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目指せ!パリのローカルガイド

パリをお散歩しながら、生活しながら見つけたあれこれを紹介します。

オルセー美術館、リュクサンブール公園

2020-07-18 23:19:00 | パリ散歩・観光
こんにちは!あおいです。

今日はまたパリ散歩(^-^)オルセー美術館とリュクサンブール公園に行ってみます。今日も快晴。始発の82番のバスに乗ってトコトコと向かいます。こちらはトロカデロ庭園。
そういえばバスは今までコロナ対策として運転席と座席の間が封鎖されていてチケットが通せないためタダ乗りができちゃう状況でしたが、最近はバスによってはアクリル板が付き、今までのように前乗り、後ろ降りができるようになりました。が、まだ全部のバスがそうではないのでアクリル板があるバスだと正直なんか損した気分になっちゃいます( ^_^ ;)少しずつ体制は整ってきましたが、それでもアクリル板が付いてても後ろから乗り込んでる人も多々いますね( ^_^ ;)(笑)。皆さんはちゃんと前から乗ってあげてください、今パリの公共交通機関の財政ヤバいっぽいので…( ^_^ ;)

セーヌ川通過〜。

エッフェル塔の周り。だいぶにぎやかです。

アンバリッドで下車。ここからオルセー美術館までは徒歩25分ほど。天気がいいから歩いても気にならない距離(^-^)

信号機逆さまになってる(笑)

到着〜。

お昼だからかもしれませんが全然並んでないです。私は一応ネットで12時から事前予約してましたが、その場でもたぶん混んでなければチケットは買えそうでした。

荷物検査もスイスイ通過。

チケット売り場無人!

いよいよ入場〜。やっぱり人は少ないですが、それでもぼちぼちいるなという印象。

オルセー美術館はもと駅舎なのですが、それを感じさせる立派な時計。

ミレー作「落ち穂拾い」。地上階にある絵。

オペラ・ガルニエの模型。こういうミニチュアみたいなの好き〜(^-^)

鏡の間。

細かいところまでしっかり再現されてます。

こちらはオペラ・ガルニエの天井画の下絵。今はシャガールの作品に置き換わってますが、もともとは違う画家のもの(この下絵の作品)だったそう。

なんと!2階が封鎖されています( °_° )工事してるっぽいです。いつまでって書いてないけどかなりかかりそう( ^_^ ;)この階にある作品の一部は別の階に移されているそう。

地上階も一画丸々工事中でした。こちらは2021年春までとのこと。こういう状況だからここぞとばかりに工事してるのかな( ^_^ ;)

こちらは企画展のコーナー。

ジェームズ・ティソというナント出身の画家の展示です。

ご本人。

展示室は一通になっててところどころこんな風にカーテンで仕切られています。

写真だとわかりにくいですがまるで人が浮き出ているかのように見えます。

「浴槽のラ・ジャポネーズ(日本人女性)」ティソはジャポニスムをいち早く取り入れた画家でもあったそうです。

「日本の品々を眺める娘たち」

「日本の品々を眺める娘たち」その2。
「船上の舞踏会」。


「カルカッタ号の甲板で」

近くで見ると絵の具が光にあたってキラキラしてるように見えます。

「10月」きれいなお姉さん(^-^)

この作品も

まるで生きているかのような。引き込まれます。わんちゃんもかわいい(^-^)



「パリの女たち、サーカスの恋人」

そこに息づいているかのような視線や表情が印象的な作品が多かったです。

もうひとつの企画展。

Léopold Chauveauというアーティストの企画展。本人のお孫さんから作品が寄贈されたのを機に開催されているとのことです。

彼はもともとお医者さんでしたが、独学でアートを始め50代でアーティストとしてのキャリアに専念するようになったとのことでアーティストとしては遅咲き。

彫刻や絵だけではなく、子供向けの小説や短い物語も書いたそう。

キャラクターとして生み出されたモンスターたち。

ここはポンピドゥーセンターか?と思うような謎の木(笑)これも物語に出てくる世界観なのでしょうか。このアーティストの作品を知ってる人にとってはおもしろい展示なのかなと思いました。


