アニチャイ!(中国アニメ事情)

中国(主に大陸)のアニメ・漫画業界に関する情報を収集。同人イベント、キャラクター、ゲーム、コスプレ事情まで。

中国のアニメ・漫画情報誌 「漫友」

2004-08-31 | アニメ・漫画
中国国内のアニメ・漫画系情報誌では1,2位を争う知名度の高さ。月2回、それぞれ漫画号とアニメ号を発売。カラーページも多く、中身の約85%は日本のアニメ・漫画情報で占められる。国内漫画産業の育成を訴えていることも多い。国内漫画家の単行本や画集などの販売、宣伝にも力を入れている。
年々雑誌の付録の質は向上している(かなり儲かっているのだろう・・・元手はゼロだろうし)。付録は日本のキャラクターが書かれたミニノート、カレンダー、プラスチック製鉛筆立てなど多種多様。

公式サイト : http://www.comicfans.net/

中国のアニメ・漫画情報誌「動漫時代」

2004-08-30 | アニメ・漫画
マニア向け月刊アニメ・漫画情報誌。日本アニメのDVD、CD、テープが付録。記事の95%はほぼ日本関連。漫友よりマニア度は高め。日本人のひらがなの名前等は漢字に訳さず、そのままひらがなで表記するというこだわりを持つ。日本のオタク文化を取り上げること多し。

http://www.gzact.com/act/

広州Animation&ComicCarnival(10月1日—10月7日)

2004-08-30 | 展示会・イベント
毎年漫友社が開催している嘉年華(カーニバル)ですね。
ちなみに漫友社編集部も広州にあったはず。

アニメ、漫画情報誌「漫友」は月2回、それぞれ漫画号とアニメ号を発売。カラーページも多く、中身の約85%は日本のアニメ・漫画情報で占められる。国内漫画産業の育成を訴えていることも多い。中国国内のアニメ・漫画系情報誌では1,2位を争う知名度の高さ。
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「広州動漫嘉年華(Guangzhou Animation&Comic Carnival)」

 2004東方国際オリジナルアニメ漫画芸術コンテスト

期間:10月1日—10月7日
場所:広州花城(国際)会展中心
入場料:20元/人
主催:漫友雑誌社、東方文化研究会


漫友社の公式サイト(中国語)
http://www.comicfans.net/oacc/guangzhou/

中日韓が共同でアニメ映画「金玉鳳凰」を制作

2004-08-30 | アニメ・漫画
中国語で読むと何の問題もないが、日本語で読むとすごいタイトル・・・。

引用元:http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rch_j/325305
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中日韓が共同でアニメ映画「金玉鳳凰」を制作
2004年08月18日 00時00分


中国、日本、韓国が3億円を共同投資するアニメーション映画「金玉鳳凰」の制作契約がこのほど結ばれ、現在はシナリオの制作段階に入っている。アジアの3大アニメ大国による共同制作で、3国がともに市場を享受することになる。

このアニメの制作過程には、各国の得意分野が結集されている。物語は中国チベット族の民間伝説を題材とし、監督指導はアニメ映画「名探偵コナン」劇場版を監督した日本人が担当。韓国と中国がそれぞれ技術的長所を生かし、制作を担当する。また、中国側の関連事務は上海美術映画製作所で行われる。2006年元旦に3カ国で同時上映される予定。(日中グローバル経済通信)

この記事の著作権は日中経済インフォメーションセンターにあります。

北京「第六回世界漫画大会」2004/10/3から10/6まで

2004-08-30 | 展示会・イベント
日本語公式サイトから引用、一部おかしい単語を修正した。
日本語はちょっと変だけど、中国語は完璧(当たり前か)。
公式サイトには、宮崎駿監督に出席してくれるよう交渉中と書いてあった。

9/22まで携帯のショートメールを送ると毎日20人までに無料入場券が当たるキャンペーンを実施中(中国のみ)
下記サイト参照↓
http://wccchina.xicn.net/jp/
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第六回世界漫画大会

時間: 2004 年 10 月3日から 10 月 6 日まで

場所:中国 北京

サイト: www.wccchina.com

世界漫画大会は全世界もっとも段階の高いアニメ産業、芸術大会である。第六回世界漫画大会は 2004 年 10 月 3 日から 6 日までは中国の北京で行われ、それは世界漫画大会のはじめて中国大陸でのイベントであり、世界ほとんどの国家の地域の著名な漫画家及び漫画グループは今回の大会に参加することを決め、世界範囲での権威あるメディアは大会について各方面から報道する予定である。

