気まま猫の毎日

愛猫と飼い主の自由気ままな生活

無意識のうちにしてること

2006-09-03 20:03:25 | 人のこころ
人は皆平等と言いたいとこだが、気持ちはそうでもない。
自分でも気付かないうちに「ランク」をつけてる。
「この人の言うことなら聞く」
「あの人には言われたくない」
などと、無意識のうちに自分の中で選別がされていることがある。

昔会社の同僚と恋話をしていて、それを脇で聞いていた後輩が
私に注意してきたことがあった。私はものすごくカチンときた。
注意されたことが気に入らないのではなく、その子に言われたから腹が立った。
「後輩」だからではなく、その子が言うということが許せなかった。
その子とは日頃から仲良くしていたし、これまで特にその子が
私を注意したことなどなかったから腹が立つなんて思いもしなかった。
そのとき初めて自分の本音を知った気がした。

今日もそんな自分の無意識のなかにある本音を知った。
「自分の技術のほうがこの人より上」という何の根拠もない思い上がりで
知らない間に見下していた。だからその人に技術の指摘をされた時カチンときた。
これまでにも同じ経験はしているのにこんな気持ちになったのは初めてだ。

つくづく自分がちっぽけで情けないと思った。
自分に一体どれほどの実力があるというのだ。
何様のつもりでいるんだろう。
恥ずかしいから書きたくなかったけど戒める意味も含め書くことにした。

しかもこの反省の気持ちに変わるまでに2時間かかった。
この間はずっとイライラして一人思い出しては嫌な気分になっていた。

まだまだ無意識のうちにしてることはたくさんあるはず。
子供の頃と違って大人になるとなかなか周りからは言ってもらえないから
慢心しがちである。自分で気に留めるようにしなくては。