夏休みがやっと終わりました。
最後の最後にやっと読書感想文を書き終えたりく・・・。
いやぁ~原稿用紙4枚半を書かせるのは容易なことではありませんでしたよぉ~
途中、途中でモチベーションが下がるので、
それを上げて、あげて・・・時には叱って・・・母はがんばりました!
だって、絵を書いても工作作ってもいいのだったのに、陸が感想文を書くって決めたのだし、
しかも、読む本だって陸がえらんだのだし・・・
最初っから厳しいなぁ~とは思ってたんだよね
陸が読んだ本は「希望の木」という陸前高田の奇跡の一本松のお話です。
いのちや生きるということを考えさせられる本ですが、陸にはちょっと難しいのではないかなぁ~と思ったのです。
でもまぁ~陸がどんな感想を抱くのかもある意味母は興味深く・・・
きっと個性的な感想文なのかなぁ~と楽しみでもありました。
案の定、作者がおそらく狙っていることとはまるで逆だろうという文で感想文は終わりました。
出来上がったのを読んでみると・・・
まぁ~個性的!うける!
でも、仕方がないよね!これが陸が思ったことだし、これが陸の感想なんだもんね!
なおさせないで、そのまま提出しました。
2枚くらい書いて「ね~まだぁ~まだ書くのぉ~りくちゃんもうやめたくなってきた」
母「じゃ~ちょっとあめでも口に入れて休憩したら・・・」
3枚目「あぁ~指が痛くて・・・書けない・・・」
母「何そんなこと言ってんの!弱虫だなぁ~!お前の指が痛いのなんか津波で流された人の苦しみに比べたらなんてことないことだよ!」
4枚目「もう、がんばれない・・・」えんぴつを置く
母「これから生きていくにはもっとがんばらないといけないことがたくさんあるんだよ!!エアコンの利いた部屋で立派な机に座って、新しい鉛筆もって何を言ってるかっ!外国には勉強したくても鉛筆もノートもない子供たちが・・・・・」
とつづき・・・・
なんだかんだと話して聞かせている間に、ストリートチルドレンの話になり、生きるために臓器売買をしている人もいるって話になり・・・
えっ!?カラダの一部を売るってこと!?売れるの!?
どこ売るの!?痛くないの!?
なくなっても生きていけるの!?
そうだよね・・・小学校一年生に少し刺激の強い話しちゃったね・・・
と、矢継ぎ早に質問してくる長男を見て母、反省・・・
「お母さん、目はいくらで売れるの!?」との質問に・・・
「う~ん、お母さんもよくわかんないけど、その国によって値段は違うのかもね・・・」なんて答えたら
「ふう~ん・・・。陸ちゃんは売らない。」
とまた感想文再開。
そして、「あ!わかった!!」とキラキラした顔で
「おかあさん!りくちゃんわがった!!おめめは二億四千万だよ」
母「・・・って、それ、ひろみ ごー。郷ひろみの♪おっくせんまん、おっくせんまん~う~う~ぅうぅうう~おっくせんまん・・・♪だべ?」
りく「うん!そう!」
母「ちがうがらっ!あれは瞳の値段でないがら!」
りく「じゃ~なに?」
母「まず、いいがら!話すとながいがら・・・(長いのが?)感想文やってしまいなさい!」
と、こんな感じで感想文はできました。
陸の一番さいごの締めくくりは
「でもいのちはぜったいにだれにもあげません。」
で終わっています。
わたしが世の中にはがんばって生きている人がたくさんいるんだ!ってことを話したせいで、読書感想文がいつしかわたしの話の感想になってしまったらしく・・・
要するに、「おれは絶対臓器売買には手を染めないぞっ!」ってことを言って感想文が終わっています。
26日から小学校で夏休みの作品展示会がはじまります。
陸の感想文もあるのかな?
よろしければ全貌をご覧ください。あれでも力作です。
人気blogランキングへ
an Asian HIROMI