第六回世界漫画大会は全五回に基づいて、漫画の各領域のカバーする全世界の漫画芸術大会になり、全世界アニメ漫画専門家と機構に段階の高い、規模の大きい交流と活動の

プラットホームを提供することを目的とする。

第六回世界漫画大会はもっとも効果のあるトップグループを持ち、「 21 世紀の漫画と民族性」を主題にし、内容として、 2004 年アニメ漫画産業博覧会、中国国際アニメ漫画産業論壇、国際漫画家先生の原作展、 2004 年アニメ漫画創作大会、世界コースプレーなどがある。前回大会の規模を超え、全世界の 300 名あまりの漫画家や専門家、何千名のアニメ漫画産業の代表と 20 万に近くの観客は今回の活動に参加する予定で、学術、展覧、貿易、商談、創作コンテスト、観客カーニバルの全体運営モードになる。

大会開催期間は中華人民共和国の 55 周年の国慶節とゴールデンウィークにあたり、間違いなくアニメ漫画のカーニバルになるに違いない。


活動主体:

◆ 第六回世界漫画大会テーマ会議

テーマ: 21 世紀漫画と民族性

 時間: 10 月 3 日- 10 月 6 日

 場所:北京国際会議センター

 テーマ会議は世界漫画大会の主体活動で、本会議は「 21 世紀漫画と民族性」をテーマにし、討論で「知的所有権保護北京宣言」を通過し、次回の世界漫画大会会議のテーマを規定する。

◆ 2004 アニメ漫画産業博覧会

 時間: 10 月 3 日― 10 月 6 日

 場所:北京展覧館

 2004 アニメ漫画産業博覧会は第六回世界漫画大会の産業化実践と商談の公開指定プラットホームであり、中国の成熟なアニメ漫画産業のリンクを建築することを目指し、アニメ漫画産業の管理を強め、アニメ漫画産業の知的所有権の保護を規範化させ、積極的に健康なアニメ漫画文化推進させる。

 博覧会は 5 つの展覧ロビー、 2 つの外部展覧区域からなり、それぞれで国家館、作品館、産業館、アニメビデオ館、デジタルレジャー館、コースプレーショー場、アニメ漫画商売場、総面積は 15000 平方メートルに達し、日本東京アニメ漫画展、香港アニメ漫画展からのまた同一タイプの大規模アニメ漫画展覧で、世界の漫画家や国内国外のアニメ漫画産業企業、機構、グループと個人の参会を組織し、作品展示、企業宣伝、投資商談、版権貿易、商品商売、新品放送、各テーマ活動などのシリーズ活動をする。

◆ 中国国際アニメ漫画産業論壇

 テーマ:アニメ漫画の産業化発展

 時間: 10 月 3 日― 10 月 6 日

 場所:北京国際会議センター

 中国国際アニメ漫画産業論壇は第六回世界漫画大会のアニメ漫画産業化討論の先遣性高段階の交流プラットホームである。論壇は世界漫画大会のトップ影響力を継ぎ、産業政策分析、チャンネル討論、領域開発、発展措置の制定、執行経路建築などの方面でもっとも発展性のある討論と予測をし、国内国外のアニメ漫画産業同僚の論理的な交流と商業交流を促進させることを目的にしている。

 論壇のテーマは:中国アニメ漫画産業報告、国際アニメ漫画産業投資、アニメ漫画教育、デジタル技術(デジタルレジャー)、アニメ漫画産業のマーケティングなど。

◆2004 年国際アニメ漫画創作コンテスト

 「 2004 年国際アニメ漫画創作コンテスト( IACC2004 )」は世界幅広いアニメ漫画ファンのアニメ漫画創造力を向上させるために行う国際基準のコンテストであり、第六回世界漫画大会の重要な一部になる。本土創作力の励ましとしての世界段階のアニメ漫画コンテストである。

 IACC2004 は漫画、アニメ、コスプレ、ネットアニメ( Flash )、アニメ漫画脚本、特殊質アニメ漫画イメージなどの表彰があり、 2004 年 1 月からスタートする。優秀賞の結果発表は第六回世界漫画大会期間の IACC2004 表彰会でする。優秀作品はその期間での 2004 年アニメ漫画産業博覧会で展覧し、そのとき、世界各地からの 1000 名以上の国際アニメ漫画の著名専門家、国内国外約 20 万人のアニメ漫画ファンは展覧を参観する予定である。

