頑張れ!鹿島アントラーズ‼

願いはひとつ「カシマの勝利」
そんな人達に読んでもらいたいブログです。

残念でしたが、仕方ないですね。

2023-02-25 23:14:47 | 日記
フロンターレ戦。
負けてしまいました。
色々とありましたが、一番の敗因は鹿島がしっかりボールを握れないところだと思います。
特に相手守備陣を崩さなければならない場面において、
複数の選手間のイメージ共有ができていないようです。

キーとなる受け手の選手の動き出しをみて他の選手が動き出す。
よく使われる言葉で「連動」や「第3の動き」とか言われるものですが、これが極めて乏しい状況です。
この動きが少ないと、パスコースが少なくなり相手の予測を容易にし、強いプレッシャーを受け最後は悪い形でボールを失うことになります。
自分たちの時間が短い影響は、主力のスタミナ切れや後半の早い時間での交代につながり、
試合終盤までチーム力を維持できないことに少なからず関連性はあると思います。

この部分の改善について、レネ監督の下で経験によりそのようなことはないかもしれませんが、
文化学園大学杉並や上武大学での指導時のブログや動画を拝見する限り
監督はあまり得意ではないような気がします。

改善には、ポジショニング(立ち位置)だけでなく、
タイミング、予測、動きの連鎖に選手間の距離、様々な要素を選手達に落とし込むことが必要で
指示が時間軸を無視していたり、細かすぎたり、逆に抽象的すぎてもうまく機能しません。
当然、そこには選手の特性や技術レベルも関係します。
選手達がその瞬間に「考える」のではなく、「感じて」動ける状態にならないと成功を収められない世界なのだと思います。
だからこそ、名将と呼ばれる監督がいたり、そうでない監督が存在するのだと思います。

岩政監督には頑張って欲しい。だけど、監督になる前にもう少し時間が必要だったように思います。
途中下車をするわけにいかなければ、積極的にジーコにアドバイスを求めれば良いと思います。
コーチングスタッフの現場の最高責任者である監督の仕事は、
優秀なプログラマーのように「できる限り短いコード(少ない指示)で最高に機能する状態を作ること」です。
高いインテンシティという言葉でごまかしてバタバタするサッカーを続けていても礎を築くことはできません。
選手の質は十分に高いものがあります。結果が出ないのは選手のせいではありません。
自分に足りないものを認識して再構築していきましょう。
もし難しければ、現場を離れて学び直す時間を作るのもアリです。
まだ第2節ですが、個人的には今シーズンに対して少し気持ちの整理が出来ました。


頑張れ!鹿島アントラーズ!!

勝ちました。

2023-02-19 23:07:30 | 日記
勝ちましたね。
これまで結果がついて来なかったことで残留争いという声も聞こえるほどだったので
まずは一安心といったところでしょうか。

懸念していたボランチのポジショニングのズレはアンカーに佐野を置いたことで解消したようです。
攻撃はこれまで自由過ぎた優磨の動きが整理(制限?)されたことで
他の選手に求められる動きが明確になったのではないでしょうか。
この調子で次の試合も、と大きく期待したいところですが、
やはり練度不足は否めない感じですね。

なにより、このチームの鍵を握るピトゥカと彼からボールを引き出すFWとの連携が仕上がっていません。
選手同士の距離感、プレーイメージの共有が出来上がるまでにもう少し時間がかかりそうです。
もしも、ゴールにつながる鍵を持つピトゥカと荒木が同時にピッチに立てるのであれば、
連携力の向上にかかる時間は大きく短縮されますが、
今、監督の選択肢には荒木ではなく土居が入っているようなのでしばらく得点力不足に悩まされるかもしれないですね。
土居が悪いわけではないのですが、ゴールに近い場所でゴールに向かってプレーし、
自分もしくは味方をシュートできる状況に持ち込む能力という部分で
荒木は非凡な才能を持っているので、点を獲ろうとするならそれを活かすべきかなと思うんですよね。
土居を使うならスタメンがよいのではないでしょうか。サブ向きではない気がします。

あと、染野。伸びしろを考えてもベンチ外の選手なんですかねぇ。残念。
使うつもりがないなら彼のためにも移籍させてあげた方が良いかもしれないですね。

この選手配置と戦い方は最近の流行りなのかもしれませんが、
フィジカルの優位がそのまま反映される戦い方なので、正直、私自身の好みではないです。
とにかく、次戦も忍耐強く戦い抜いて開幕ダッシュにつなげてもらいたいところです。



頑張れ!鹿島アントラーズ!!

マズイですね。

2023-02-12 23:45:43 | 日記
色々と忙しくて今日の試合はハイライトしか見ていません。
なので、あまり断定的なことは言いにくいのですが、
守備におけるボランチのポジショニングが整理されていないような気がします。
加えて、センターバックのポジショニングも微妙なため、
真ん中をあっさりと崩されていました。

振り返れば、キャンプでは攻撃方向を決めないボール回しのようなトレーニングが多いかな、という気がしていました。
このようなトレーニングは、運動量を上げるフィジカルトレーニングとしては良いのですが、
攻撃も守備も方向が定まりません。
守備はグループでボールを奪うというよりは、個人で素早くボールに寄せるという点にフォーカスしがちです。
また、その他の練習もシュートゲームなどの素早くゴールを目指すようなトレーニングが多く、
これも守備側は素早く寄せることを求められはするものの、グループでボールを奪ったり、
攻撃方向を制限しながら予測し、囲みながら守備をするという力を伸ばす性質のものではありません。

公開された動画は一部でしょうから、きっと攻撃方向を制限しながら奪うトレーニング等もあったのだと思いますが、
今日のハイライトを見る限りはそのような部分は定着していないように見受けられます。
やはり少なかったか効率的でなかったので定着しなかったのではないでしょうか。

結論としてはかなりマズイです。
組織的に網をかけるような守備ではないので、勢いで奪えればよいのですが、
ボール回しの上手いチームや下位チームでも、奪いに行って運悪く入れ替わられた時に致命的な失点を喫する守備です。

私は、練習でも試合でも時間と空間(スペース)をコントロールしようと意図を持つことが重要だと考えています。
この点において、今の鹿島は監督に時間と空間をコントロールするためのビジョン(仕掛け)が感じられず、
選手もコントロールできる能力を持つ選手は存在しながらも
ここまで色々な組合せを試行錯誤した結果、グループとしての練度が足りない状態です。
開幕してから連敗が続くと空中分解しかねません。

今となっては出来ることはただ一つ。
メンバーを固定し、亀のように自陣に閉じこもり、
堅守速攻をベースに失点を最小限に抑えながら練度が上がるのを待つ。
これだけです。
残念ながら監督には荷が重すぎました。
遠くないうちに経験のある監督を連れてくることになるのではないでしょうか。
予想が外れることを祈ります。


頑張れ!鹿島アントラーズ!!