ハリー・ポッターとオペラ座の怪人

ハリー・ポッターを観ながらオペラ座の怪人を思い出すなんて・・(笑)
どんなシーンからもオペラ座を連想してしまう、ファンならではの悪い癖だ。

で、どこで思い出したのか・・？　まずはシャンデリアから・・。
スラグホーンの家を訪ねたダンブルドアとハリーは、ひどく荒らされた室内でソファに変身していた
スラグホーンを発見する。すべては彼の「演出」だったのだ。
「あと片づけを手伝おう。」ダンブルドアが杖を振るうと、すべての品々は魔法のように・・・
（って魔法だ！）何事もなかったかのように元の場所に収まっていく。
そのときに床からシャンデリアが天井めがけて飛んでいくのを見て「あ・オペラ座！」と
思ってしまった。こわれたシャンデリアは小さかったけれど天井に見事収まった。

それからドラコとハリーの決闘（？）シーン。ここはもちろんラウルとファントムの決闘シーンを
思い出させる。金髪と黒髪。なんとなく動きがオペラ座の決闘シーンにちょっと似ている気がして・・。

それからスネイプがダンブルドアを倒して引き上げていくデスイーターたち。
ドラコを真中に歩いていく彼らの姿が、ラウルを先頭にファントムへの罠ともなるドンファンについて
作戦を話しながら歩いていく場面を思い出す。

あとは小舟とか、スネイプのマントとか、それからハーマイオニーが小鳥を出す呪文の練習を
している場面が、クリスのお祈り部屋に似ているとか（かなり妄想！）・・。

ファンタジー映画にはよくあることだけど、他の映画に似ている設定やキャラクターは多い。
ダンブルドアは指輪のガンダルフにも似ているし、外見をのぞけばヨーダにも似ている。
今回も指輪のゴラムに似ている生き物がたくさん出てきたし、ナルニアやスター・ウォーズや、
いろいろなファンタジーの物語はどこか共通しているのね。
「予言」とか「選ばれし者」というのも定番だね。

さてハリポタをみてオペラ座を思い出してしまったので、久々に観たい気がしてきた。
でもさすがにもうリバイバル上映をやることはあまりない。
オペラ座は夏よりも秋とか冬に観た方が似合う映画だ。
これからの季節にはぴったりなので、またどこかで上映してくれないかな・・？