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現役時代のポジションと監督のタイプ

2021-10-14 20:52:19 | 日記
日本代表クラスになると30歳を超えても現役バリバリという選手もいますが、一方で30歳を迎える前に現役を引退する選手も数多く存在しています。
プロの世界は厳しい、言葉ではわかっていても実際にその世界に身を投じていないとわからないことも多いように思います。

余談ですが、我が子をプロサッカー選手にしたい、そんな願いを持つ親御さんを休日のサッカーグランドではよく見かけます。
「〇〇のセレクションに受かりました」「〇〇のトレセンに選ばれました」
「中学生になったら強豪クラブチームに入る予定です。高校はまだ決めていないんですけど、静岡学園ってどうなんですかね?」
目を輝かせて語るパパの姿を見るにつけ、プロサッカー選手にたどり着けるのはその中のどれだけいるのか考えたことがあるのかな?
他人のことながら子供の将来を冷静に見つめられているのか不安に感じることがあります。
指導している側は知っています。プロになる選手は「最初からモノが違う」と。

話を元に戻します。
ちょっと乱暴な計算になりますが、Jリーグでは、A契約と呼ばれる1人前のプロ契約を結ぶ選手は1チーム原則25名まで。
例年のチーム数である18チームの場合、J1のA契約選手は450名ということになります。
この中に外国籍選手が各チームに5名ずついるとすると、日本国籍の選手は360名
23.歳以上はA契約を締結する選手と仮定して、日本国籍選手分の360名の枠を23歳から30歳までの8歳の範囲で均等に埋めるとすると、1歳あたり45名です。
この45名にいろんなポジションの選手がいるわけですが、仮にオーソドックスなポジション比率(GK9%(1名)、DF36%(4名)、MF36%(4名)、FW18%(2名))で選手が存在しているとするとGK4名、DF・MF各16名、FW8名、+1名ということになります。

要するに各学年においてそのポジションをやらせたら、日本で上から4番目以上の位置にいる選手でなければ、J1のプロとしては生き残っていけないかもしれないのです。
加えて、実際には荒木のように23歳未満でも彗星のごとく現れる実力の高い選手も毎年のように出てきます。
激しい競争の中でポジションを確保し生き残っていくには、そのポジションに最も適合した、研ぎ澄まされた才能をもっているものしか生き残っていけない世界だということがこんないい加減な計算でも一応想像できます。

そして今回のテーマである監督を務める人物は、この厳しいプロ選手の中でも更に現役時代に中心的な活躍をみせていた選手であることがほとんどです。
つまり、厳しい環境に適合して生き残り続けたごく一握りの類い稀なる才能の持ち主ということです。
そうなると監督を務める人物に備わっている性質や采配は、現役時代に求められていた特化した才能に大きく影響を受けているのではないかと思うのです。

前置きとしては長くなりすぎましたが、これが現役時代のポジションと監督のタイプを独断と偏見をもって語る背景になります。

鹿島については、このあと書いていきますが、非常によい選択をしていることが見えてきます。
今日はこのあたりで止めておきます。

頑張れ!鹿島アントラーズ!!