2016.7.24.香港チームの短期宣教師たちの日
聖書 マルコ10:45
題 仕えられるためではなく、仕えるために。
暗唱聖句 マルコ10:45
「 人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。」
はじめに
今年も、香港から短期宣教師たちのチームが来てくださいました。6人です。土曜日は子供たちのデイキャンプをしました。午前中は英語の勉強をして、午後からプールで水遊びをしました。ミニプールですが、結構大きくて、子供たちはキャーキャー大騒ぎをしていました。
今日は香港チームのメンバーが証をしてくださいます。中国語から英語へ、英語から日本語へ、日本語から手話に通訳されます。英語の人はそのまま日本語へ通訳されます。
証1.アンディさん(カナダから参加の男性、18歳)
多くの人は親に愛されていると思います。私は親に話せないことがありました。自分の内に秘めておきたいことがありました。しかし、ゆっくり、両親に話すようになりました。自分にとって重要なことを両親に話すと、その後で、物事が悪くなっていきました。そして、両親との関係が悪くなりました。両親との関係が悪くなると、部屋に閉じこもっていました。いわゆる、引きこもりです。
教会に行くようになりました。教会を通して良い関係を持つようになりました。コミニケーションが重要であることが分かりました。他の人とコミニケーションすることが大切だと気がつきました。神様は両親と話す機会を与えてくださいました。話すことを通して、仲の良い家族に変えられました。今では両親は友達以上のものです。
証2.ニハルさん(インドから参加の男性)
私はクリスチャンの家庭に生まれましたが、13歳まではクリスチャンではありませんでした。神様を信じてはいなかったのです。イエスさまの話は作り話だと思っていました。12歳の時、大学に入るためのセンター試験を受けました。その頃は暗い生活をしていました。多くの悪いことをしていました。自分の好き勝手な生活をしていました。
ある兄弟がイエスさまの事を話してくれました。私は私の知っている限りのイエスさまの事をたくさん、その友人に話しました。すると、その友人は「あなたはイエスさまの事を知っているふりをしているだけだ。本当は知らない。」と言いました。私は怒りました。その友人は「イエスさまが私のために死んでくださったので、生きることができる。」と言いました。
その夜、私は眠ることができませんでした。とうとう、イエスさまに従う決心をしました。その夜から、私は自分を神様に捧げました。私は変わりました。家族を愛するようになりました。私がここにいるのはイエスさまのためです。私はイエスさまのためだけに生きています。イエスさまはあなたと私たちを愛しています。
証3.スミスさん(ホンコンから来た男性)
2004年11月、身体の検査をしました。その結果、鼻の奥にガンがあることがわかりました。そのガンが見つかった時、もう人生の望みはないと思いました。その時、大学を卒業して3年しかたっていませんでした。どうしてこんなことになったのか、何か悪いことをしたのか、罰を受けたのか、いろいろ考えました。私の両親が病気のことを聞いた時、心を痛めました。これからの人生にどのくらい影響があるのか、心配しました。家の中にガンにかかった人が4人います。家族がまたガンになるのではないかと心配しました。病気の治療中に、従兄弟が教会に導いてくれました。日曜日の礼拝で、イエスさまが十字架で私の罪のために死なれた事がわかりました。平安が与えられました。数回、教会に通った後、私はクリスチャンになりました。
治療中の私が一番気になることは注射でした。いつも別々の看護師が来て、注射をします。忙しい日は雑に扱われて、注射が痛いのです。心配して祈りました。「どうか、熟練した看護師が来て、上手に注射してくれますように。」ある日、ある看護師がやってきました。その人は注射が上手ではありません。私はすぐ、神さまにお祈りしました。「どうか、注射の上手な看護師が来るように。」と。すると、その看護師は別な用事で忙しくなり、どこかに行ってしまいました。別の注射の上手な看護師が来ました。あんまり痛くありませんでした。神様がお祈りを聞いてくださったことがわかりました。治療を受けた時、一人ではない、神が共におられる事がわかりました。
現在、ガンはありません。主の奇跡です。
証4.キャロルさん(ホンコン、女性)
私の経験をお証できて、感謝いたします。私は若い日にイエス様を信じました。2001年12月から2014年3月まで、私は手術を受けました。最初の診断はガンでした。2度目は腫瘍があると言われました。その腫瘍は首のところにあります。イエスさまが共にいてくださいました。2回の手術の間、平安がありました。イエスさまが導いてくださっていることを感謝しました。私には計画がありました。注意深く、内科の医者を選びました。何をすべきか、気をつけて選びました。2つの手術後、全部、よくなりました。いろんな人生の計画がありましたが、それらを全部、主にゆだねました。
