ステファン、新潟へ ～ファンタジー・オン・アイス2010 レビュー・２

今回は日本の選手は女子が圧倒的で男子は羽生君だけ。
荒川静香と八木沼純子のプロふたりも女性だし・・・。
逆にゲストスケーターはシングルはボナリーをのぞいては男子ばかり。（アクロバットも男子だね！）
あとはアイスダンスペアのペシャラ＆ブルザの2人とエアリアルの2人。
そして荒川静香をのぞく日本人スケーターたちは１プロで、逆にゲストスケーターはほとんどが２プロ滑ってくれた。

すでに1週間たってしまったので順番はもう記憶の彼方（＾＾；）

最初は日本の新星たち。今井遥ちゃんと村上佳菜子ちゃん。
佳菜子ちゃんはタンバリンを持って大人っぽいプログラム。
大人っぽいとなるとどうしても赤と黒とかタンゴとかカルメンとかになる。
大人っぽい雰囲気もあわせ持つ佳菜子ちゃんだからいいムードで滑っていたけれど、折角若いんだから等身大でもいいんじゃないかなぁと思うこともある。
今しか滑れないプログラムっていうのもいいのかなぁと。

最初の方に登場したトマシュ・ベルネル。
彼もエンターティナーで会場を沸かせてくれるのだけど、このところどうもキレがいまひとつというか本来の力が出し切れていない気がして残念だ。

村主章枝もエンターティナー。最後のご挨拶の時にもおどけて見せて観客の心をつかむ。
鈴木明子は初めて生で観たかも。生き生きとした持ち味が出ていてよかったね。

ボナリーは観るたびに新しいプログラムで、２プロの時も雰囲気を変えてくるので楽しませてくれる。見事な女子では珍しいバックフリップもしっかり見せてくれた。

ジョニーの師匠・ペトレンコは金沢の時と同じプログラム。
ゆるぎなく、観客を引き込む演技はプロそのもの。
そして弟子のジョニー・ウィアーはゴスペラーズの歌で、珍しく無地の黒っぽいシャツというシンプルな衣装でしっとりと魅せてくれた。
ジョニーももちろん人気者だ。ジョニーの出演が決まってから、チケットはかなり売れただろうね。

アクロバットの2人も金沢の時と同じプログラム。ホント凄いのに可笑しくて楽しい。
思わず肩に力がはいっちゃうけれど、彼らの演技はホント見ごたえがある。
アイスダンスのペシャラ＆ブルザ。
2年前？（3年前かな？）新横浜で見たタンゴは素敵だった。
今回はカジュアルな感じの明るく楽しいプログラム。

そして前半最後から二番目はステファンと静香ちゃん。
そして最後はプルシェンコ。
会場はますます盛り上がっていく。

～～続く～～