昭和45年入学組通信

日本大学芸術学部演劇学科同期生の近況情報

肝っ玉おっ母 劇中歌

2006-09-25 23:49:58 | 編集長独り言
「肝っ玉おっ母とその子供たち」の劇中歌CDが完成。

その昔、総研(今は総実というらしいが)ではなぜか音響・効果は演出コースの学生が担当していたが、麻美子女史もその一人。

実はその麻美子、今や東京演劇集団風の有力アトリエ会員の一人なのだが、その芸術監督浅野佳成君の了解を得て、「肝っ玉おっ母とその子供たち」の劇中歌のCDを作ってしまった。

録音は3月の稽古場に入り浸っての作業だったようで、本番ではないのでダメ出しの声がいいところで入ったり、スタッフが移動する音やモノが落ちる音などを拾ったりと色々苦労もあったようだ。しかし元来楽天的なのか「そっか、アタシは音響効果で音を出す方で、音を拾う方の専門じゃないもんね、苦労する訳だね」とか言いながらも何とか編集し完成させたのだった。

実際、マスター盤が出来上がったあとは達成感からか、あとの仕事は私の方に丸投げだあな。風から写真を借用しCDのジャケット等のデザインを起こしダビングをし、こつこつと家内制手工業でCD作りをしている私なのだ。(こういう仕事、嫌いじゃないから、ま、いっか)

このCD、基本的には風のアトリエ会員のための私家版という類のものだが、もし聴いてみたい、欲しい、という方は風の木村奈津子さんに電話でお願いしてください。電話は03-3363-3261です。1枚500円でおわけしています。

実は、風ではこの「肝っ玉」を11月から学校公演としての全国巡回をスタートさせます。この長いお芝居をどう短縮して舞台に載せるのか、もちろん辻由美子さんが肝っ玉を演じるこの公演、付いていって学校で観てみたい、って思いませんか?
情報は風のHP、またはブログをご覧ください。


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2 コメント

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そうなんです (麻美子)
2006-10-02 22:21:41
30年振りの芝居の稽古。死ぬかと思うくらい背中が痛くなりました。

何回か稽古に通えば昔の勘も戻るだろうとタカを括っていたのですが、「あれ?私芝居の録音ってしたことなかた!」と気付いたのは稽古参加2日目でした。

「まずったなあ、CD作ろうなんて言わなきゃ良かった。今更止めますとも言えないし、こうなったら私が聞きたいように作っちゃえ」

これぞ、公私混同の権化。

マイクや機材のセッティングは劇団の音響マン、渡辺君がぜ~んぶやってくれました。ありがとう。

ということで、劇団の方々には本当にご協力いただいてボーナストラックまで録らせてもらいました。

でも、本当に苦労したのは編集ですね。余計な音のないところを選ぶのに何ヶ月かかったことか。

編集といっても我が家にはMDコンポしかないので、大学時代、音響のイロハを教えてくださった鈴木茂先輩に泣きつき、ご自宅まで出かけて機材を使わせて頂きました。

ありとあらゆる機材が揃っていてそれを自由に使わせてくださり、感謝しています。しかも夕飯まで作ってもらっちゃいました。へへへ

鈴木先輩に教えていただいたスタジオ「響屋」でCDに落としてもらうことにしたのですが、そこのエンジニアの方が6時間くらい付き合ってくださり、細かい部分を綺麗に揃えてくださいました。今はコンピューターでなんとでもなるんですねえ。浦島太郎状態でしたね。

CDを作ることだけでその先を考えていなかったのは事実。

安藤君なくしてこのCDは陽の目を見なかったわけで…。

感謝、感謝。

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力作です! (木村奈津子)
2006-10-03 20:18:14


まさに麻美子さんと安藤さんの力作CDです!

皆さま、ぜひご拝聴くださいませ。

こちらこそ感謝、感謝。

ムコセさんはじめ若瀬さんも中川晶ちゃんも、ホントにパワフルにKAZEを応援してくださっています。

ありがとうございます。

……しかし、これは浅野の魅力によるものか???

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