アニチャイ!(中国アニメ事情)

中国(主に大陸)のアニメ・漫画業界に関する情報を収集。同人イベント、キャラクター、ゲーム、コスプレ事情まで。

バンダイ:香港でキャラクター玩具菓子事業拡大(2004/07/29)

2004-07-29 | アニメ・漫画
引用元:
中国情報局
http://news.searchina.ne.jp/2004/0729/enterprise_0729_001.shtml

__________________________
バンダイ:香港でキャラクター玩具菓子事業拡大
発信:2004/07/29(木) 11:00:09

  バンダイグループのアジア地域の生産・販売拠点である萬代(香港)有限公司は、ハム類製品及びスナック菓子の製造・販売会社である四洲集団有限公司(フォーシーズマーカンタイル)傘下の菓子販売代理店四洲貿易有限公司と、バンダイの玩具菓子販売について業務提携契約を締結した。

  提携相手の販売ルートである食品スーパーやGMS(ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア)、直営菓子ショップでバンダイのキャラクター玩具菓子の販売を行う。今回の提携により、販売ルートを現在の5倍にあたる約1600店舗に拡大する予定。香港における玩具菓子事業の売り上げを2003年の約5000万円から、07年には10億円にまで伸ばす。

  一方、四洲貿易は香港で人気があるポケモンや戦隊シリーズ、仮面ライダーなどの日本のキャラクター商品を扱うことにより市場でのシェア拡大を目指す。

  写真は03年12月、香港で行われたバンダイグループ主催のイベントの一幕。ゲストのアイドルグループCookiesが、人気アニメであるガンダムのキャラクターに扮して登場した。(編集担当:佐藤妙子)

中国アニメとゲーム振興基地、上海華東師範大学内に設立

2004-07-27 | アニメ・漫画
7月27日、中国文化部の認可を得て、中国社会科学院文化研究センター、華東師範大学、上海寛視網絡電視公司共同設立の国家動漫遊戯(アニメ・ゲーム)産業振興基地が、上海華東師範大学に設立された。同業界で設立される国家級機関は中国初である。

同基地には、教育研修センター、アイデアセンター、国際協力交流センター、展示センター、研究開発センター、産業インキュベーションセンターが設置されることになる。教育研修センターでの職業技術研修はすでに始まっており、2005年には、華東師範大学にアニメ学院を設立し、アニメ専攻の学部生と大学院生を募集する予定である。

(NTT-AT 中国最新市場情報(2004.08))
引用元URL:http://www.ntt-at.co.jp/company/oversea/chinanews/2004/200408.html

バンダイ、中国産キャラクター「点心パンダ」を展開

2004-07-17 | キャラクター
お茶犬やこげぱんのように、かなり日本の今風なデザインのキャラクターだが、中国の若者の反応はどうなんだろう。
それよりもこれだけコピーが多い国で、値段よりも質を重視できる上海などの一部の裕福地域以外で売り上げを伸ばすのは・・・大変そう。でも子供に人気がでれば親が子供に買い与えるかも。バンダイは第2の藍猫を狙えるか?
____________________
バンダイ:
中国産キャラクター「点心パンダ」を日中で展開

バンダイが中国発のキャラクターとして展開する「点心熊猫」

 バンダイは17日、中国で企画したオリジナルキャラクター「点心熊猫(日本名・点心パンダ)」のぬいぐるみなどを日中同時に発売した。今後、中国でアニメ化も進める方針で、中国生まれのキャラクターで中国市場への本格進出を狙う。

 「点心熊猫」はパンダとギョーザ、シューマイなどの点心を組み合わせたキャラクター。バンダイが昨年4月に設立した中国市場の調査部門「中国事業拓展部」が、現地スタッフ10人を含めた約20人で雑誌の読者アンケート結果などを分析して生み出した。

 今回発売したのは、バンダイ上海が広州市で生産するぬいぐるみと食器。まず中国・上海と東京で発売し、7月末までに香港、台北でも発売する。ぬいぐるみ(小)の価格は中国では20元(約260円)、日本では609円。テスト販売の実績をみて、11月から本格販売を始める。

 バンダイは、すでにセーラームーンやガンダムなど有名キャラクター商品を中国で販売しているが、日本生まれのキャラクターのアニメ化は中国政府から放映許可が下りにくいのが実情。これに対し、中国で企画・生産するキャラクターのアニメ化には中国政府も寛容な姿勢で、中国発のキャラクターは採算が取りやすい利点がある。

 また、日本の14歳以下の人口は1847万人だが、中国は2億8774万人と市場規模の点でも魅力的。経済成長率の高さや都市部の富裕層の広がりなど将来性も有望なため、バンダイは中国発のキャラクターの本格展開に乗り出した。

 中国事業拓展部の猪野修平ゼネラルマネジャーは「いまの中国の子供たちは勉強ばかりで夢がない。中国生まれのかわいいキャラクターは新鮮で、人気が出ると思う」と話している。【常陸佐矢佳】


(毎日新聞 2004年7月17日)
記事引用元URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040718k0000m020044000c.html