今日はおっちゃんの登場です、、あのスィートパンプキンを作ったおっちゃんです
年末に今年5月21日に、金環日食があるのを知り、さらに最近ではマスコミにも取り上げられ、天文ファンだった血が20年ぶりに騒ぎ始めた
ここ栃木では前回の皆既日食は雲で全く見えなかった、だから、お金をかけると無駄になる可能性があるので、なるべく安価を目指そう
まずは、目を傷めないように、フィルター探し::市販のものは高価だ::溶接作業用のメガネには真っ黒いフィルターがついているのを思い出し、溶接部品を扱っている店に行ったらあったのだ
「ルミナスプレート」というものがあり、太陽を覗くと、ぴったりだった、#13などは暗すぎるくらいだった、#11ではまぶしく、#12がちょうど良い感じなので、この3種を購入::なんと大きいコインでおつりが来た::安い、まずは目標クリア
袋の裏を見てびっくり::「JISで企画する「遮光保護具」としての機能を有するものではありません、と、でも、溶接作業用と記してある::長時間見るわけではなく、特に日食中は太陽光は暗くなるから、大丈夫だろう
長方形で扱いにくいのでまずは半分に::ダイヤモンドコーティングのヤスリで水をかけながらこすると、意外と簡単に傷が付き、キレイに割れた
以下の作品は全て試作品なので、見た目は気にしないでください
使わなくなったレンズフードに切れ込みを入れた塩ビパイプをアダプタを介して接続、明るさに応じてフィルター交換ができるようにした::これを現在のレンズに装着できるように加工して、これでとりあえずの望遠撮影は可能だ
5cmのガイド望遠鏡にこれをつっこむとピッタリ::目視と写真、両方に使えるではないか::この条件では#13が適していた
望遠鏡は口径20cmのシュミカセ::どうしよう::まずは補正版に蓋をして、一部に穴を開けて、フィルターをつけてみた::結果::小さい穴では分解能が悪く、穴を大きくしたら回折を起こしてピンボケになった
チャレンジで直焦点部分にフィルターを入れてみた::なんと予想以上に減光がすごい::フィルターを丸く削り取り、直角プリズムの接眼レンズ部分に入るようにした
カメラで覗くし、長時間ではないし、日食中は暗くなるから、直焦点でも大丈夫だろう
ちょとまてよ::焦点距離1260mmと言うことは、焦点面での太陽は12.6mmになる::一眼レフといっても手持ちのカメラの撮像部は22.3×14.9mm::ほとんど余裕がないではないか
テストしてみた:フルサイズの太陽は怖いので、マスクを付けることにした
写真のようにモニター一杯の太陽が写っている
フィルターはどうしたわけか一番明るい#11が適している
これで、ISO400~1600で1/1000以上の高速シャッタースピードになっている
測光値よりも1,2段明るく補正したほうが、よりきれいに写る
今の方法では裏画像になるから、プリズムを介さない、本当の直焦点にしてみるか?、覗きにくい分は、PC撮影にするとシャッターブレもないから良いのかも
でも、赤道儀モーター動かない、どうしよう
250mm望遠ではこんな感じ