東京スーパーミニヨン時折ブルー

未来のスーパーエッセイスト・マツドアケミによるカワイイモノのコト、好きなヒトたちのコトと時折プチブルーな日々

サウ゛ィニャックとペイネ

2005-07-17 00:05:27 | 日々
以前、ほとんど自費に近い状態で「サヴィニャックのある風景」という
本をだしました。もう完売しています。
サウ゛ィニャックさんが日本の雑貨好きの間でブレイクするちょっと
前のことです。

その後私はサウ゛ィニャックさんが暮らしていたノルマンディの小さな
港街を訪れて街の人たちとサヴィニャックさんを通じて交流がありました。
今も大好きな街のひとつです。
今いろんなものが商品化されて、なんだかキャラクターチックになっている
ところは素直に喜べたりしませんが、それでも好きなモノは好き。

もうひとり。最近日本のあちこちでイベントが開催されているペイネ。
こちらも私が好きなアーティストのひとり。彼はきっと私と同世代の
人たちにとって懐かしい画風を持った人だとおもいます。

このポストカードのように、おかっぱっぽいヘアスタイルの男性と
背高のっぽの女性の愛のシーンを描いたものは小さな頃、飲料メーカーの
ノベルティとして配られていたからです。
最近では古いモノ屋さんでたまにその姿を見つけたりもしますが、
なかなか手に入りにくくなっていたりもします。

前回のパリでペイネの絵皿をみつけました。今船便で日本に向かっています。
パリでも人気が高く、見つけるのは困難で、なおコレクターに人気の
作家の一人だそうです。

このポストカードを取材先のブルーブルーエでみつけて2枚購入。
愛のシーンは誰に送ろうかな

イギリスやフランスのアンティークボタン

2005-07-10 20:50:30 | 日々
さて、ここでチェコの話はいったん休憩。

実は日本ブログ村というところにエントリーして、チェコへの出発前
目指せ、ベスト3でがんばっていましたが、帰国してからというもの
エントリーしている人が大すぎてびりっけつのまま。すっかりやる気を
なくしていたところ、会う人会う人「ブログ、みていますよ」とか
「ブログやめちゃったんですか?」というお言葉。
ベスト3にならなくても楽しんでみてくれる人がいると知っただけでも
続けるかいがあるというものです。
本質をわすれていました。ごめんなさい!

ということでチェコの話をおりまぜながら相変わらずなラブリーでロマンチックで
パステルな私の毎日をご紹介します。

雑貨カタログという素敵な雑誌、きっと雑貨好きさんはご存じですよね。
(私も連載をやらせていただいておりますが)
ここでは雑貨ショップオーナーさんの取材をしており、いろんなタイプの
オーナーさんに出会う機会をいただいております。今回恵比寿店でイベントをやっていただいている人気の
ボタンのウェブショップco-との
出会いもまた雑貨カタログさんの取材が縁でした。
オーナーの小坂さんが本を出版されるにあたって、イギリスやフランスの
アンティークボタンを1000点以上持ち込み、今恵比寿店にてイベントを開催中です。

ガラス、プラスチックなど素材のこと、年代の特徴のこと、とにかくお詳しい
小坂さんも店頭にいらしてくださっています。
ボタンについて知りたいと言う方は是非遊びにきてくださいね。

世界で最も美しい街のひとつで

2005-07-10 20:26:16 | 日々
今回の予定ではプラハに一泊した後に、そのままポーランドへ入る予定でした。ところが、行こうと予定していた街へは夜に1本の電車があるだけ。急きょ予定を変更して世界で最も美しい街のひとつと言われているチェコの南に位置するチェスキークロムノフという街へ。チェスキー・ブディヨヴィッツェという街で乗り換えて、鈍行電車で1時間。街の中心の入り口にあるかわいいペンションに宿をとりました。
美しい季節を迎え、パステルカラーの建物の合間に鮮やかな緑が広がる街並に大胆なカーブを描きながら静かに流れる川。石畳みの街はちょっぴり歩きにくいけれど、私の知らない時と空間が積み重ねてきたおおらかさが足の裏からずしりずしりと感じられます。

チェコと言えば木製のおもちゃが有名で、街のいたるところに木製のおもちゃを売るお店があります。またマトリョーシカ(ロシア産のようですが)の専門店やマリオネットを売るお店なども。ちょっとづつお気に入りが目に飛び込んできますが、今日はリサーチだけ。川沿いでピヴォ(ビール)を飲みながら、旅のスケジュールを練り直します。