初診や再初診で来院した患者さんの治療を始める前に問診、視診、触診等を行ってX線撮影診断を行います。
歯の半分以上は歯茎に隠れているので歯の神経(歯髄)、歯根の状態や歯周病の状態を診るためにX線撮影を行います。
虫歯、歯周病の初期段階(歯髄まで影響しない虫歯や歯槽骨まで影響がない歯周病など)はX線を撮影しないときもあります。その様な初期の虫歯、歯周病は自覚症状がないので、来院の動機にはなりにくいですが。
C1~C2の治療、単純な歯石取り以外はX線撮影が必要です。
歯の神経の治療を行うときは2回以上撮影します。
通常の治療で治療前、治療中、治療後と3回は撮影するでしょうか。
症状が改善しないときは適時、追加撮影をしています。
撮影したX線写真は法律で5年間の保存が医療機関に義務づけられています。
以前は「X線撮影をしないで治療して欲しい」という電話の問い合わせがありましたが、ここ最近はないですね。
あおば歯科医院では「撮影の必要性を認めれば撮影します」と答えていましたが。
福知山動物園にて
一番の驚きは奥から猿の赤ちゃんを抱きかかえて来た女性が動物園の職員ではなく常連客?だったこと。
檻の中にも単独で出入りしていたので。