気まま猫の毎日

愛猫と飼い主の自由気ままな生活

寝相

2010-03-30 19:58:02 | Weblog
退院後のアンです。

こんな風にうつぶせることは今までほとんどなかったですが
よっぽどしんどかったんでしょうね。

しばらくはこのまま眠っていましたよ。




でもなんだか可愛いしぐさだったので思わず撮りました。





ちなみに私はうつ伏せ寝は苦手です


基本は仰向け&右下向きですね。



ここ数年はなぜか脚を逆向きの4の字にして眠っています。

左足を曲げて右足を伸ばしてるんです。これがよく眠れる(笑)







皆さんはいかがですか?







あれから

2010-03-28 23:20:08 | Weblog
アンが亡くなって3週間。

少しずつ気持ちは落ち着いてきました。



仕事があるおかげで悲しみにどっぷり浸ることはないですね。




先週小1の甥っ子が国語の教科書に載っている話を読んでくれました。

エルフという愛犬の成長と別れの物語で、少年の優しい気持ちが描かれているものでした。



「おばちゃん、絶対泣くよ」と前フリをして読んでくれた甥っ子。


なるべく泣かないようにこらえて甥っ子の上手な朗読を聴いていましたが
エルフが死んだところでは涙がこみ上げてきました。


この甥っ子がとっても感情をこめて上手に読むんですよ、小学1年なのに。



一緒に泣きながら聴いていた義母が


「私も少し前にこの話聞かせてもらったけど
 annさんの猫が死んだのを聞いたあとだったけん
 私も聞いたとき重なって泣いてしまったんよ。それで
 『annおばちゃんの 猫も死んでしまったんよ。今度おばちゃんにも聞かせてあげて』
 って私この子に言ってたのをちゃんと覚えてたんやね」

と話してくれました。



正確に言うと主人の甥っ子なのですが、本当に優しい子です。

しょっちゅう遊んでいるのでとってもなついてくれてます。



最近は二人で漫才コンビを結成しました。



子供のいない私にとってはたまに頼まれる子守も新鮮で楽しいです。



この子がまだ2ヶ月程度のころ抱かせてもらったのを今でもよく覚えています。




アンがいなくなったのは寂しいけど、こうして可愛い甥や姪が6人もいるし

今の仕事で関わっている大切な人たちがいるから寂しくないです。





ありがとう

2010-03-07 20:27:44 | あにまる
人に縁があるように動物にも縁があるような気がします。

偶然ではないと信じたいアンとの出会い。



きっとお互いにとって大きな意味があると思っています。





13年8か月をともに過ごしたアンは今朝、永遠の眠りにつきました。



退院して間もない、あまりにも早い最期でした。





朝7時50分頃、アンのかすかな鳴き声で目が覚めました。

こたつのすぐ横に布団を敷いていたのですが、急いでこたつの中を見ると
そこにはうつ伏せで苦しそうにしているアンがいました。


おむつを確認すると排尿はしておらず、もしかしてまた?と思って

「アンちゃん、今日すぐに病院に行こうな」と声をかけアンを撫でていると

すぐまた苦しそうに鳴いて手足を痙攣させました。



以前に病院の先生から「悪化すると痙攣を起こしてかなり苦しむかも知れません」

と言われていました。




すぐにアンをコタツから出して何度も声をかけて撫でました。



その後1分も経たなかったと思います。
一度大きく目を見開いて唸るようにか細く鳴いて静かになり


まさかと思って何度もアンを呼んで耳や尻尾を揺すったりしましたがもう動きません。



信じられなくて何度も何度も呼んで、頭は混乱して・・・。
目は開いたままで私がまぶたを閉じさせるとゆっくり閉じていきました。



最期はあまりにもあっけなく、ほんの一瞬のことでひたすら名前しか呼んでなかった気がします。





でも私の腕の中で逝くことができ、最後を見届けることができました。





仕事をしているので当然死に目に遭えない可能性は高かったのですが・・・。





夕方ゴルフから急いで帰ってきてくれた主人が

「一緒におるときに逝って親孝行やな」

と静かに言いました。






目だって可愛がることはしなかった主人ですが、
じっとアンの亡骸を見つめていたので主人なりに悲しんだことでしょう。






この画像は昨晩のものですが、このベッドから降りてきて寝ているアンに

なんとなく私は独り言のような感じでアンに向かって思い出話を始めたんです。




出会ったときのこと、手を焼いたこと、嬉しかったこと、楽しかったこと
辛いときそばにいてくれたこと、色々話していると


寝ていたアンが顔だけ起こしてこちらをじっと見つめてきました。

なんかとても何か言いたそうな、まるで私の話がわかっているかのような

そんな表情でした。




気持ちは伝わってるのかなあと思いましたね。

猫と人間、言葉は通じないけど気持ちはとても通じ合っていたと思います。






アンと暮らせて本当に幸せでした。

アンのおかげで自分を大事にすることもできました。

アン、本当に今までありがとう。

安らかに眠ってね。




アンちゃん、大好きだよ。




おむつ

2010-03-05 22:44:30 | あにまる
昨日アンが退院しました。

一応自力で排尿できるようになったけど食欲も元気もなくステロイドを打ってもらいました。
副作用や影響も心配ですが、アンの苦しみも少し和らぐそうです。
食べないことのほうが良くないそうなので・・・。