さていよいよ5階の印象派の展示へ。

ここも普段じゃ考えられないくらい空いてますね…。のんびり見られるからありがたいですが。

シニャックの作品。きれいな点描画。この前の光のアトリエでも使われていた作品。

こちらはスーラの作品。

スーラの作品その2。点描画ってなんだか幻のように消えてしまいそうな、やわらかい印象で個人的には好きです。

ルノワールの作品。

モネの睡蓮。

これ見てたらめちゃくちゃジヴェルニーに行ってみたくなりました。

ルノワールの作品。田舎と都会で踊るカップルが対比されるような構図になってます。

こちらもルノワールの作品。家にコピーがあるので見慣れた作品(^-^)

マネ「草上の昼食」大きな作品も人が少ないので全体をじっくり見られます。

モネの大聖堂シリーズ。こんなふうにまとめて写真撮れることがかつてあっただろうか(いや無い、と思う(笑))。

同じ大聖堂を、違う時間帯で見た様子を描いた作品とのこと。



ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」ざわざわとにぎやかな喧騒が聞こえてきそうな作品。

モネ「散歩、日傘をさす女性」

こういう風景画も見てると気持ちが穏やかになって好き。こういうところでのーんびりぼんやりしたい(笑)

巨大な時計の奥にモンマルトルとチュイルリー庭園の観覧車が見えます。またチュイルリー庭園に移動遊園地が来たみたいです。

またモンマルトルも行こーっと。

ポスト・印象派の作品も今は5階に来ています。



ゴッホとか

ゴーギャンとか。「タヒチの女」は留学で見て以来久しぶりに見つけました。ずっとここにいたのかな?

こちらはOdilon Redon という画家が自分のパトロンにお城の壁を飾る絵を描いて欲しいという依頼を受けて制作したもの。「ダイニングルームを幻想的な花で囲うようにしたい」という意図の元作られた作品です。

壁一面の絵画。

確かにどこか夢の中のような不思議な気持ちになる作品。



なんとなく日本っぽい要素もあるような?


アートの知識がない私ですが、のんびり2時間くらい芸術鑑賞して過ごしました。オルセー美術館は規模も大きすぎず、展示されている作品もどこかで見たことあるような作品が多いので見応えがあります。いい時間を過ごせました(^-^)
お次はお気に入りのパン屋さんへ。
相変わらずいい天気&だいぶ暑くなってきました。

ビュシ通りという細い路地。

なかなかにぎわってます。

なんか藤の花みたいなのがあるレストランに大行列ができてました。

Maison Sauvage。有名なお店なのかな?

お目当てのパン屋さん到着〜。目の前はマルシェが開催されてます。が、14時半くらいだったのでもうだいぶ片付けしてる最中。

Maison d'Isabelle。これだけでブログ書いたので詳しくはこちらへ↓↓↓
https://blog.goo.ne.jp/aoigingerlove417/e/3e4739225a688e465d360b8fb61608e9

おいしいパンを買って最後の目的地のリュクサンブール公園へ。途中パンテオンがお目見え。

リュクサンブール公園前のレストラン。あちこちにでっかいテディベアが座ってる(笑)

こ、こんにちは〜。

で、公園到着〜。

お花がきれい〜。

座れるとこもあちこちにあります。ここらで一休み&遅めのお昼ご飯。

とっても広い公園です。



立派な花壇もあるし

大きな噴水もあります。奥に見えるのはリュクサンブール宮殿。

白が目に眩しい(笑)

かっちりカットされた木のふもとには

座れる芝生スペース!

日光浴してる人多し(*´罒`*)

時間帯によっては日陰もあるし気持ちよさそう。

森みたいなスペースもあります。

明るいし広いし、文字通り市民の憩いの場ですね(^-^)

帰りも82番のバス1本で帰れます。エッフェル塔のそば通過。この路線なかなか観光向けかも(笑)

家の近くでイチイの木を見つけました。

この実ちっちゃい時よく食べてた!(笑)試しにひとつ食べてみたらあの懐かしい甘い味(^-^)まさかここで出会うとは。

いい天気の中お散歩し、芸術に浸り、美味しいものを食べ、自然を満喫した大充実の一日でした。旅行しなくてもこんなに満足できるなんて。なんだか最近パリを再発見してます。去年はけっこう仕事が忙しかったからなー…。今年はまだそこまで忙しくはないのでしばしこの時間を満喫したいなと思います(^-^)


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