頑張れ!鹿島アントラーズ‼

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監督の適性

2023-10-14 19:24:56 | 日記
久しぶりに書き込むのでログインの仕方を忘れてしまっていました。。。

ところで。
悲しいことに今シーズンの結果がほぼ見えてしまい、
まだ10月なのに、どこにチームを応援するモチベーションを持っていったらよいかわからない感じで困っています。
そんな状況でボーっとしながらクラブの配信動画栃木シティ戦を眺めていたらあることに気が付いてしまいました。

「グッド」「フリー」

動画の中で幾度となく繰り返されるこの声。そう、監督の声です。

こんなことを言いたくはありませんが、この声で鹿島が強くなれない理由を確信してしまいました。
動画は全体のごく一部で、あえて重要な部分を除いて流しているだけかもしれません。
ただ、いわゆる強いチームを作る監督、指導者はこのような声のかけ方はしていません、、、というと言葉が強すぎるので
少し抑制すると、していないと思います。

チームを作る上で、選手個人やチームに戦術などを落とし込んでいくわけですが、
まず普段の練習、次に練習試合、そして本番のゲーム、それぞれの場面で全く同じ状況が起こることは稀です。
ただ、こうありたい、あって欲しいというイメージはあるわけで、
それを声がけ、シンクロコーチングとして選手達に伝えるわけです。
ここでは、プレーの評価も必要ですが、それ以上に求めるプレーを伝える声というのが重要になるわけです。

で、冒頭の声の中身、グッド、とフリーです。グッドは評価なので良いのですが、
監督の立場ではこまかなプレー一つ一つに評価を返す必要はありません。実際、選手の耳にも届いていないですし。
次にフリー、ですが、これは何の意味もありません。ボールを受けた選手の状態を指しているだけなので。
フィールドの味方選手がかける言葉としてならアリです。でも監督には不要の言葉です。
そして、両方の言葉に共通しているのはオン・ザ・ボール、ボールに直接かかわっている部分だけを対象にした声なのです。
本来なら、ボールに関わる選手、その他の選手の動きを先回りした声のかけ方が必要なのですが、
それがありませんでした。

先回りした声って何?と思われる方もいらっしゃると思うので、少し説明を足します。
例えば、右サイドでボールを奪って、ボランチにボールを下げたとします。
この瞬間に、左サイドバックが動き出していなかいのを見つけたとしましょう。
その時に「安西!」と声をかけるだけで良いのです。
声をかけられた選手は、チームとしての約束事、サイド攻撃において自分の果たす役割を思い出すのです。
監督はチームを俯瞰して、サボっている選手、戦術においてポジショニングのズレを見つけ出して、
瞬時に判断・把握して指摘できないといけないのです。
うまく機能しているなら声を出す必要はありません。
盛り上げるためになら本来はそれは監督の下のコーチの役割です。

チームとして再現性の高い攻撃が作れないのも、普段からオン・ザ・ボールにフォーカスした声のかけ方だからでしょう。
岩政監督は学習能力は高い方と聞いているので、コツをつかめば大きく変わる可能性は高いですが、
現時点ではチームのサッカーを作る適性は高くないのでしょう。
クラブが彼を大切に思うなら、強いチームを作る監督の指導法等を研究する機会を与えるためにも今の任を解いてあげた方がよいと思います。

ちなみにこれは、ちびっ子サッカーでも同じです。
今度、お子さんのチームの監督の声のかけ方を気にしてみてください。
怒っているだけのコーチ、褒めているだけのコーチ、強くならないのは感情だけではありません。
大事なのはその声の中身です。
久しぶりの投稿で長文になりました。

さて、来季はどうなるのか。
ジーコのいうとおり、鹿島には経験(実績)のある監督が必要です。



頑張れ!鹿島アントラーズ!!


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