日々雑感  ~ 青亀恵一

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あしなが募金(2)

2006-05-23 10:17:10 | 社会
あしなが募金(2)

5月3日に、母の日父の日あしなが募金キャンペーンについて書いたが、その中間報告が、毎日新聞に載っていた。
毎日新聞では、活動をサポートしているのでしょうか、5月に入って今回で3回目の特集である。

その記事から抜粋。

「母の日・父の日・あしなが募金キャンペーン」に、多くの支援が寄せられています。
母の日の14日まで約1カ月間で集まった寄付は約770万円に達し、早くも昨年実績を上回りました。
キャンペーンは6月18日の父の日をはさんで、8月まで受け付けます。
中間報告を兼ねて、届いたメッセージの一部を紹介させていただきます。 【板垣博之】

☆花に代えて
福岡県宗像市、篠原和子さん(53)
毎年、母の日にお花を贈っていましたが、今年は募金することにしました。
母も快く賛成してくれました。
一家の大黒柱を失ってどんなに大きな悲しみかと思います。
弱者に優しい社会であってほしいです。
経済的な理由で、教育の機会が奪われることのない社会であってはしいと思います。

☆勉強続けて
東京都港区、パク・ソョアン・スックチャさん(46)、娘の綱島莉理さん(11)
「なぜ勉強する必要があるんだ」という子供たちが多い中、厳しい状況にもかかわらず、「勉強を続けたい」と強い思いを持っていらっしゃる皆さんは素晴らしいと思います。
「勉強したい」子供たちはサポートしたいです。
それが自分の子供でなくてもそう思っている親は多いですので、気兼ねなくいろいろな方からの経済的、精神的サポートを得て勉強を続けて下さい。(パクさん)
私は嫌いな理科や社会を一生懸命やっていい成績を取ることを目指します。
お兄さん、お姉さんもたくさん勉強してお互いにいい学校に入りましょう。
(莉埋さん)

☆恩返しに
群馬県、女性(82)
50歳ころまで生死の岐路に立ったことも一度ならずありました。
こんなに長生きするとは夢にも思いませんでした。
たくさんの方々の数え切れないくらいのお助けがあったお陰です。
直接恩返しができない分を、世の中に何かの形でお返ししたいと心がけてまいりました。
貧者の一灯、どれほどのお役に立つほどのものでもありませんが、心ばかりの送金をさせていただきます。

☆亡き母を思い
北九州市、工藤由紀子さん(49)
5月11日は母の命日。
7年過ぎても母を思わない日はなく、母の日はつい涙してしまいます。
幸い母は私が43歳の時に病死でしたので生活に困る事はありませんでした。
育英会の遺児の方は、今日からも困るという生活を余儀なくされた方も大勢おられるでしょう。
笑顔で前を向いて自分の人生の主人公として歩んでいって下さい。


あしなが育英会事務局も「感激」
あしなが育英会の工藤長彦事務局次長は「一般の人から見れば景気が良いとは言えない中、多くの方から寄付をいただき、親のいない子供たちへの熱いエールを感じて、感激しています。
手紙やメッセージは機関紙などを通じて子供たちに伝えたい。
心のこもったメッセージは、何よりの大きな励ましになります」と話しています。

現金書留、郵便振替にメッセージを添えて活動は8月末まで続きます

募金の送り先は現金書留の場合、〒102-8639東京都千代田区平河町1の6の8、あしなが育英会。
郵便振替は、
00140-1-541731、あしなが育英会です。
どちらも「母の日・父の日・あしなが募金」と明記してください。
8月末まで受け付けます。問い合わせは同育英会(03・3221・0888)。
寄付金は遺児たちの奨学資金に充てられます。
郵便振替や現金書留で送金の際、寄付への思いや、奨学金を受けて頑張る学生たちへのメッセージなどをお寄せください。
(以上新聞記事より)

あしなが育英会HP
http://www.ashinaga.org/index.php


こういう募金は、心の発露です。 
出来る範囲で、することに意義があります。
お金のある人がすれば、いいじゃないかということもあります。
それも大切ですが、すべてお金の額で解決するようでは、悲しい社会です。

笠さんは、私のブログを見て、さっそく家族で話し合って、募金をされたそうです。
ありがとうございます。
少しでいいから、心を込めてできることをする。
その積み重ねの社会でありたいと思います。

文中「貧者の一灯」とは、
まさしく、それを言い当てた、
すばらしい言葉です。



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