東京一極集中の危険性

東京一極集中の危険性


昨日の朝のNHKのラジオ番組で、
有識者による今後のデータ分析がなされていた。

仕事しながら聞いていたので、記録をとっていないが、
内容は、東京は人口も生産力も伸びる。

しかし、今後は東京以外の地方都市でさえ、
人口減少、生産力の減少による衰退が避けられない。
ましてや、地方の町村にいたっては、
それを上回る苦境の時代が予想されるということであった。

総論であり、すべての自治体に当てはまるとは思えないが、
最大の要因は、東京一極集中ではないか。

今回のクレーン船による送電線損傷事故による停電で、
東京は大きく麻痺した。
幸い、お盆休みであったということで、被害が少なかったと思われる。
クレーン船1台の事故によってこれほどの被害がもたらされる。

悪意あるものが、複合的テロを仕掛けてきたらどうだろう。

また、予想されている東海大地震が、
予想を超えたものだったらどうだろう。

日本は機能不全をおこす。
すべてがそこに集中しているから。


これは、危機管理の問題であり、
東京の機能を補完するところがないということ、
不安を感じる。

今回の単純なミスによる停電事故であるが、
教訓とすべきことは大きい。

首都機能は、東京でなくてもと。
かえって東京にない方がいいのではないかと思う。

以前、首都機能を周辺に移転するというようなことを聞いたことがあるが、
その後の動向はどうなったものやら・・・


東京は、日本の首都ではなく、
東京国なのかと感じることもままあるが・・・・

また、東京のエゴも、時々、垣間見える。