私は20カ月の抗がん剤治療を受けました。髪が無くなりました。私の身体はとても弱りました。自分の感情をコントロールすることができなくなりました。家族でさえ、理解してくれませんでした。この20カ月の間、イエスさまだけがわかってくださいました。イエスさまは多くの天使たちを送ってくださいました。また、日本の兄弟姉妹たちも、涙を流して祈ってくれました。
イエスさまがこの世に来てくださった事を感謝しました。イエスさまが血を流して、私の罪を赦してくださいました。私の兄弟を救いに導いてくださいました。人生の困難な時も守ってくださいました。主イエスに在って、命があると言われました。なぜなら、イエスさまは道であり、真理であり、命だからです。神の命をいただきました。クリスチャンになってから、とても幸せになりました。多くの困難を乗り越えなければなりませんでした。その中でも、イエスさまは喜ぶ心を与えてくださいました。
(ヨハネ14:27)「 わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。」
証5.コーラさん(ホンコン、女性)
私はこの教会に2回(去年と今年)も来ることができて、とても幸せです。
私は小学生の時、イエス様を信じました。私はとても若かったので、あまり、イエスさまの事を知りませんでした。しかし、問題が起きた時はいつもイエスさまにお祈りしました。
子供時代は幸せではありませんでした。私は愛されなかったので、悪い子になりました。私は両親と姉妹を好きではありませんでした。両親は私を支配するだけで、愛していませんでした。父は家では怒ってばかりいました。中学校に入るまでは、悪い友人と会っていました。私はタバコを吸い、反抗的でした。私は時には他の人をやっつけたり、時には他の人が私をやっつけたりしました。また、自分が不幸だと思う時は、自分で自分を傷つけました。
ある日、学校でタバコを吸っているのを、先生に見つかってしまいました。これが人生の折り返し地点でした。先生は私の母を呼んで、煙草の話をすると言いました。私は神様に祈りました。「どうか、お母さんが電話を取らないように。」しかし、母は電話を取りました。何が起こったのかを母に言わなければなりませんでした。母はそんなにひどく私を責めませんでした。そして、母は優しく言いました。「家に帰って、何かを食べなさい。何か、先生のまちがいかもしれない。」と言いました。私の心はふれられました。母は私のことを知らないのだと思いました。母はいつも私の見方でした。父は何も言いませんでした。父は「タバコは吸わないように。健康によくないから。」と言っただけでした。私は悪い子でしたが、両親が私を受け入れるように、神がそうしてくださいました。
それから、変わりました。どのように他の人を愛するかを学び、愛するものになりました。今は教会に通っているし、神様を愛しています。先月、聖霊のバプテスマを受けました。信仰の次のステップに移っています。聖書学校に入学します。日本への宣教師になる決心をしました。
証6.ニックさん(ホンコン、女性)
私は英語の勉強をして、英語の教師です。8年間、学校で英語を教えました。しかし、今は学校の教師を止めて、聖書学校の1年生です。2つの短い証をします。
中学校の時、教会に通いました。教会は、学校の中にあって、5分間の勉強時間でした。両親は忙しいので、かまってくれませんでした。学校へ行くと言って、教会に行きました。父は教会に行って欲しくないと言いましたが、教会に行きました。私は父のために祈りました。「イエス様、私は本当に教会に行きたいです。父が許してくれますように。」6カ月後、「あなたはどこへ行くのか。」と尋ねました。父は怒って「教会に行くな」と言うかと思いましたが、そうではありませんでした。父はクリスチャンではありませんが、「教会の人は良い人たちだ」と思っています。
2つ目は神学校の生徒になったことです。英語の教師の仕事を止めました。私の人生と自分自身を捧げました。日本の宣教師になりたいと思っています。
神様は実がなるお米を、日本のために作ってくださいました。今の時期はまだ実はなっていません。実は熟していないのです。実と葉はまだ青く、どれが実で、どれが葉であるか、わかりません。日本の教会はまだ熟していませんが、そのうちに収穫する時が来ると思います。日本の教会は祝福されて、リバイバルされると思います。今回の日本の宣教旅行は4回目の日本宣教旅行です。2003年は仙台、2008年は和歌山、2013年は山口、2016年は徳島です。
神は香港で多くの人を救いに導き、多くのクリスチャンを起こしてくれています。多くの人々は日本のために祈っています。希望を捨てないでください。「何かが起こるまで祈り続けなさい。」と言われています。祈り続けましょう。日本の教会の歓待を感謝しています。愛されている事を感じています。
マルコ10:45
「 人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。」