メタルコアの話

先日の治療中の話なのですが、


歯の神経の治療が終わり、今日は型を取りますと患者さんに言い歯型を取った。
次の予約の日に出来上がってきたモノを接着して、少し削ってまた、歯型を取りますと患者さんに言った。
患者さんに前回歯型は取ったのに今日も歯型を取るのかと言われる人がいます。
たまに怪訝な顔で聞かれることもあります。

スタッフ共々説明が至っていなかったのかとミーティングの時に話し、ブログに書いておこうと思いました。

一回目の型取りで作製したモノがメタルコア（歯台築造）です。

神経の治療を行った歯は虫歯や神経の治療の結果、歯冠やその内部が大きく削れています。
無くなった歯の部分を補うために補強をします。それが歯台築造です。


前歯のメタルコア








奥歯のメタルコア








歯台築造には樹脂（レジン）とピン（ポスト）を使う方法もあるのですが、
歯の外壁がしっかりしていないと虫歯になりやすいので、そのような時は歯形を取ってメタルコアを作製します。
当院ではメタルコアを使うことが多いです。


メタルコア等で補強した後、形を修正して今度は被せモノ（クラウン）の歯形を取る。
出来上がったクラウンを調整して接着してその歯の治療は終了となります。

夏期休暇のお知らせ

明日１２日から１７日までお休み致します。

休日夜間歯科救急診療の案内


一日早く休んでいるような感じですが。

１８日月曜日は午前１０時より通常通り診療致します。





８歳の誕生日（８月８日）の猫助

歯がしみる

季節柄、冷たい飲み物を飲むと歯が痛むような...
冷たい物で歯が痛んで歯医者に行くという人は多いと思います。
冷たい物で歯が痛むのは虫歯の初期症状の一つなのですが、
痛む原因は虫歯ではなく、「知覚過敏」なのかも知れません。

当院でも冷たい物で歯が痛む患者さんの何割かは虫歯でないことがあります。

歯が痛む仕組みとかは小難しいので好きな方は検索してください。


大まかに分けると歯ぐきに問題があるタイプ（歯周病）と歯に問題があるタイプでしょうか。


まず、歯石を取り、歯をクリーニングする。
これだけで症状が改善する方が半数以上です。
歯石を取ることによって歯ぐきの腫れをなくす。→歯周ポケットを改善する。
→露出していた歯根が歯ぐきに被われたり、密着がよくなる。
クリーニングをすることによって唾液中の各種イオンが歯の表面に作用してしみにくくなる。

と言うことらしいです。


歯と歯ぐきの境目が凹んでいることがあります。
虫歯の時もありますが、樋状欠損になっている時があります。
歯ぎしり、食いしばり、乱暴な歯磨きによって樋状欠損になるようです。
削れているので、物理的に歯質を修復すると症状は改善します。

樋上欠損が原因でしみている場合は樹脂（レジン）で適切な形に修復します。
歯ぎしり食いしばりが樋状欠損の原因の時は樹脂は脱落しやすいですが。


しみる歯に薬品を塗ることもあります。各種薬剤があります。
単独で使用することは当院ではあまりないです。


以上を繰り返し行っても治療前に比べたら症状は軽減したが、完治しない患者さんもいます。
最終治療は教科書的には歯の神経を処置するのですが、
患者さんには説明の上、現状でメインテナンスしてもらっています。


冷たいモノで歯が痛むようなら、歯科の受診と定期検査を受けてください。

８月ですね～

８月になりましたね！！！
もうすっかり夏になりましたね。
夏といえば、海！花火！お祭り！など楽しいことがいっぱいです！


そういえば、今年の淀川花火大会は８月９日（土）にあるみたいです。
関西を代表する花火大会みたいです。

何度か行ったことがあるのですが、
今回はオープニングからすごいみたいです！

楽しみですね☆☆☆

暑さ対策も万全にして、花火大会に挑もうと思います。

みなさん熱中症などには気をつけてくださいね

水分補給もしっかり忘れずに！！