この時期の晴れた日は、湿度も低く衣類のお手入れや収納の整理をするに最適な季節ですね。
収納の基本は「使いたいときに簡単に取り出せること」です。
洋服・身の回り品などは、収納スペースがいくらあっても足りない、という声はよく聞かれます。
ただ単にスペースを用意するのではなく、それぞれの物の形にあった形態で効率良く納める工夫が大事なのです。まずはクローゼットの中から、衣類を取り出し汚れやシミのチェックをします。汚れやシミがあるものは、お手入れを・・・特に問題のない衣類は収納に移ります。
衣類の収納は「丸める・タタム・吊るす」の3つの方法があります。下着、靴下、スカーフなどは丸めて引出しの中に入れると場所を取りません。またタオル、布団などのある程度シワになってもかまわない物が丸める収納法に適していますよ。
ブラウス、シャツ、セーターなどの衣類は、タタムことで収納スペースが小さくなります。
背広やジャケット、ズボン、スカート、コートなどは、タタムよりもハンガーに掛けて吊るす方が良いでしょう。それはタタムことによって形がくずれたり、シワができたりするからです。また選びやすさの点からネクタイやベルトも吊るした方がいいでしょう。
季節ごとの衣類の分類、特別な用途で着る衣類の収納なども、考えなければならない収納の大切なテーマです。年に何回かしか着ない衣類、特に冠婚葬祭用の式服やドレスなどは、ひとまとめにしてにして仕舞うと良いです。そしてよく着る衣類は、それぞれ取出しやすいスペースに収納します。
最後に、衣類の収納場所はどこでもよいわけではありませんよ。湿気の多い場所は虫が食ったり、カビも生えやすいので、避けた方がよいのですね。しかし気密性のあるマンションなどはそうも言っていられないって方・・・
最近では収納ケースもプラスチック製をはじめいろいろな種類が出回っています・・・しかし、プラスチック製のものは、通気性が悪くマンションなどでの収納には向きません。
そこで古来から優れた収納法を見直してはいかがでしょうか。桐の箱や茶箱は、箱そのものが湿気を呼吸するので通気性がよいのです。さらに通気性をよくするのなら、衣装ケースの下にスノコを敷くのもお勧めです。最近では、桐の箱やスノコは、ホームセンターに多くおいてあります。
収納は、家の構造や環境に合わせた収納家具などを選ぶことですね。
絶対に避けたいのはぎゅう詰めにしてしまうことです、ケースの中が湿気のたまって虫食い、カビなどの原因になります。そのためにも計画性のある収納が必要なのです。
そして、大切な衣類はきちんと「クリーニング」しときましょうね!
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