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だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

文句はない

2007年05月12日 01時15分49秒 | 
『音楽で食うつもりなんかねーの。そのために頑張ったりしないっつーかさ。そのかわり、食うためにはなんでもやる。文句あっか?』  (「愛と青春の成り立ち」 作:川崎ぶら 画:秋重学)  執筆はなんのため? お金のため? それとも別ななにかのため?  なんて会話をつい最近、お世話になっているサイトでちょっとだけした。  なぜちょっとかというと、質問が少し漠然としていて、質問者の意図がわかりにくかったか . . . 本文を読む

プロの証

2007年05月11日 00時38分43秒 | 
『プロなら、弾のチョイスにも気を配らないと』  (「THE EDGE」 著者:長沢克泰)  今日はちょっとした偶然から、あるものの修理の現場に立ち会うこととなった。  それ自体はたいしたことじゃないんだけど、プロの修理屋さんが色々な道具を使って物を解体していく作業が、見ていて楽しかった。  その馴れた手つきと道具の多彩さに、さすがプロ、と思ったものだ。  『THE EDGE』はかなり古いジャン . . . 本文を読む

そばで支えている。

2007年04月12日 01時59分16秒 | 
 二本目は『オーバードライブ』  僕はこの作品に出てくる『大和武』が大好きです。  去年の1月31日のブログを読んでもらえればわかると思いますが、最初っから大好きでした。  現在彼の物語が続いています。レースをしながら、彼の過去が徐々に明かされていっています。  そんな中で、今週の話の最後にこんなあおり文句が載りました。 『宝石のような、過去なのに、思い出すたび、胸が痛くなる。  そのわけが、 . . . 本文を読む

本を読む楽しみ

2007年03月23日 00時54分03秒 | 
『作り手は常に新しい面白さを提示しなければならない』  (知人に言われた台詞)  先に上げた『蛇足3』を書きながらずっと思っていたこと。  『箭疾歩』が真につまらないな、と自分で思う理由。  それは本を読む楽しみ、というものについてまったく意識していない点だと思う。  僕が小説を書く理由は読書が好きだからだ。本を読むのが好きで、面白い物語が好きで、そんな話を自分も生み出してみたい、と思ったか . . . 本文を読む

ダイヤモンドは砕けない

2007年01月17日 01時13分49秒 | 
『私は弱いので、  悲しみに出遇ふごとに自分が支へきれずに、  生活を言葉に換へてしまひます。  そして堅くなりすぎるか  自堕落になりすぎるかしなければ、  自分を保つすべがないやうな破目になります』  (寒い夜の自画像 作:中原中也)  去年の末ぐらいから、朝起きるのが苦痛だった。  それは眠いというのもあったけど、実際には違う理由だったんだ。  今朝、その理由に気づいた。  僕は不安だ . . . 本文を読む

永遠の

2007年01月01日 19時03分18秒 | 
 増えたカテゴリーの二つ目が『楔』  これは僕の心にグサッと突き刺さった楔のような名台詞を紹介していきます。  第一回目は台詞はこちら 『私に会ったな』  (「魔界都市ブルース」 著者:菊地秀行先生)  これは魔界都市ブルースというシリーズに出てくる主人公『秋せつら』の名台詞。  実はこの主人公二重人格でありまして、自らを『僕』と呼ぶ人格と、自らを『私』と呼ぶ人格が存在します。  普段は『 . . . 本文を読む