何処かへ旅に出ようと
準備をしていて
ああ、部屋を片付けなきゃと
掃除を始めて
洗濯物たたまなきゃなぁと
のろのろ動く
おなかへったなぁと
パスタを茹でて
雑誌読みかけだったと
パラパラとめくる
気が付くと夕方
今日は一日、ひきこもり。
ただただ、だらだらと。
準備をしていて
ああ、部屋を片付けなきゃと
掃除を始めて
洗濯物たたまなきゃなぁと
のろのろ動く
おなかへったなぁと
パスタを茹でて
雑誌読みかけだったと
パラパラとめくる
気が付くと夕方
今日は一日、ひきこもり。
ただただ、だらだらと。
地下鉄での帰り道。
ちょっと遅い時間だったので、あと数分でいつも使う出口が閉められてしまう、そんな時間でした。
少し急ぎ足で出口に向かっていると…
後ろから地下鉄職員のおじさんが歩いてきました。
おじさんは愉快より歩幅が大きいため、スグに愉快を追い越し、先を歩いていきます。
ふと見ると、おじさんの手には「出口を封鎖するロープ」。
いかん!このままでは先を行くおじさんに出口を封鎖されてしまう!
そう思い、さらに急ぎ足。
なんとかおじさんに追いつきました。
しかし、おじさんは速度をゆるめません。
それどころか、少しずつ、早足に。
それを越えるべく、さらに早足になる愉快。
走ればいいのに、なぜか競歩のよう。
さかさかとデットヒートを繰り広げる愉快とおじさん。
タッチの差で、愉快一着でゴールイン。
勝った!
と喜びを噛み締めつつ、地上への階段を登り、途中で振り返ると…
おじさんは階段下で待機。
後から歩いてきたひとも、出口へと向かってくるではないですか。
早歩きの意味なし。なんとなく、敗北感。
ああ、私は何に負けたのでしょう。
ちょっと遅い時間だったので、あと数分でいつも使う出口が閉められてしまう、そんな時間でした。
少し急ぎ足で出口に向かっていると…
後ろから地下鉄職員のおじさんが歩いてきました。
おじさんは愉快より歩幅が大きいため、スグに愉快を追い越し、先を歩いていきます。
ふと見ると、おじさんの手には「出口を封鎖するロープ」。
いかん!このままでは先を行くおじさんに出口を封鎖されてしまう!
そう思い、さらに急ぎ足。
なんとかおじさんに追いつきました。
しかし、おじさんは速度をゆるめません。
それどころか、少しずつ、早足に。
それを越えるべく、さらに早足になる愉快。
走ればいいのに、なぜか競歩のよう。
さかさかとデットヒートを繰り広げる愉快とおじさん。
タッチの差で、愉快一着でゴールイン。
勝った!
と喜びを噛み締めつつ、地上への階段を登り、途中で振り返ると…
おじさんは階段下で待機。
後から歩いてきたひとも、出口へと向かってくるではないですか。
早歩きの意味なし。なんとなく、敗北感。
ああ、私は何に負けたのでしょう。