国際漫画家原作展などのシリーズ展覧

 時間:10月3日―10月6日

 場所:北京展覧館

 参会する漫画家の原作は会議期間で展覧され、同時に第四回中国漫画大会の優秀賞作品、 2004 年国際アニメ漫画創作大会の優秀賞作品などの千枚以上の作品もある。

◆ 世界コスプレコンテスト

 7 月から 9 月まで、北京、上海、成都、武漢、広州、大連などの都市で選抜を行い、10 月 3 日― 6 日に、北京展覧館で決勝をし、世界のコスプレカーニバル活動もある。

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観覧方法

北京地域に住む前もって入場券を予約したい観客は組織委員会指定の北京地域のチケット代理を通じて第六回世界漫画大会 2004 年アニメ漫画産業博覧会のチケットをゲットできる。他の地域の観客は直接大会組織委員会の提供したオンライン登録システムを通じて、組織委員会にチケット購入を申し込める、或いは会場で直接チケットを購入する。

観覧規定:

:: 年齢 ::

12 歳以下の (12 歳も含め ) の子供はただで入場できるただし親は一緒に入場することが必要である。 13 歳以上( 13 歳も含め)の青少年は学生証および他の有効証明書を提示しチケットを購入し入場する。すべての論壇内容は 18 歳以上( 18 歳も含め)の大人の申込しか受け入れない、身分証明書或いは関係有効証明書で申し込む。

:: チケット購入 ::

13 歳以上( 13 歳も含め)の青少年と大人は学生証か他の有効証明書でチケットを購入する。違法なチケット転売を防止するため、一人が 2 枚以上( 2 枚も含める)のチケットをを購入することはできないと規定されている。



中国語簡体字公式サイト:http://wccchina.xicn.net/
日本語公式サイト:http://wccchina.xicn.net/jp/index.html

成長するアニメ業界に多くの課題(チャイニーズドラゴン)

2004-08-30 | アニメ・漫画
中国中央テレビは、このほど発表した「国産アニメ産業報告」の中で、「外国との技術的な差は20年にすぎない」と将来の自国アニメ製作に向けて楽観的な見通しを明らかにした。しかしテレビ局から受け取る放送料が低く抑えられている上、人材が他業界に流出するなど、多くの課題も抱えている。


2004年4月20日、中国国家広播電視局は「わが国アニメ産業発展についての若干の意見」を出した。中国では、同じ中国国家広播電視局が00年3月に打ち出した「アニメ作品放送管理についての通知」によって、10分以上(地方局は30分以上)のアニメ作品は60%以上を国産作品で担わないといけない、という規定がある。


今回の「意見」は、さらに政府が中国のアニメ産業を後押しする内容であり、これによって、今後1~2年のうちにさらなるアニメブームがわき起こるという観測も出ている。


今年、北京広播学院アニメ学科には3専攻で85人の枠に1400人が殺到、追加募集にも740人が応募した。全国で100の高等教育機関がアニメ専攻を設置しており、合計7000人が学んでいる。 3年前にアニメ専攻を持っていた学校が5~6カ所しかなく、一番古い北京電影学院アニメ学科でさえ99年までは美術学科の専攻でしかなかったことから考えると大きな進歩だ。


しかし現状は明るいものではない。「中国国内の90%のアニメ会社が海外の会社の下請けとして働いているが、国内市場自体は縮小しつつある」と何志祥・杭州安利星電脳動画製作総経理は懸念を表明する。中国国内でのアニメ生産量は日本の1%といわれる。1人当たりのアニメ上映時間は日本では5~8分であるが、中国ではわずか0.0012秒でである。周辺の文具や玩具などに使われるキャラクターも外国系のものが席けんしており、「中国が被る損失は数十億元に上る」(中国中央テレビ6月4日)。


中国はかつて40年前に上海美術電影製作廠製作、万鳴監督の「大天宮」で国内外のアニメフェアなどで高い評価を受けたことがある。また「九色鹿」「小燕子」「牧童」など名作が続いたが、中国アニメ製作がいつの間にか国際的な流れから取り残されてしまったのは何が原因なのだろうか。


中国文化部文化産業司研究企画処の呉江波処長は「政治面でメッセージ性を盛り込まなければ、という要求が高すぎて娯楽性がおざなりになってしまった」と振り返る。海外の作品だと「ライオン・キング」にしてもあらゆる世代に受け入れられるものだったが、中国の場合、「児童向け作品というと、子供を喜ばせるだけの脚本も録音技術も幼稚なもので満足してしまった」(中国中央テレビ)。


