャッキアップし、すぐにエンジンオイルを抜き始めます。
ウマは絶対的に必須アイテムです。
その間にタイヤを全て外し、組み換え作業へ。
装着してあるフロントキャリパー&ローターを外し新品を装着。
マスターシリンダーを外し、クリーナー洗浄、内部のピストンを新品へ交換。
ブレーキフルードを入れエア抜き、エンジンオイルを入れる。
組み換え済みのタイヤを戻し、ブレーキの効き具合をチェックして完了。
書く分にはとても簡単そうな流れなのですが、現場はてんやわんやでした。
私のタイヤ交換では 「ビートがさっぱり引っかけられませ~ん!」 などなど・・・。
まぁ素人仕事ですので、コツをつかんでいないせいもあり、
思ったように行かないのが基本です。
作業がなかなかはかどらないと、制限時間も非常に気になってくるのですが、
タイヤの組み替え後、ちゃっかりアルミホイールの裏側まで洗浄しちゃったりして、
余裕かましてます。
私が8本のタイヤ達に翻弄されている中、気がつけばメインの作業の方は
マスターシリンダーのO/Hまで進んでしまっています。
肝心のキャリパー交換作業時はほとんど手伝えていません。
これを見に来たのに、知らぬ間に終わっちゃった~~ (ノД`)・・ウウ
しかし何かと時間も押してしまい、どんどん先に進めていかなければならない状況です。
時間が迫ってくると人間ってスゴイものです。
いつもは1本持つのも重いなぁ、と感じていた16インチタイヤをですね、
そんなに大柄でもない私が、片手に1本ずつ計2本持ってるんですよ。
それで小走りしても、不思議と落としたりはしません。
「なんだ、私ってこんなに力持ちだったのか~~」 と意外に思いましたが、
心のどこかで何か違和感も感じておりました。
右手に空タイヤ、左手にアルミ単体、そんな状態で旦那の目の前をワタワタと
通ったりもしていたのですが、特に何も言われませんでした。
しかし案の定、家に帰ってきたら妙にタイヤが重くなってて運べません。
疲れもありますが、タイヤがいちいち重さを変える訳もないので、
「火事場の馬鹿力」って程ではありませんが、やはり感じ方の差なのでしょう。
旦那が無関心だったのは、本人の作業の方がそれどころじゃない状態だったようです。
それに男性の感覚だったら、たいした事でも無いのか・・・ちぇ。
その日の夜は体中がギシギシと言い出しまして、
思わず腰や肩にCRCを注入したくなる程でした。
筋肉痛が当日にきたので、早めで良かった~などと少し思ったりもして。
作業を見ていなかったので、詳しい記事が書けずに残念ですが写真だけ。
こちらローターが入っていた箱です、箱の作りはピザっぽい ・・・中身は、かなり硬そう。
無事に装着出来た状態です。
BNR32用を見慣れていたので、まずはその大きさに感動です。
新品ならではの美しさもありますが、造型が美しい~ ホレボレします。
ブレーキの効き具合は、格段にアップしたようです。
だからと言って手放しで、じゃあかっ飛ばせ!とは言いませんが、
しっかりと止まれるようになったという安心感は大好きです。
うーーん、マーチにも付けたいぞ!
-- 注 --
キャリパー等の重要保安部品をDIYでいじる際は、
最悪の場合、その日は車を置いて帰らねばならない事が充分有り得ます。
それは精神的負担にもなりますが、置いて帰る事やプロに頼む事も選択肢に入れてくださいね。
その場合、事前に利用するレンタルガレージの了解も必要になってきます。
「今日は車で帰って来られないかも知れない」 と覚悟を決めてから行う必要がありますが、
これは同行者にとっても同じ認識が必要となります。