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☆マダムの好きなことやってます生活☆

チップをもらう・・・。

2006年05月13日 00時49分21秒 | スペシャリスト
私が初めてお客様にチップをもらったのは、
独立前の大手サロンにいたときでした。
人生初のチップです
今でもその方のお名前とお顔は覚えています。
私がいたサロンはいわゆる日本のエステティックサロンで、
スパではありませんでした。
当時、スパという感覚は日本人にはあまり馴染みがなかったような気がします。
岩手だからかな?
お客様も近所の奥さんからOL、役所職員さんなど・・・
セレブという言葉すらなかった時代です。
私がチップを貰うのも初めてならば、
そのサロンのスタッフはチップを貰っているスタッフを見たのも初めてという感じ。
初めて貰った3000円のチップに戸惑い上司に
「どうしたらいいんでしょうか?いただいていいんでしょうか?」
と伺ったところ・・・
「貰ったら売り上げ合わなくなるんじゃない?」
との答えが返ってきた。
そこで・・・それは大変と焦って
当時サロンで販売していた100円のジュースを30個
チップをくれたお客様に袋いっぱいに持たせた記憶があります。

今になって考えたら、私が頂いたチップだから、
「なにもわざわざ売り上げにしなくてもよかったのでは?
と思います。
頂いた3000円を記念に取っておけばよかったな~とちょっと後悔

だから、今、私のサロンではスタッフがお客様からチップを頂戴した場合、
チップはそのままそのスタッフが貰っていいということにしています。
単純だけど、感謝の気持ちが素直に湧きます。
そしてスタッフの自信につながります。
金額じゃないんです。
500円でも100円でも・・・
たとえばそれが言葉でも・・・
スタッフはお客様からのアリガトウをいただき、
頂いたスタッフはお客様に対して「アリガトウという気持ち」をくれたことに感謝する。
感謝の気持ちは人の心を豊かにそして幸せにする・・・。

最近、三浦がお客様から大変よくしていただいております。
平凡な表現しか出来ないのが悔しいのですが、経営者として、上司として、
スゴク!!すっごく!!うれしくてありがたいです
彼女はまだまだ甘えん坊ですが、
彼女ができる最大の力でいつも前進しようとがんばっている姿を見てきました。
本当は私がメチャクチャ褒めてあげたいところですが、
これがなかなか褒めません
「見てください!チップこんなに貰っちゃいました
と私に報告する三浦の笑顔は今までの努力がすべて報われたようで、
キラキラしていました。
三浦もお客様の気持ちに感激していました。

気持ちは伝わるものです・・・。
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