日々雑感  ~ 青亀恵一

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見える化

2006-05-08 08:33:13 | 社会
聞き慣れない言葉だが、「見える化」を導入することによって、
売り上げはそのままでも、
利益を伸ばしている企業が増えているということだ。

「見える化」とは、すべてを誰ででも良く分かるように見えるようにし、
個人の改善能力、組織の協力体制を伸ばし、成果を上げていくものである。

スーパー「コニー」は、売り上げ微減、利益倍増。
キャノンも7年間で、売り上げそのままで、利益10倍という。

「見える化」は、小さなことも、誰にでも徹底的に見えるようにする。
そうすることによって、問題点が見えてくる。
見えることによって、問題点の解決が早くなり、他の部署からの応援や改善提案、そして、ムダを省き、合理的に成果を得るということである。

この手法は、元々工場等の生産現場では、以前から取り入れられていた。
特に、世界に名だたる企業では・・・・。

ある企業では、立ったまま事務処理をし、立ったまま会議をするという。
足腰が強くなると同時に、無駄な時間を浪費しないようになるという。

しかし、上からの指示で、ああしなさい、こうしなさいという手法は、
日本では受け入れられていない。
過去に、失敗例が多い。

上からの指導ですることは、どうやったら問題が見えるようになるか。
どうやったら自分でその問題を分析できるかである。

そうすれば、
自分で問題を見つけて、
自分で解決策を考え、
自分自身で決めるという
自発的改善に至るという。

この「見える化」は、製造現場だけでなく、
いろいろな場でも応用が効くのではないかと考える。

情報公開・住民参画と「見える化」、
根は一つのように思えるのだが・・・。


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