流通面でも課題が残る。

テレビ局向けアニメ作品は製作費が1分あたり1万2000元(約15万6000円)から2万元(約26万円)、「宝蓮灯」のような大型作品で14万元(約182万円)だった。しかし放映時に手に入る放映料は最高でも1分あたり500元(約6500円)で、地方局だと極端な場合、8元(約104円)、10元(約130円)という場合もある。


本来ならばこのギャップをキャラクター製品などの収益でまかなう、というのが通常の姿。日本の「マジンガーZ」の場合、中国でのテレビ向けに無料で提供されたが、キャラクター商品や飲料など周辺商品がもたらした利益は50億元(約650億円)以上に上った。アニメ業界では平均で利益の70%がこうした周辺ビジネスでもたらされるともいわれているが、「中国ではこうした考え方はまだまだ一般的ではない」(朱辰・「科園月刊科幻総動員」編集長)。


人材も課題だ。アニメ専攻を希望する学生は増えているが、卒業しても一人前になるまでに2、3年かかる。「製作現場で活躍中の人はほとんどが専門学校卒や中途入社」(中国中央テレビ)ともいわれており、すぐに仕事に就けない学生が他業種に流出する事態も発生。吉林芸術学院アニメ学院の卒業生は9割が広告やゲーム、デザインなどに転業したという。


引用元:週間チャイニーズドラゴン 2004年06月25日 12時36分
引用元URL:http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/china/315662
この記事の著作権は週刊チャイニーズドラゴンにあります。

アニメ衛星チャンネル3局、今年後半に続々開局

2004-08-26 | アニメ・漫画
 国家広播電影電視総局の胡占凡副局長は25日、「中国国際アニメフォーラム」に出席し、衛星放送のアニメ専門チャンネル3局が、今年後半に続々と開局することを明らかにした。いずれも今年3月に開局許可を取得している。うち北京電視台(テレビ局)のアニメチャンネルは9月10日から、他の2局は9月末と年末から放送を開始する。

 北京電視台総編室の関若山副主任によると、同チャンネルは子どもも大人も共に楽しめる内容で、コンセプトは「健全・娯楽・ユーモア・機知・幻想」。視聴者層は10歳前後の子どもを中心に、下は3歳、上は38歳までを視野に入れており、主に国産の優れたアニメ作品を放送する。 (08/26)

(asahi.com 2004/8/26)
引用元URL: http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200408260286.html

「中華一番」中国でドラマ化、アイドル出演の時代劇

2004-08-16 | アニメ・漫画
中国でドラマ化されることが決定された。撮影は2004/8/16から10月くらいまで。
監督は「少林サッカー」などを手がけた李力持。各話60分の連続TVドラマ。監督は「原作のおおげさな表現も現代のCG技術を使って再現したい」と意欲満々。
尚、日本の俳優の押尾学も出演する。

日本語原題   :中華一番!
中国語題    :中華小當家
原 作     :小川悦司
日本でのアニメ化:1997/4/27~1998/8/13
         (フジテレビ系、日曜日夜7:30~8:00)
中国ドラマタイトル : 「清の末、民の始めの四川」
ドラマ放映   :2005年1月から中国や台湾、シンガポール等で放送される予定


参考:漫友網 新華社の記事
   http://www.comicfans.net/news.asp?id=82977506

   中華一番制作情報(日本アニメーション)
   http://www.nippon-animation.co.jp/na/chuka/
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(スポニチアネックス http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/08/02/05.html)
押尾学 中国ドラマに進出!

 LIVこと押尾学(26)が全国ツアーの最終公演を1日、東京・青海のZepp Tokyoで行い、中国ドラマに初出演することを発表した。押尾は「“日本人なめるんじゃねえよ”という気持ちで自分の持ってる力を全部出したい」と意欲満々。

 ドラマは97年フジテレビのアニメ「中華一番」を映像化。成都の有名な料理店をめぐる戦いに敗れた母親の敵を討つために奮闘する主人公を描くもので、押尾は7人のメーンキャストのうち酒とけんかが好きで、めん作りの腕は天下一品という役どころ。

 押尾といえば、今年のカンヌ国際映画祭の男優賞を獲得した柳楽優弥(14)が「尊敬している」と語ったことでも注目された。「おれも負けてられない。頑張ろうと刺激を与えてくれた」とキッパリ。ドラマの監督は映画「少林サッカー」のリー・リクチー氏で、押尾は9月に中国・上海に入る。