今回は旦那の車の整備手伝い編です。
マーチでは無くて、R32のGT-Rです。
古い車のため、色々な箇所が気になります。
手がかかる作業は、マーチよりもこちらの方が断然多いです。
今回手伝ったのはブレーキホースの交換と、キャリパーのオイルシール交換。
GT-Rの純正フロントキャリパーにはピストンが4本。
リアはピストンが2本。
うちの場合、以前のキャリパーOHが不明なので、
今回は様子見として、ピストン自体の交換はしませんでした。
ちなみに、よく通う日産の自動車部品会社にて聞いてみた所、
フロント用ピストンは1本3,000円だそうです。
フロントだけで両方で8本必要になりますので、24,000円。
キャリパー自体のお値段は、ひとつ47,000円だそうです。
(↑こちらはフロント、勿論ピストンセット済み)
ASSY交換には憧れますが、ちょっと考えてしまうお値段です。
作業としてはキャリパー自体を外してから、エアを使ってピストンを出しました。
なかなか同時に4本出すのが難しく、苦労します。
ピストンが傷つき錆びが出ていたり、経年などで歪んでいる場合は、
すんなり出てこない事もしばしば。固着は恐ろしいですね。
もちろん今回の作業でもピストンとシリンダー内部には絶対に傷をつけないように、
注意しつつ作業しました。
戻した後にちゃんと可動しないと、ブレーキが効かなくなってしまいます。
汚くてスミマセン・・・
キャリパー内部に残っているブレーキオイルにまみれ、グリースにまみれ。
写真が撮りたいぞ!と思う時には、だいたい手が大変な事になっていました。
カメラがデロデロになりますので、作業中の撮影もどうなんでしょう。
ブレーキホースの交換は純正の古い物から、社外品に換えました。
ブレーキの効きが良くなる事を願っています。
私は以前、自動車のブレーキ部品屋に勤めていた事がありまして、
こんな汚れる作業でも、ブレーキ関連は興味深く楽しめました。
取り扱っていた商品ですので、部品名や役割が分かるのはありがたい事です。
(相手が何を言っているか分からないと結構ツライ)
でも、はっきり言って普通はつまらないと思います。
もしもお宅の旦那さんに手伝ってくれ~と頼まれても、ちょっと冷たいようですが、
始める前だったら、お断りしちゃってOKだと思います。
ブレーキはとても重要な部品ですし、やはり作業も大変です。
もう既に始めちゃってたら・・・諦めて頑張るしかありません。
あ、でもブレーキオイルのエア抜きくらいは手伝っても良いですね。
エア抜きキットが無い場合、1人では出来ませんし。
ペダルを踏んであげるくらいはたいした労力ではありませんが、
オイル抜く方やって、と言われたら「なんでそっち!」と速攻断わりましょう。 (´▽`)