うどんを満喫した一行は志度にある「不二家」に行った。
喫茶・食事ができるペコちゃんのお店だ。
私を除く2名が大のペコ好きで有無を言わさず連行された。
店に入るやいなや「店内でお召し上がりですか?」の
店員の問いに振り向きもせず、店頭に陳列してあるペコグッズに
とり憑かれたようにへばりついているではないか。
次第に雲行き怪しくなる店員の表情に慌てて私が返事した。
席を案内されても座ることはなく、注文を取りにきたのはうんと後だった。
暇な時間帯ということだけが救いだった。
うどんで満腹の私たちはデザートとドリンクバーをオーダー。
ドリンクバー用のグラスを欲しいと言い出す。
普通のグラスだが、ペコちゃんのイラストが描かれているだけでマニアには逸品だ。
店員に問い合わせるとあっさり断られた。
断り方に一瞬の迷いもなかったことから過去にも多数のマニアが来店したものと見た。
昆布茶が出る喫茶店なら、きっと急須ごと出たであろうと思うくらい店にいた。
3つの重い腰がやっとあがる。
レジに行くとそこには入店時席にもつかず品定めしていたグッズ達が紙袋に収められていた。
「先取り」ということらしい。
紙袋の数は1つじゃなかった。
「職場の人に頼まれた分も」 まだ他にもマニアがいたのか(汗)
一向にレジを打てず困る店員には目もくれずレジそばの展示用人形の撮影が始まる。
奥にあるイラスト入り包装用のミニ紙袋を発見してちょっと見せてくれと頼むと
店員さんから「差し上げますよ」と神の声が。
大喜びする友人らに「いくつくらいですか?」と店員が聞くと
「いくつまでいいんですか?」と答える友人。
お、恐ろしい・・・。骨の髄までしゃぶる気だ。
普通の客がコーヒー1杯飲み終わるくらいの時間、マニアたちは買い尽くした。
そしていよいよお会計。3人分まとめてもらったが私の支払いなんて520円だ。
スーパーマーケット並みのレジ打ち時間。
「¥18800です」
い、いぢまんはっせん???
もう笑うしかない。言えばファミレスだ。ありえない、ありえなすぎる!
端数の細かいのは忘れたが確かこれくらいだった。
入り口に置いてある大きなペコちゃん人形を指し、もしくれるとしたらどうする?
と聞くと「泣いて受け取る」と答えた。私なら泣いて断る。
いやいや、それくらい好きな人にはたまらんのよね。
私がハンカチ王子の記事欲しさに週刊誌やスポーツ新聞、スポーツ雑誌を
片っ端から買占めるのと全く同じである。
二人のはしゃぎようと喜びようを見ていると呆れつつも楽しくて幸せな気持ちになった。
普段私を見る旦那の気持ちが少しわかったような気がした。
喫茶・食事ができるペコちゃんのお店だ。
私を除く2名が大のペコ好きで有無を言わさず連行された。
店に入るやいなや「店内でお召し上がりですか?」の
店員の問いに振り向きもせず、店頭に陳列してあるペコグッズに
とり憑かれたようにへばりついているではないか。
次第に雲行き怪しくなる店員の表情に慌てて私が返事した。
席を案内されても座ることはなく、注文を取りにきたのはうんと後だった。
暇な時間帯ということだけが救いだった。
うどんで満腹の私たちはデザートとドリンクバーをオーダー。
ドリンクバー用のグラスを欲しいと言い出す。
普通のグラスだが、ペコちゃんのイラストが描かれているだけでマニアには逸品だ。
店員に問い合わせるとあっさり断られた。
断り方に一瞬の迷いもなかったことから過去にも多数のマニアが来店したものと見た。
昆布茶が出る喫茶店なら、きっと急須ごと出たであろうと思うくらい店にいた。
3つの重い腰がやっとあがる。
レジに行くとそこには入店時席にもつかず品定めしていたグッズ達が紙袋に収められていた。
「先取り」ということらしい。
紙袋の数は1つじゃなかった。
「職場の人に頼まれた分も」 まだ他にもマニアがいたのか(汗)
一向にレジを打てず困る店員には目もくれずレジそばの展示用人形の撮影が始まる。
奥にあるイラスト入り包装用のミニ紙袋を発見してちょっと見せてくれと頼むと
店員さんから「差し上げますよ」と神の声が。
大喜びする友人らに「いくつくらいですか?」と店員が聞くと
「いくつまでいいんですか?」と答える友人。
お、恐ろしい・・・。骨の髄までしゃぶる気だ。
普通の客がコーヒー1杯飲み終わるくらいの時間、マニアたちは買い尽くした。
そしていよいよお会計。3人分まとめてもらったが私の支払いなんて520円だ。
スーパーマーケット並みのレジ打ち時間。
「¥18800です」
い、いぢまんはっせん???
もう笑うしかない。言えばファミレスだ。ありえない、ありえなすぎる!
端数の細かいのは忘れたが確かこれくらいだった。
入り口に置いてある大きなペコちゃん人形を指し、もしくれるとしたらどうする?
と聞くと「泣いて受け取る」と答えた。私なら泣いて断る。
いやいや、それくらい好きな人にはたまらんのよね。
私がハンカチ王子の記事欲しさに週刊誌やスポーツ新聞、スポーツ雑誌を
片っ端から買占めるのと全く同じである。
二人のはしゃぎようと喜びようを見ていると呆れつつも楽しくて幸せな気持ちになった。
普段私を見る旦那の気持ちが少しわかったような気がした。