Del Amanecer

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「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in London 」~2回目!

2011-12-18 00:42:44 | オペラ座の怪人
映画版のファンの私にとっては、興味津々で観にいった「オペラ座の怪人」舞台版(の映画版!笑)。
1回観ればいいかなと思っていたのに、ふらふらと(?)2回目を観に出かけてしまった。
う~ん、本編もさることながら、あのカーテンコールの豪華さに惹かれたのかもね。
5人のファントムとサラ・ブライトマン。凄すぎる。

2回目なのでさらにじっくりと舞台版を鑑賞。
舞台版にはもちろんオリジナルの迫力があるし、まずは舞台ありきのこの作品、映画と比べることもないのだけど、ファントムの生い立ち(まではいかないかな)というか子供の頃の様子が描かれている映画版の方が、ファントムの過酷な運命や切ない心情がより浮き彫りにされていると思う。お猿のオルゴールの意味とかもね。

そしてあの老ラウル。オークションで競り落としたオルゴールをクリスティーヌのお墓に置くラウルが切なくて。
そしてミニー・ドライヴァーの歌う歌も私はとても好きなのね。
映画はスクリーンの中で緻密に完結している。舞台とは違った魅力がある。

もちろん舞台には映画にはかなわない生の迫力がある。
クリスティーヌやファントム役の役者たちの演技には引き込まれる。
シーン毎のつなぎや舞台装置の転換など、大昔劇団四季のファンで高校時代演劇部に在籍し、拙いながらミュージカルをみんなで作り上げたこともあるので(もちろん足元にも及ばないけれど)そういう演技以外のところも注目してみると面白かった。

そしてお待ちかねカーテンコール。
マイケル・クロフォードにサラ・ブライトマン。そして5人の歴代ファントム。
今回の方が前回よりも観客が多く何となく映画館を漂う熱気がより感じられた。
どのファントムがいいかな~(笑)などと品定め(失礼!)をするも、どのファントムもそれぞれに魅力的で甲乙などつけられない。
今回のファントム、ラミン・カリムルーはちょっと小柄で目が印象的で素敵。
背の高いスキンヘッドのファントムも好みかな・・。

上映はまたまた延長されて1月6日まで。
品川プリンスシアターゼロはこの映画にはぴったりな映画館だ。
スクリーンも大きいし、客席の配列が「劇場」っぽくていいんだよね。
もう終わってしまったけれど、六本木ヒルズのプレミア3000円に比べたらこちらは2000円だからリピーターにはうれしいかもね。

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「オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン 」※2回目
2011年: イギリス
鑑賞日: 2011年12月14日(水)13:40~(175分)
映画館: 品川プリンスシネマ シアターZERO I-19


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