アニチャイ!(中国アニメ事情)

中国(主に大陸)のアニメ・漫画業界に関する情報を収集。同人イベント、キャラクター、ゲーム、コスプレ事情まで。

人気アニメ「宝貝女児好媽媽」が漫画化

2005-05-03 | アニメ・漫画
黄偉明が制作したアニメ「宝貝女児好媽媽」が、好評につき漫画化されることになった。漫画は漫友文化公司にて制作中で、2005年6月に始まる見通し。

アニメはこれまで北京、上海、広東等、35のテレビ局で放送され、上海のテレビ局では13.1%の高視聴率も記録している。

家庭や社会における日常の何気ない出来事を描いたファミリーコメディで、ゴールデンウィーク(労働節)等の祭日や、季節ごとの出来事も登場する。

同アニメのプロデュース会社:広州市素人広告有限公司(http://www.22dm.com/)
              珠海天娯影視制作有限公司

Tom.com主催でコスプレのネット投票、開催中

2005-05-02 | 展示会・イベント
完全ネット投票のみで決まる?コスプレコンテストが、Tom.comで3月28日から参加受付中。結果発表とネット投票は7月。音声部門ではアニメソングを編集したものや、アニメの音声を編集したものを応募することができる。国内有名サイトが開催する著作権全く無視のコンテスト、あっぱれ!しかしこれが中国同人産業の発展に繋がっていくと良いのだが。

既にサイト上では応募されたコスプレ作品を鑑賞可能。衣装全身が写っていなかったりして、縫製の出来はよくわからないが、カッコイイ写真を撮ろうとする気合は感じられる。このへんが凄く中国人らしい、と感じてしまうのは私だけ?


「TOMゲームチャンネル 第一回COSPLAYコンテスト」
参加受付期間:2005年3月28-6月26日
投票期間:2005年7月1-7月16日
参加&投票形式:Webサイト上から

賞品:20000元相当の賞品(コスプレサークル活動基金、PS2、GBA、MP3等)、その他テレビ出演の可能性もあり

部門:写真部門(jpg形式)、映像部門(AVI、RW、MV、MPEG形式で30分以内)、音声部門(WAV、MP3、RM形式で30分以内)。
   参加作品の数に制限はなし。

情報元:http://games.tom.com/zt/cos/

武漢でアニメ産業発展シンポ、3年後は1千億元産業

2005-05-02 | アニメ・漫画
武漢で行われた国産アニメの発表会兼シンポジウムで、国産アニメ産業再復興の話しがでたそうだ。単純計算で中国のアニメ産業は3年後には1千億元産業となるとのこと。確かにアニメを制作するだけなら簡単だが、利益を得るには良質のアニメ(つまり売れるアニメ)をどうやって大量に生産、維持していくかが課題となってくるはず。
良質のアニメを制作するには、良質のシナリオか原作が必要になってくるはずなので、まずはストーリーを作れる人材を育てる必要が出てくるだろう。国内アニメ系雑誌の読者アンケートなどでも、国産アニメの弱点について「ストーリーの幼稚さ、稚拙さ」を挙げる人も少なくないし。
それとも日本の漫画を原作としたアニメーションが大陸でも出てくるのだろうか?今でも香港や台湾では、日本の漫画を原作としたドラマや映画はあるけど。まあ、期待してまちましょう!

------------------------------------------
中国アニメ産業、3年後に「1000億元産業」

 湖北(こほく)省・武漢(ぶかん)市で5日、中国の国産TV
アニメーション「天下掉下個猪八戒(天から落ちてきた猪八戒
)」(全52話)のプレミア公開に合わせ、アニメ産業発展シン
ポジウムが開催された。中国では今、アニメ産業の振興に向け
て大きく動き出そうとしている。6日付で中国新聞社が伝えた


 中国は20世紀初頭よりアニメーションの制作に力を入れ始め
、1960年代には水墨画を利用した「水墨アニメ」で、61年のロ
カルノ国際映画祭短編部門で銀の帆賞を受賞。西遊記を題材に
取った「大閙天宮」は、世界のアニメ史にその名を刻む作品と
なった。

 しかし、かつてアニメ産業「強国」を自負していた中国はそ
の後、米国や日本、韓国にその地位を奪われていき、40年近く
にわたり不遇の時代が続いた。アニメーションが一つの文化と
いう位置付けから、巨大なキャパシティを持った新興産業とし
て見直されている現在、政府もアニメ産業の振興・発展を促進
する政策を策定。2005年を「国産アニメーション発展年」と位
置付けた。

 このシンポジウムでは、1年間に必要なTVアニメーションの
総放送時間は約28万分間だが、国内の制作会社全体の能力は、
年間2万分間が限界で、アニメ産業の振興を図るにはまず制作
能力の底上げが必要であるとの提言がなされた。省レベルでは
、すでにテレビ局が製作会社と連動して、企画・制作から放送
、版権管理まで一貫型経営を進めるなどの対策が始められてい
る。

 しかし、この目標を満たせば、残り25万分間の制作収入で毎
年37億5000万元、海外輸出で50億元、さらにグッズなどの商品
化などで112億5000万元、合計200億元の収入が見込まれると予
測。3年後には1日あたりの放送時間が5000分間、年間180万分
間に達し、中国のアニメ産業は1000億元規模に達するとして、
産業振興に向けた再認識が行われた。(編集担当:緒方隆次)

引用元サイト:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050207-00000000-scn-int

京都精華大学、漫画の学術交流協定を上海電視大と中央美術学院と約束

2005-05-01 | アニメ・漫画
京都精華大学が、2005年に中国の大学と漫画の学術交流協定を結んだそうです。

2005年2月は中国・上海電視大学と、2005年5月は北京の中央美術学院城市設計学院と行うとのこと。
京都精華大学(http://www.kyoto-seika.ac.jp/)には芸術学部マンガ学科があるため。
2004年8月、9月には、同大学から教員を派遣してマンガに関する集中講義を上海電視大学で開いている。

情報元サイト:http://www.nikkei.co.jp/kansai/univ/24126.html