上海ウォーカーを発行しているMediaManbu社などが主催した「ジャパンフェア(上海)」で、バンダイがガンダム、ウルトラマン、仮面ライダーなどの商品を陳列。ウルトラマンショーなども開催した。
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「韓流」に続け 日本製ドラマ・アニメ、中国に攻勢
日本の文化や商品を紹介する「ジャパンフェア」に、ウルトラマンシリーズのウルトラマンティガが登場。地元の子らと戯れた=15日、上海市内で
中国での韓国映像ブーム「韓流」に負けてはいられない――。日本製のドラマ、アニメや、そのキャラクターグッズを、上海を起点に中国に売り込もうと日本企業も動き出した。海賊版の横行などを恐れて、一時の勢いを失っていたが、巻き返しをめざす。
16日まで3日間、上海市で開催中の「ジャパンフェア」(地元雑誌社「ウォーカー」など主催)では、ウルトラマンティガショーのほか、中国でも人気のある浜崎あゆみのフィルムコンサートも。「目に触れる機会を少しでも増やしたい」(エイベックス)という。
ここにキャラクターグッズの店を出したバンダイは、9日まで同市内であったキャラクター博覧会にも「マーケティングの絶好機」(中国事業部)と乗り込んだ。
ガンダム、ウルトラマン、仮面ライダー……。会場の約半分、7000平方メートルの日本館に同社商品が並んだ。10代を中心に10万人以上が詰めかけ、「手応え十分」という。
同社は会場周辺の偽物対策を強く要請しつつ、「手にとって本物の良さを実感してもらうことを重視する」方針。中国向けに、パンダのキャラクターも新たに開発した。
電通は4月、メディア集団「上海文化広播影視集団」の子会社と、日本を含めた外国製ドラマ、アニメ、映画を系列テレビ局などに供給する合弁会社を設立。すでにアニメやNHKの朝ドラなど日本製の数本の放送を申請中だ。政府相手の面倒な手続きなどを担い、日本製コンテンツの中国売り込みの窓口になろう、というのが狙いだ。
02年に中国で放送された外国ドラマでは韓国製がトップで67本。日本は3分の1程度だった。
電通の合弁会社の金万鈞総経理は「日本の番組の価格は、韓国の5倍以上。出演者からスポンサーにわたる権利調整も複雑で敬遠された。でも、人気はあるし、特にアニメは絶対的に強い」といい、商機を狙う。
小学館プロダクションは、上海からドラえもんグッズの本格展開を始めている。また、日本の流行歌を紹介する音楽番組の構想も進む。 (05/16 14:12)
引用元URL:http://www.asahi.com/culture/update/0516/002.html (asahi.com)
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「韓流」に続け 日本製ドラマ・アニメ、中国に攻勢
日本の文化や商品を紹介する「ジャパンフェア」に、ウルトラマンシリーズのウルトラマンティガが登場。地元の子らと戯れた=15日、上海市内で
中国での韓国映像ブーム「韓流」に負けてはいられない――。日本製のドラマ、アニメや、そのキャラクターグッズを、上海を起点に中国に売り込もうと日本企業も動き出した。海賊版の横行などを恐れて、一時の勢いを失っていたが、巻き返しをめざす。
16日まで3日間、上海市で開催中の「ジャパンフェア」(地元雑誌社「ウォーカー」など主催)では、ウルトラマンティガショーのほか、中国でも人気のある浜崎あゆみのフィルムコンサートも。「目に触れる機会を少しでも増やしたい」(エイベックス)という。
ここにキャラクターグッズの店を出したバンダイは、9日まで同市内であったキャラクター博覧会にも「マーケティングの絶好機」(中国事業部)と乗り込んだ。
ガンダム、ウルトラマン、仮面ライダー……。会場の約半分、7000平方メートルの日本館に同社商品が並んだ。10代を中心に10万人以上が詰めかけ、「手応え十分」という。
同社は会場周辺の偽物対策を強く要請しつつ、「手にとって本物の良さを実感してもらうことを重視する」方針。中国向けに、パンダのキャラクターも新たに開発した。
電通は4月、メディア集団「上海文化広播影視集団」の子会社と、日本を含めた外国製ドラマ、アニメ、映画を系列テレビ局などに供給する合弁会社を設立。すでにアニメやNHKの朝ドラなど日本製の数本の放送を申請中だ。政府相手の面倒な手続きなどを担い、日本製コンテンツの中国売り込みの窓口になろう、というのが狙いだ。
02年に中国で放送された外国ドラマでは韓国製がトップで67本。日本は3分の1程度だった。
電通の合弁会社の金万鈞総経理は「日本の番組の価格は、韓国の5倍以上。出演者からスポンサーにわたる権利調整も複雑で敬遠された。でも、人気はあるし、特にアニメは絶対的に強い」といい、商機を狙う。
小学館プロダクションは、上海からドラえもんグッズの本格展開を始めている。また、日本の流行歌を紹介する音楽番組の構想も進む。 (05/16 14:12)
引用元URL:http://www.asahi.com/culture/update/0516/002.html (asahi.com)