日々雑感  ~ 青亀恵一

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「しかるべく・・・・」発言

2009-07-05 00:00:00 | 政治
「しかるべく・・・・」発言

最近気になる言葉、言葉というより
発言と言ったほうが良いのかも知れないが・・・

その言葉は、「しかるべく・・・・」である。


「しかるべく時にしかるべき人をと考えていました」
と内閣の補充をした。

内閣の補充をしたというより、
党内人事をあきらめさせられたアリバイ作りに、
新閣僚を2名指名したといったほうが良いのかもしれないが・・・


いずれにしても、
しかるべき時のしかるべき判断だったのだろう。


「しかるべき」とは、調べてみると、
【然る可く】のことらしい。

その意味は、(副詞的に用いて)適当に。よいように。

「適当に」とは、「いい加減に」という意味ではなく
「適切に」という意味と理解する。

その場、その時に応じて適切に対応するということであろう。


このときの判断は、どちらの「しかるべき」であったのだろうか ?

推して、知るべしである。


多くの国会議員にしかるべくして選ばれた人の
しかるべく発言・行動を、
しかるべくして選んだ人がこき下ろしている。


確かに選択は、よろしくなかったのだろう。
しかし、それが最善の人材であったのだ。


人材不足は、地方のみならず、
中央のここでもあったということか?


いずれにしても、
しかるべくして選ばれた人の
しかるべく発言・行動によって、
国民は、
さらに大きな政治不信を味わわざるを得なくなった。


判断力や決断力は、
リーダーには不可欠な資質である。


そして、それは、危機に陥ったときこそ、
より重要な資質であろう。

遭難しかけた船の船長の判断ひとつで、
その船の安否が決まる。

船長は、脱出用ボートのことが頭から離れない。

いざという時には、アレを使おう。


そして、船底で働く船員は、そのことを知らない。

ただ、操舵室の船乗りだけが、自分の席を確保したがる。


今、平成大改革のときであろう。

ピンチとチャンスは同居する。


ピンチということは、
今までの手法では、間に合わないということである。

新たな手法に踏み出すチャンスである。


そのためには、
それぞれの責任を全うすることから
始めなければならないだろう。

それには、しかるべき選択も含まれよう。



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