アニチャイ!(中国アニメ事情)

中国(主に大陸)のアニメ・漫画業界に関する情報を収集。同人イベント、キャラクター、ゲーム、コスプレ事情まで。

中国最大コンテンツ展示イベントIECEが北京で開催10/28-31

2004-10-28 | 展示会・イベント
 中国文化部や中国科学技術部などが主催する中国最大のコンテンツショー「Internet & Entertainment Content EXPO CHINA 2004(以下、IECE)」が、10月28日~31日の期間に中国北京展覧館で開催される。

 「IECE」は、中国をはじめ、日本、北米、欧州、韓国、台湾など世界各国のエンターテインメント産業に関わる企業が一同に集まり、最先端のインターネットコンテンツ製品やテクノロジーを出展する展示会。各国のゲームソフト、アニメや映画などの映像作品、出版物、キャラクターグッズなどが展示される他、テーマごとにさまざまなカンファレンスが行われる。海外後援として、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)およびデジタルコンテンツ協会(DCAj)が協力する。

■「Internet & Entertainment Content EXPO CHINA 2004」
【開催期間】2004年10月28日~31日
【開催会場】中国北京展覧館


(2004/9/2 DENGEKI Online.com)
記事引用元URL:http://www.dengekionline.com/data/news/2004/09/02/5e6c9e3ac7d929b24d58b439cfabd96a.html
「IECE」公式サイト:http://iece.asiaccess.jp/

トミー、中国に玩具の販売店網・3年で300店体制

2004-10-19 | キャラクター
 玩具大手のトミーが中国で玩具の販売店網づくりに乗り出す。今月31日、上海に全額出資で現地法人を設立し、物流網の整備に着手、今後3年間で取扱店を300店まで増やす計画。中国が世界貿易機関(WTO)加盟に伴い、12月から100%外資の販売事業を認めるのをにらみ、巨大市場を開拓する。

 現地法人名は「多美玩具(上海)公司」で、資本金は75万ドル(約8200万円)。販路拡充に合わせてまず3―5歳の男児を対象に、トミーの主力商品であるミニカー「トミカ」や、レール付き電車模型「プラレール」シリーズを重点的に販売する。

来年6月には恐竜型ロボット「ゾイド」のアニメを中国でテレビ放映し、それに合わせて玩具を投入する。このほか中国独自のキャラクターを開発し、価格を1つ8元(約110円)程度に抑えた玩具の発売も検討中。中国で2007年3月期までに4億5000万円の売り上げを目指す。


(NIKKEI NET 10/19)
引用元URL:http://www.nikkei.co.jp/china/news/20041019c2f0701k19.html

ワーナー、中国で映画製作・配給・外資初

2004-10-16 | アニメ・漫画
ワーナーが中国と合弁でアニメも制作するかも?
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 米ワーナー・ブラザーズは中国で映画の製作・配給事業に進出する。国有企業などと合弁会社を設けることで合意した。中国の映画市場に初めて外資が本格参入する。

 中国最大の国有映画会社、中国電影集団や映画撮影所を運営する私営企業の横店集団と共同出資で、新会社「中影華納横店影視」(Warner China Film HG Corp.)を近く設ける。ワーナーが資本金の4割を出し、経営の主導権を握る。映画製作への投資や自前で映画を作り配給するほか、テレビドラマの製作も計画している。中央政府の認可を取得済みで、年明けにも第1弾の作品の撮影を始めるという。ワーナーはすでに中国で映画館の運営を手がけているほか、家庭用DVD(デジタル多用途ディスク)ソフトの販売を計画。今回の合弁会社設立で事業を一段と拡大する。電影集団は「覇王別姫」「手機」などの話題作を手がけた実績がある。(上海=湯浅健司)

(NIKKEI NET 2004/10/16)
記事の引用元URL:http://www.nikkei.co.jp/china/industry/20041016c17ag001_16.html

(テレビ)NHK地球ウォーカー「伝統の技でアニメに新風を! 」

2004-10-01 | アニメ・漫画
2004/10/1放送 テレビ番組

放送内容:

中国アニメ発祥の地、上海。

中国最大のアニメ制作所、「上海美術電影制片場」をはじめ、多くのプロダクションが上海に本拠地をおき、中国製作品の半数以上が制作されている。
この上海で最近注目されているのが、若手アニメ作家・朱敏(シュ・ビン)さん(29歳)。上海アニメ学校を卒業しテレビCMと音楽のプロモーションビデオのアニメを手がける傍ら、オリジナルのアニメ制作に取り組んでいる。朱さんのアニメの特徴は「アナログ」と「手作り感」。CG活用が当たり前となっているアニメ制作の世界で、街角の実写映像にセル画で主人公の動きを合成したり、街中のさまざまな商売をこま撮りして作品に仕上げたりと、絶えず新たな手法を模索している。そのために必要な道具もみずから工夫して作り出し、費用を節約する。朱さんが常に心がけているのは独自のスタイルを作ることだ。その原点は、幼い頃見た中国独自のアニメ。海外アニメの影響で、今では見られなくなってしまったが、以前上海では切り絵を使ったアニメや人形アニメ、そして、動く水墨画の「水墨アニメ」などユニークなアニメが作られていた。そんな朱さんが、今、目を向け始めているのが、自分が生まれ育った上海の影絵芝居。上海市南部の農業地域・奉賢鎮には、300年の伝統を持つ影絵芝居が伝えられ、今も、農閑期になると、村の小屋に張られたスクリーンに、弾き語りの伴奏にのって操り人形の影が踊る。この影絵芝居をアニメに生かせないか?中国では近年、アニメーションに対する関心が高まり、中国最大の「上海アニメ展覧会」が5年前から開かれている。夏真っ盛りの8月、朱さんは、若手アニメ作家の登龍門と言われる「上海アニメ展覧会」目指し、影絵芝居職人の協力を得て、新たな作品作りに取りかかる。番組では、朱敏さんの創作活動を通して、中国アニメの最新事情と、アニメにかける人々の熱気を描く。

番組ページ:http://www.nhk.or.jp/globe-walkers/blist/041001con.html