アニチャイ!(中国アニメ事情)

中国(主に大陸)のアニメ・漫画業界に関する情報を収集。同人イベント、キャラクター、ゲーム、コスプレ事情まで。

バンダイ、上海ジャパンフェアでアピール

2004-05-16 | 展示会・イベント
上海ウォーカーを発行しているMediaManbu社などが主催した「ジャパンフェア(上海)」で、バンダイがガンダム、ウルトラマン、仮面ライダーなどの商品を陳列。ウルトラマンショーなども開催した。

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「韓流」に続け 日本製ドラマ・アニメ、中国に攻勢

日本の文化や商品を紹介する「ジャパンフェア」に、ウルトラマンシリーズのウルトラマンティガが登場。地元の子らと戯れた=15日、上海市内で


 中国での韓国映像ブーム「韓流」に負けてはいられない――。日本製のドラマ、アニメや、そのキャラクターグッズを、上海を起点に中国に売り込もうと日本企業も動き出した。海賊版の横行などを恐れて、一時の勢いを失っていたが、巻き返しをめざす。

 16日まで3日間、上海市で開催中の「ジャパンフェア」(地元雑誌社「ウォーカー」など主催)では、ウルトラマンティガショーのほか、中国でも人気のある浜崎あゆみのフィルムコンサートも。「目に触れる機会を少しでも増やしたい」(エイベックス)という。

 ここにキャラクターグッズの店を出したバンダイは、9日まで同市内であったキャラクター博覧会にも「マーケティングの絶好機」(中国事業部)と乗り込んだ。

 ガンダム、ウルトラマン、仮面ライダー……。会場の約半分、7000平方メートルの日本館に同社商品が並んだ。10代を中心に10万人以上が詰めかけ、「手応え十分」という。

 同社は会場周辺の偽物対策を強く要請しつつ、「手にとって本物の良さを実感してもらうことを重視する」方針。中国向けに、パンダのキャラクターも新たに開発した。

 電通は4月、メディア集団「上海文化広播影視集団」の子会社と、日本を含めた外国製ドラマ、アニメ、映画を系列テレビ局などに供給する合弁会社を設立。すでにアニメやNHKの朝ドラなど日本製の数本の放送を申請中だ。政府相手の面倒な手続きなどを担い、日本製コンテンツの中国売り込みの窓口になろう、というのが狙いだ。

 02年に中国で放送された外国ドラマでは韓国製がトップで67本。日本は3分の1程度だった。

 電通の合弁会社の金万鈞総経理は「日本の番組の価格は、韓国の5倍以上。出演者からスポンサーにわたる権利調整も複雑で敬遠された。でも、人気はあるし、特にアニメは絶対的に強い」といい、商機を狙う。

 小学館プロダクションは、上海からドラえもんグッズの本格展開を始めている。また、日本の流行歌を紹介する音楽番組の構想も進む。 (05/16 14:12)

引用元URL:http://www.asahi.com/culture/update/0516/002.html (asahi.com)

中国、アニメーション・漫画収益が映画を超える(新華網)

2004-05-12 | アニメ・漫画
新華網北京5月12日発 『藍猫淘気3000問』派生製品が6000数
種類まで増加、『ナタ伝奇』アニメーションが放送された以降、光ディスク
が30数万枚販売され、図書も50数万冊販売された。広東のアニメーショ
ン『神探威威猫』は第1部分の60回が全国の138のテレビ局で放送され
ている。統計によると、中国アニメーション産業はかつてないペースで急速
に発展しており、現在、収益は映画事業を超えた。

統計によると、現在、国内の文化部によって認可されたオンラインゲーム
運営業者は60数社、2003年の総収入が30億人民元を突破、映画の収
益を超えた。2003年の世界全体ゲーム事業の総収入280億ドルに比べ、
中国のアニメーション事業は産業化の経営を通じ、派生製品を開発し、産業
チェーンを形成し、巨大的な社会的効果、豊かな利潤をあげた。

文化部の認可を経て、国家放送テレビ総局の支持で、現在、国内最大のア
ニメーション・漫画業界の集まりとして、北京国際アニメーション・漫画芸
術博覧会が7月30日~8月2日、北京で開幕する。博覧会で、デジタル画
き技術、アニメーション関連産業、アニメーションキャラクター授権、優秀
な漫画作品、アニメーション輸出入・版権取引、オンラインゲーム、ゲーム
ソフトなどに関する商談が行われる。

博覧会組織委員会の関係責任者の話によると、先日、共産党中央、国務院
は未成年者思想・道徳建設を強化、改善する若干の意見に、「国産アニメー
ションの製作を支援し、民族の特色があり、未成年所の特徴に合い、中華民
族の優良な伝統を展示するアニメーションシリーズを形成する」と打ち出し
た。それにより、国内の複数のテレビ局はアニメーションチャンネルを開設
し、一部のチャンネルもアニメーションを放送し、中央テレビ局の青少年チ
ャンネルも一日早く全国のどこでも見られるようにしている。

業界関係筋の話によると、アニメーションはテレビ局での放送に限定され
ず、ブロードバンド、音響映像製品、携帯電話、有料テレビなどの放送手段
も増加している。新技術駆使の携帯電話でも、アニメーションを受信、放送
できる。アニメーション製品は更にインターネット、ゲームソフト、カラー・
ショート・メッセージ、文房具、玩具、服飾品、商標広告などに浸透してい
る。国内デジタルアニメーション人材のニーズに応じ、国内大学100数校
はアニメーション学部を設け、在校のアニメーションを専攻とする大学生は
総計して約7000人、しかし、依然としてニーズを満たすことができない。

                         (翻訳 李継東)

(新華網 日本語版 2004/5)
記事の引用元URL:http://203.192.6.79/200405/aaa213090137_5.htm

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