地球上の
すべての
存在は
”生物”
と
”無生物”
に
分類できます。
”生物”
とは、
生きる働き(命、心、精神、感覚)を
もった
物体(物質)です。
”無生物”
は、
固い、柔らかい、温かい、冷たい、などの
物性(性質)を
もった
物体(物質)
です。
究極的に言えば、
地球上には
生きる働き、
物体としての性質
という
抽象的な
現象と
物質という
具体的な
現象の
二種類しか
ありません。
それを、
人間が、
”ヒト”や”動物”、
”植物”や”鉱物”などと
概念化し
差別化している
だけなのです。
人間の目に
そのように
見えるだけです。
あるのは、
働きと性質、
そして、
物質
だけです。
しかも、
生きる働きも
物体の性質も
目には
見えません。
そして、
生物、無生物を
つくっている
物質も
素粒子なのだから
目に見えません。
結局
地球には
何も無い、
ということになり、
その地球さえも
素粒子で
できているのですから
無い。
宇宙の星も
無い。
ほんとうは
何も無い、
と言えるのです。