とりあえず退院して自宅療養することになりました。


先生も「お家の空気を吸わせてあげてください」と言ってくださいました。




今後は毎日排尿チェック(出てなければ即病院)しながら薬飲ませて点滴。
そして強制給餌。

これが大変のなんの。病院の先生もこれに手こずったそうです。


腎不全が進行すると口腔内もただれることがあるようで痛みがあって食べないようです。
アンがそうなのかは確認することすら難しい・・・。


自力では食べなくなったので注射器で朝晩、栄養価の高い流動食をわずかだけど
頑張って食べてもらってます。これに大格闘・・・・。

主人はまったく手伝ってくれないので一人でやらないといけないし。

まあ、これまでも一人でやってきたからいいのですが、押さえるのが大変。



薬飲ませるのも一苦労。相当嫌なんだろうなあ~。




昨晩久々に一緒に寝ました。




自宅に帰ってきたアンは、もうまともに歩くことが出来ません。
だから今までのようにベッドに上がって来れないのでリビングに布団を敷くことに。


アンもちゃんと母の腕枕を覚えていました。

すごい勢いでやってきて頭を私の頬になんども擦り付けて甘えてきました。


寂しかったんだろなあ。かわいいやつです。



夜中は落ち着かなくなったのか窓際や壁際に移動して何度も寝返り打って
私も目が覚め眠れません。授乳中ってこんな感じなのでしょうか?

しかも明け方、布団のそばで寝たままお漏らし・・・・。



主人にバレないように急いで処理。



入院中もトイレシートの上でそのまま用を足すのでアンモニア臭くなっていたのですが
愛の力はそんなものも気にならないのですね。


もうお構いなしに抱っこしてます(笑)



でもさすがにじゅうたんや布団を毎回洗うのは大変なので
おむつを買ってきました。かわいいような切ないような・・・。


まさか我が子のおむつより先に猫のおむつをつけてやることになるとは思いませんでした。


作りはほとんど同じ。尻尾の穴が開いているだけ。

しかもユニチャームですから(笑)吸収力抜群。


この土日は主人が泊まりでいないので(私が東京に行く予定だったから両日ゴルフを入れていた)
アンとのんびりまったり過ごします。


元気がない

2010-03-03 21:06:42 | Weblog
アンが入院して5日。
静脈点滴を続けて少し数値も下がりました。


だけど依然として食欲はなく強制給餌でわずかの量を食べています。


尿は出ています。



ただ元気がないです。
ぐったりしてかなりしんどそうな状態で立つこともないくらい。

もちろん鳴き声も聞いてません(病院のかたには鳴くというかウ~と怒ってるみたい)



先生もそれを心配しています。



食欲を上げるためにステロイドを注射することもできるようですが
やはりそれなりにリスクがあり腎臓に負担をかけます。
でも痛みとかしんどさが軽減されるみたいです。

猫は比較的ステロイドの副作用は軽いそうなので
どうしますか?と聞かれたけどお願いしました。


早速うってくれました。



でも数値が下がっても元気が出ないというのが先生も私も気になるところで
自力で排尿もしてるので、居心地のいい家で
ゆっくり過ごさせてあげるのがいいかも知れませんと言われました。

週末あたり連れて帰ろうかと思ってます。


今週末は東京の友人に会いに行く予定にしてましたが
先週キャンセルさせてもらいました。


土日はずっとそばにいてあげたいですね。



猫は肉食なので点滴で栄養を補うことはできないから
頑張って食べてもらわないといけません。



かなり食べることも嫌がってるから辛いとこです。




アンも頑張ってるので私も頑張ってご飯食べてます。



見事に体重も落ちてます。アンも私も。




ここ数ヶ月、アンの体調と私の体調がいつも同じでした。
私の調子が悪いときアンも悪くてアンの調子が悪いとき私も…という感じ。


偶然なのかなあ。



そして旅行前に必ず具合が悪くなるんです。

まるで『行かないで』って言ってるかのように。




我ながら見事な親バカっぷりですがね。




いつアンが帰ってきてもいいように明日は掃除しなくちゃ。