頑張れ!鹿島アントラーズ‼

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10/2 対横浜FC Jリーグ第31節反省会その2

2021-10-04 21:45:12 | 日記
意識の改善を図るにはどうしたらよいか。
これは一般人の我々の中にも長けている人が身近にいると思います。
会社で新しく着任した部長が非常に厳しい人で部内の雰囲気が1か月でピリッと様変わりした、なんて経験ありませんか?
あれって、厳しいという噂だけでなく実際に厳しい部長のコードに違反して叱責されている人を周りが見ているからですよね。
意識の改善が目的なら叱責より「注意」の方が効果が高いこともあります。
で、更にいうと、この「叱責や注意」と「指示」の使い方が優秀な人は本当にうまい。
指示は簡潔かつ明瞭で、叱責は適切なタイミングで迫力があり、注意は見つけたらその場で簡潔かつ的確。
わかっていても中々実行に移すのは難しいんですが、監督も同じことではないかと思います。

一つのアクションを起こすための条件や状態、またアクションそのものについて詳細な説明をしても、実際の試合では、目の前で起こっている状況が練習で受けた詳細な説明のどれに当てはまるのか考えているうちに相手は次のアクション、それも想定外のアクションを起こすために対処が遅れる。するとベンチから「切り替え!」という声が飛ぶ。

どうも、今の鹿島の選手達のアクションを見ていると、練習ではかなりの頻度で詳細な説明を受けているような気がします。
相馬監督はきっと戦術や理論を相当勉強しているし、分析もかなりやっているのだろうと思います。けれども、それが今は仇となっているような気がしてなりません。

岡田武史元日本代表監督は代表監督退任後にJ2降格直後の札幌の監督に就任し、当然に1年でJ1復帰できると思っていたのに5位で終わったことがありました。
後日、その頃を振り返って「いくら高度な戦術を知っていても、目の前の選手達に合った戦術でなければ意味がないことを教えられた」と言っていました。
どんなに高度な戦術でも機能しなければ勝ちにつながらないのです。勝ちにつながらないのであれば、それはチームにとって価値のある戦術ではないのです。
そして今の鹿島は勝てているとは言い難い状況です。勝てるようになるためには一度立ち止まって考えなおすことが必要ではないでしょうか。
やるべきことを整理し直して、できるだけ簡潔な言葉でコンセプトとして共有・確認する。
それを練習の中で実践してみて、合っていない動きには練習の流れを止めずに簡潔に注意をする。
これを繰り返すことで、選手が監督の考えを肌で感じ、一体化していくのではないでしょうか。

素人が偉そうに、という声が聞こえて来そうですが、そう思う方は読み流してください。
正解を書いているつもりはないし、この落書きがクラブに影響を与えることはありません。
でも、何かをつぶやいて鹿島の勝利を祈らずにはいられないんですよね。
サポーターってそんなもの。いつか届けこの想い。


頑張れ!鹿島アントラーズ!!