小梅日和

きのう今日あした

オレンジランプ

2005-05-13 21:54:57 | お気に入り
国道を照らすオレンジランプがすきです。
終電逃して目黒駅から歩く道、ほろ酔いで歌いながら歩くと最高。どこまでも歩けそうな気がする。歌声は走る車の音と風にまぎれてちょうどよい、危険な人も寄ってこないし。夏の夜にだらだらあるくのも、歌声冴える冬の夜もすき。たまに歩きたくなって、電車はまだあるけどわざわざ40分かけて歩く。歌いながら歩くとどんどん気分が良くなって彼氏に電話をかけます。
たぶん全部あのランプの力なんです。現実感を薄め、あたしをどこかへ連れていくオレンジ色の灯り。

情熱大陸

2005-04-04 03:29:41 | お気に入り
情熱大陸を観た。
だいすきな番組。葉加世太郎のあの曲を聴くだけでだーっと興奮してしまう。でもすきになったのは大学入ってからかも。忘れもしないのは藤原竜也の回。あの回がきっかけで、わたしは始めて自分でお金を払ってチケットとって舞台を観にいった。番組で取り上げられてた「エレファントマン」私はプロモーションをかけた藤原竜也の事務所の戦略にまんまとはまってしまったんだなー。でもあのときの行動力はすごかった気がする。それ以前の回は記憶にないからたぶんそんなによく見てなかったんだろう。

今日は装丁家の鈴木なんとかさんだった。(下の名前忘れました。ごめんなさい。)
それで、むかしというかちょっと前まで装丁家になりたかったことを思い出した。本にもジャケ買いはある。たいてい表紙をみて読みたいか読みたくないかってわかるもの。だから、本はハードカバーがすき。中には、よしもとばななさんみたく文庫にする時に中身を書き直して表紙も装い新たに、なんてこともあるけど(「マリカのソファー」もともとは「マリカの長い夜」。わたしはどっちもだいすきです!オレンジの手紙暗記したくらい。ぜひ!)文庫はつまらないものね。そして、私がいままで興味をそそられた本はほとんど鈴木さんの装丁だった。「Q&A」もそうなんだって。鈴木さんは私がほんとうに、そうそうこれ!ってぐらいやりたいことを生業にしてらっしゃる人なんだけど、担当してる本が月50冊って。。。。売れっ子はすごい。鈴木さんみたくアシスタントがいて自分のイメージ伝えてそれをパソコンで作ってくれるなら、イラレやフォトショ苦手な私でもブックデザインできるのかな、なんて愚かな考えを一瞬してしまう。自分が情けない。。。今でもイラレが使えないのは使えるようになる努力を怠ったからなのに。

私が色とか空間とか絵とかデザインに惹かれるのは、たぶん自分が自分の考えを言葉で直接人に主張できないからだと思う。そういうものを通して自己表現したいって気持ちがすごく強いんだって最近就活してて気づいた。自分ではっきり主張できるんだったら、はじめから絵で伝えようとか考えないもん。いや、そうじゃないのかなー言葉だけじゃ足りなくて絵でも表現しようとするのかな?得意不得意のもんだいかな??少なくともあたしは絵とかのほうが上手く伝えられる気がするってだけかも。しかし、それを仕事にしてくのはかなり大変なことなのですね。

おもいだした思い出した。就職やめて専門行こうかな。と本気で思った30分。