名張川が刻む雄大なV字谷の両岸に見事な梅林が見られるのが月ヶ瀬梅林である。
江戸時代には約10万本の梅の木が成育され、渓谷一面、ウメで埋め尽くされた
ようであるが、昭和44年下流に高山ダムが建設され渓谷は水没しました。
しかし梅林の植え替えや造成によりダム湖を通しての現在のすばらしい景観を
つくりだしている
梅林を世間に知らしめたのは、この地を訪れた多くの文人墨客たちであり
近世では頼山陽、松尾芭蕉、山岡鉄舟、近代では伊藤博文、福沢諭吉、井上馨らである。
きかくろうという宿には彼らの残した書画があり、3月1日~3月31日まで公開されている。
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