庭でピンクの小さい花を咲かせているのに、いつも見つければ引っこ抜いてしまうゲンノショウコ。普段あまり足を運ばないところにその株をみつけた。引っこ抜いてやろうと思って、手を伸ばすと変な形の種がついている。
右が成熟途中、左が種を飛ばした後。中央の芯の下部にあるのが種。
①芯の回りに種を一個ずつ載せるように料理用おたまがグルリと並んでいる状態で成熟(右)おたまの柄はつながっている状態。
②成熟すると(左)おたまの柄に切れ目が入り、上にめくれる時に種を飛ばす。クルリとなったおたまの先は外に向かって穴が開いていて、握った種を手の甲を上にして投げ飛ばす状況だと思われる。一番左の芯が2本に見えるのは、中心の芯とおたまの柄の間に裂け目が入り、もうじき飛ばす状態。
カタバミの種は小さくて数が多く、誤って顔に向かって破裂すると結構痛い、ゲンノショウコは数が少なく方向も少ないからまず当たることはなさそうだけど、2~3mmの大きさだから、こちらも結構、かなり痛いかも。