Del Amanecer

スペインとフラメンコ、ビセンテ・アミーゴと映画とフィギュアスケートについて

豊洲でリベンジ?! ~「ハリー・ポッターと謎のプリンス」5回目

2009-09-02 23:44:12 | Harry Potter
最近豊洲に行ってないなぁ~と思い、本日レディスデーなので何か映画を観ようと思い立つ。
そう、水曜日はいつもスペイン語のレッスンでレディスデーの恩恵にあずかれないからスペイン語がお休みの9月はチャンスなのだ。それなのに観たい映画がぜんぜん見当たらない。それでは・・と、もう終わりにしたはずのハリー・ポッターを観にいくことにした。前回のDLPでラストにしようと思ったのに、ウッカリ映画の前に友人と飲んだスパークリングワインのおかげで(?)寝てしまって・・何となく不完全燃焼だったからだ。
でも今日は大丈夫。食事中はジンジャーエールしか飲まなかったし(笑)熱いカフェと冷たいアイスクリームをコンセッションで買って中へ。
私にしては珍しく友達と一緒にハリーを観ていたから、ひとりは久しぶり。
スクリーンが小さいから(12番)2列目にしてゆったり座れた。

もうあら捜しはやめて映像に没頭しよう・・と思うのに、やっぱり地下鉄カフェのお姉さんにうつつをぬかすハリーは気に入らない!(笑)
原作のハリーは、ダーズリーの家にダンブルドアが迎えに来るまで「食事も摂らずにほとんどベッドに横たわりきりで、霧深い窓をみつめていたことを。そして吸魂鬼がそばにいるときのように、冷たく虚しい気持ちに沈んでいたことをも。」ダンブルドアが理解してくれているのだと。「信じられないんです」ハリーはやっと低い声で言った。「あの人がもう僕に手紙をくれないなんて」突然目頭が熱くなり、ハリーは瞬きした。・・・ハリーはシリウスを失ってこんなに喪失感に苦しんでいたのに、映画のハリーにはちょっと軽い印象をうけてしまう。

ハリー役のダニエルが思ったより背が伸びなかったから、映画のイメージとちょっとちがってしまっているのは残念だけど、こればっかりはしかたない。
原作のハリーは夏の間に30センチも(それは大げさだね!)背が伸びたと書かれている。で、他の子達は~ロンもドラコもディーンもネビルも~みんな背が伸びたけれど、ハリーだけがいつまでも少年のようにみえてしまう。
だからジニーと向かい合っても同じくらいの大きさなんだよね。
今回はドラコの方が大人っぽくみえたね。シリアスな役柄だったしね。
トム・フェルトン君も演じ甲斐があったことだろう。

ルーナは原作とちがって妖精のようでとっても可愛い。
それはそれでよいけれど、こんなに可愛くちゃルーナの変人振りがすべて許せてしまっていけない(笑)!
それから出番は少ないながらも、今回しっかり印象に残ったのがトム・リドルを演じた二人の少年だ。どちらもインパクトのある個性的な美少年で、トム・リドルのもつ危険で特別な雰囲気がよく出ていたね。あの目つきがなんともいえない。ゾクッとするような不敵な笑みも原作のトム・リドルの雰囲気がよく出ていた。
でも秘密の日記の時のトム・リドルとはちょっとちがうような気もするけれど。
とにかくとても印象的だったね。

監督が替わるとこんなにも雰囲気が変わってしまうものなのか・・。
ハリー・ポッターのシリーズは1と2、3、4、5と6で監督が替わっている。
4までの華やかな雰囲気はどこにもなく、エンターティナーな感じが薄れてしまった。それはそれでいいかもしれないけれど・・。う~ん。
なかなか原作の雰囲気をだそうとしているのは感じるけれどね。

さて6回目を観るかどうかは不明・・。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

鑑賞日: 2009年9月2日(水)18:45~21:29
映画館: ユナイテッド・シネマ豊洲 Screen12 B-07


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。